[あらすじ] 花を摘む少女と虫を殺す少女(2000/日)
ヴェロニカは、ドイツから「バレイ」と「誰かと恋に落ちる」ためロンドンにやって来た。ホテル清掃のバイト、英会話学校、バレイの練習に明け暮れ、戻るアパートは天窓のある最上階で、眠り、起き、「尿飲健康法」をやり朝を迎える。そんな日常のある日、次の舞台『ジゼル』の主役に抜擢され、しかも相手役のサイモンに愛の告白を受ける。だが、英会話のクラスメート、ケンと恋に落ちるのだった…■女優カホルは、日本から「行方不明の恋人カズヤを探す」ためロンドンにやって来た。そして、彼女が泊まるホテルの部屋は、ヴェロニカが清掃する部屋。映画的日常に生きる二人の少女は当然出会うことになる。「奇跡」のように…■前作から九年ぶりの矢崎監督の新作は、ロンドン留学中に凡てデジタルビデオを駆使して撮りあげた236分の長編で、メイキングとも登場人物インタヴューともそれ自体物語とも受け取れる「ドキュメンタリー」と「映画的物語」が交錯する。
投票
このあらすじを気に入った人達 (2 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。