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[あらすじ] 荒武者キートン(1923/米)

時は1831年。ウィリー(バスター・キートン)は亡くなった家族の遺産を受け継ぐためケンタッキーへと旅立つ。列車の中で、同じ町に行くという若い女性ヴァージニア(ナタリー・タルマッジ)と知り合ったウィリーは、彼女の家に招待されるが、実は彼女はウィリーの一族と争って皆殺しにしたキャンフィールド家の娘であった。ウィリーも殺されるかと思いきや、「招待したからにはキャンフィールド家の客としてもてなすべき」という父親(ジョー・ロバーツ)によって事なきを得る。が…「ただし家の中にいる間はな」って、それって家の外に出たら殺されるってことか?[74分/モノクロ/スタンダード]
Yasu

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この作品はヴァージニアが滝壷へ落ちるクライマックスシーンが有名だが、このシーンの撮影でキートンが負傷したため、スタンドインとしてハーベイ・バリーという人物が出演している。キートンが急流に流されるシーンも実はアクシデントだったが、たまたま撮っていたフィルムがそのまま使われた。

なおこの作品は、キートンの当時の妻であったナタリー・タルマッジとキートンの唯一の共演作であるが、キートンの父親であるジョー・キートン、息子のジョセフ・キートンもそれぞれ、列車の機関士役・赤ん坊時代のウィリー役で出演している。

ちなみに、ウィリーとヴァージニアが乗る小さな機関車は、蒸気機関車を発明したロバート・スティーブンソンが初めて作った機関車「ロケット号」の完全なレプリカである。

(評価:★4)

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