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[あらすじ] 砂の女(1964/日)

休暇を利用して昆虫採集にやってきた男(岡田英二)は、蟻地獄のようにすり鉢状になった砂の底にある一軒家に泊めてもらうことに。そこには中年の女(岸田今日子)が一人暮らしをしていた。翌朝帰ろうとすると降りるために使った縄梯子がなくなっている。そこで男は悟る、自分は働き手として蟻地獄に捕らわれた身なのだと。その日からありとあらゆる手段を行使して脱出しようと試みるが…『おとし穴』に引き続き安部公房の原作を勅使河原宏が映画化。抽象的な作品を見事に映画化したとして1964年にカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞している。
(★5 モモ★ラッチ)

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