コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] O侯爵夫人(1976/独=仏)

普仏戦争の頃の北イタリア・M市。この街の新聞に「身に覚えのない妊娠をした。父親は名乗りでてほしい」という奇妙な広告が載った。広告主はO候爵夫人(エーディト・クレバー)。事の起こりは、夫人の父である大佐(ペーター・リューア)が司令官として率いるM市の要塞が、数か月前にロシア軍に攻め落とされたときだった。ロシア兵に暴行されそうになった夫人を、ロシア軍の伯爵(ブルーノ・ガンツ)が助け、やがて夫人を愛するようになった伯爵は結婚を申し込むが、夫人がはっきりした返事をしないでいるうち、なぜか彼女に子どもができたことがわかり…。[103分/カラー/スタンダード]
Yasu

ドイツ・ロマン派の作家ハインリヒ・フォン・クライストの短編小説の映画化。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。

夜の室内シーンはロウソクのみ、昼間のシーンは自然光のみで撮影された。ちなみに本作、エリック・ロメール監督自身もロシア人兵士の小役でこっそり出演している。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。