[あらすじ] ノストラダムスの大予言 Catastrophe−1999(1974/日)
西村良玄(丹波哲郎)は親子3代にわたってノストラダムスの予言研究をしており、また科学者として積極的に環境破壊阻止を訴え続けていた。だが人類は、繁栄を追求し続ける行為によって生じる「歪み」に気付くことは無かった。やがてその「歪み」は世界各地で異常気象、天変地異、超常現象として次々と現れ始めてしまう。地球はこのまま滅亡へのカウントダウンを始めてしまうのか?! 五島勉の大ベストセラーを映画化。
74年の正月興行では、製作費5億円を投じた『日本沈没』がパニック映画ならびに終末ブームに乗って20億円ものヒットを叩き出した。これを受けた東宝はさらなるスケールアップを狙い、当時ミリオンセラーとなっていた五島勉の同名の著作を、総製作費6億5千万円をかけて映画化したのが本作である。
だが封切から2週間後、「発狂した原住民が人間を食べる」「荒廃した大地に立つミュータント」の2つのシーンに対してクレームが付き、東宝では急遽その部分をカット。現在では一般公開用のプリントからはこのシーンは削除され、その経緯もあって今だビデオソフトも発売されない幻の映画となってしまった。
(評価:
)投票
このあらすじを気に入った人達 (2 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。