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[あらすじ] ファニーとアレクサンデル(1982/独=仏=スウェーデン)

世界的名匠イングマール・ベルイマン監督の最後の劇場用映画(当時64歳での引退宣言)。集大成にふさわしい大作で、 エピローグ、第一部「エクダール家のクリスマス」、第二部「亡霊」、第三部「崩壊」、第四部「夏の出来事」、第五部「悪魔たち」、プロローグからなる構成。欧米で公開された劇場版は3時間8分だったが、日本では岩波ホールで5時間全編が一挙上映された。(スウェーデン本国ではテレビ放映) 1907年のクリスマスからの2年間。スウェーデンの大学街で暮らし、劇場主も営むある家族の人間模様を、鋭い感受性を持つ少年アレクサンデル(ファニーは妹)の目を通して描く。 5時間11分 1983年アカデミー外国語映画賞
ルッコラ

ストックホルムの北にある都市ウプサラが舞台。この街にはベルイマンの母方の祖母アンナ・オーケルプロムの家があり、幼少の頃からよく訪れていた。ベルイマンの映画への興味は、この祖母の影響が強い。また、重要なモチーフである時計も祖母の家で見た(聴いた?)印象が大きかったらしいです。

常連リブ・ウルマンはシグリ・ウンセット(ノーベル賞作家)の作品の予定があってスケジュールが合わず、残念ながら出演できませんでした。

撮影、美術、衣裳もアカデミー賞を受賞しました。(3時間バージョン)

(評価:★5)

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