舞台は現代アメリカ・ブルックリン。元締めのロドニー（デルロイ・リンド）の下で働く麻薬売人の黒人青年ストライク（メキー・ファイファー）は、ある日ロドニーからブツを着服している仲間の売人の始末を依頼される。やがてそいつの射殺死体が発見され…捜査に乗り出した殺人課の刑事ロッコ（ハーベイ・カイテル）とラリー（ジョン・タトゥーロ）の元へストライクの兄で堅気の勤め人ビクター（イザイア・ワシントン）が自首してくるのだが…。マーティン・スコセッシを製作に迎え、スパイク・リー監督が「clocker（麻薬売人を意味する俗語）」達の姿を描いたクライム・ドラマ。（本篇129分）