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新着あらすじ(20/20)

★3 愛と闇の物語(2015/イスラエル=米)
1945年、英国統治下のエルサレム。少年アモス(アミール・テスラー)は両親とともに、迫害から逃れて、欧州から移住して暮らしていたが、当時の情勢は不安であった。アモスは母ファニア(ナタリー・ポートマン)が読み聞かせてくれる物語が大好きだった。母の話を聞いていると、一緒に冒険をしている気分になれた。やがてイスラエルは独立し、建国に国中浮かれていたが、母が息苦しい暮らしの中で、眠れない日々を送っていることに、家族はまだ気づいていなかった・・・。 [more]
プロキオン14 (2023年03月07日)
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★5 ジャンゴ/灼熱の戦場(1987/伊)
メキシコ、1870年頃。かつてジャンゴ(フランコ・ネロ)と呼ばれた男はドミニコ修道院でイグナティウス修道士として、居た。ある日、女が訪ねて来る。「マリア(ロレダーナ・ヌシアク)です。覚えていますか。今日はお願いがあって来ました。私は病気の為もう長くはありません。娘のマリソルをあなたに託したいのです。あなたの娘を・・・」。数日後、ジャンゴはサンヴィセンテの町を訪れる。死体があちこちにありまるで戦争の跡の様だ。通りのおばさんに聞く「マリアという女を知っているかね」「ええ、神父さん。3日前に亡くなった。この騒動を目にしなくて良かった」「娘がいたと思うが・・」(まだ続きます) [more]
KEI (2023年03月07日)
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★3 バビロン(2022/米)
ハリウッド・1926年。砂漠の豪邸の大パーティー。メキシコ人青年マニー(ディエゴ・カルバ)は雑用係として走り回っている。勝手に入り込もうとした女優志望のネリー(マーゴット・ロビー)を機転を利かせて入れてやり、二人で意気投合する。夜半、今夜の主役にして業界の主役、ジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)が、おもむろに玄関先で二人目の妻を離縁したうえで姿をあらわし、乱痴気騒ぎは佳境を迎える――。朝。目立ちまくっていたネリーは、この日撮影開始の端役を手にする。泥酔したジャックに気に入られたマニーは彼の助手となる。二人は天性の才能と努力で創成期の映画業界を駆け上がっていくのだが・・・。[185分]
(2023年03月06日)
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★3 プロジェクトV(2020/中国=香港)
旧正月の祝賀イベントで賑わうロンドンのチャイナタウン、実業家のチョン(ジャクソン・ルー)が武装集団に拉致された。民間の特殊護衛組織ヴァンガードのメンバー・ロイ(ヤン・ヤン)らが緊急出動し、激しい戦闘の末、救出する。チョンを狙ったのが、首領を殺されて復讐に燃える中東のテロ組織であることを把握したヴァンガードの司令官トン(ジャッキー・チェン)は、次なる標的となるチョンの娘ファリダ(シュー・ルオハン)を護るため、部下を率いてアフリカに向かう。/107分
緑雨 (2023年03月05日)
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★4 ナワリヌイ(2022/米)
プーチン最大の敵と言われる、ロシアの反体制派のカリスマ指導者アレクセイ・ナワリヌイ。2020年8月に毒殺未遂事件により昏睡状態となるも奇跡的に回復。その後の毒殺犯の特定・追及を追ったドキュメンタリー。
jollyjoker (2023年03月04日)
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★3 タリーと私の秘密の時間(2018/米=カナダ)
夫と2人の子供と暮らすワーキングマザーのマーロ(シャーリーズ・セロン)は第三子を身籠っている。長男には些細なことでパニックになってしまう障害があり、マーロは献身的にケアをしているが、通っている小学校からは転校を勧奨されてしまう。全てを自分自身でこなす道を通してきたマーロに対して、費用は負担するので出産を機にベビーシッターを雇ってはどうかと義兄は提案する。育児に疲れ果て失意に陥るマーロの下をタリーという若い女性が訪れる。夜の間だけタリーに育児を任せることで、マーロは次第に心身の平穏を取り戻していく。/95分
緑雨 (2023年03月04日)
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★3 別れる決心(2022/韓国)
韓国。外国人の入国審査を担当する男が岩山から転落して死亡する。事件か事故か。男には中国出身の若い妻ソレ(タン・ウェイ)がいた。夫の死に動揺も涙も見せず笑みさえ浮かべているように見える妻。その言動は韓国語が堪能でないせいだろうか。担当チームのエリート刑事ヘジュン(パク・ヘイル)と部下のスワン(コ・ギョンピョ)は夫殺しの容疑者としてソレの行動を監視しはじめる。私生活で妻(イ・ジョンヒョン)との関係に窮屈さを感じていた刑事ヘジュンは、やがて美しい容疑者ソレに惹かれていき、いつしか彼女の無実を願っているかのように熱い視線を注ぎ始めるのだった。パク・チャヌクのカンヌ映画祭 監督賞受賞作。(138分)
ぽんしゅう (2023年03月04日)
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★3 森は生きている(1956/露)
大晦日の寒い森の中。たき木拾いをしている1人の娘。継母から命じられたのだ。そこへもう1人登場。お城の老兵だ、「ワシも同じじゃ。あんたと同じ位の年の女王さまから命じられてのぅ。立派なモミの木を採って来いとな」。その女王はお城でやりたい放題。大臣「罪人を‘無罪放免’するか‘死刑’にするか、署名を頂きたい」。「面倒くさいわね。‘死刑’よ。字数が少ないもの」という具合。教育係は博士だ。「今日は大晦日。明日は新年で1月です。1年は12ヶ月で、1月は大雪、2月は・・・3月は・・・4月はマツユキソウが顔を出す・・」(以下続きます) [more]
KEI (2023年03月03日)
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★3 43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019/スペイン=米=仏)
LA郊外に一人で住む70歳の元演劇批評家のクロード(ブルース・ダーン)。妻には先立たれたが、近所に住むシェーン(ブライアン・コックス)と、老後生活を謳歌していた。そんなある日、かつての恋人だった舞台女優のリリィ(カロリーヌ・シロル)が、アルツハイマーで施設に入所したというニュースを知る。そこでクロードは、自分もアルツハイマーである「ふり」をして、施設に入所して、リリィに会おうと計画するが・・・。
プロキオン14 (2023年03月03日)
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★4 ビッグバグ(2022/仏)
2045年の近未来。AI搭載人型ロボットと人間が共存する世界。ロボコップに似た最新量産型ロボットのヨニクスは、人間に叛旗を翻した。違法となったクラッシックMacや紙の本などを愛蔵する古物大好き一家のお手製ロボット4体は、ヨニクスの反乱を察知し、尋ねてきた元夫と愛人、隣家の老婆もろとも一家を守ろうと家に閉じ込めるが、監禁されたと思い込んだ一家プラスアルファな人たちは、ファム・ファタールなモナムールとジュテームしたいという一念で、あの手この手で家から脱出を図ろうとするのだった。(111分)
ロープブレーク (2023年03月01日)
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★3 月の満ち欠け(2022/日)
東北の漁港で働く小山内堅(大泉洋)の下に、東京から三角哲彦(目黒蓮)という中年の男が訪ねてくる。三角は、小山内の亡き娘・瑠璃(菊池日菜子)と、若き日の三角が深く愛した女性、正木瑠璃の関係について、俄かには信じ難い話を語り始める。時は遡り1980年、ジョン・レノンが凶弾に倒れたその頃、高田馬場のレコード店でバイトしていた学生時代の三角は、店の軒先で雨宿りをする正木瑠璃(有村架純)と出会う。/128分
緑雨 (2023年03月05日)
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★3 プラットフォーム(2019/スペイン)
男は、独房のような部屋で目を覚ました。天上と床には階上と階下を貫くように四角い穴が空いている。どうも自分はペンシルビルのような建築物の内部にいるらしい。部屋には男の他に一人の老人がいて、男にこの建物内のルールを話す。1か月経つと眠らされ、眠っている間に別の階に移動させられてしまうこと。四角い穴はプラットフォームと呼ばれる食事が乗せられた台座が昇降するためのもので、下の階の人間は上の階の人間の残飯しか食うことができないこと。ある日、女が台座に乗って降りてくる…。トロント国際映画祭「ミッドナイトマッドネス部門」観客賞、シッチェス・カタロニア映画祭最優秀作品賞他4部門受賞。91分。
ロープブレーク (2023年02月28日)
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★3 チャンシルさんには福が多いね(2019/韓国)
「映画の価値は興行収入じゃない」と言っていた監督が急死。女性プロデュ―サーのチャンシル(カン・マルグムイ)は途方に暮れる。長年仕事に忙殺され気づいたら40歳。結婚もせず貯金もない。後輩たちは優しいが頼りにならず、製作会社の女社長もつれない。気のいい小母さんが大家(キム・ヨンミン)の丘の上の一軒家に間借りして、後輩女優(ユン・スンア)の家政婦になり、そこに通ってくる年下の仏語教師(ぺ・ユラム)に心ときめかせて、あわよくば・・。そんな彼女の前にファンだったレスリー・チャンの幽霊(キム・ヨンミン)が現れる。ホン・サンス監督の女性プロデューサーキム・チョヒの長編監督デビュー作。(96分)
ぽんしゅう (2023年02月26日)
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★4 すずめの戸締まり(2022/日)
宮崎の海辺の街で叔母と2人で暮らす高校生の岩戸鈴芽(原菜乃華)は、登校中に出逢った青年(松村北斗)の跡を追って、かつて温泉街であった廃墟を訪れる。廃墟の水溜りに不自然に佇む扉を開けた鈴芽は、扉の向こう側に刺さっていた石を無造作に抜いてしまった。扉を開け放しにして登校した鈴芽は、廃墟の方面から巨大な物体が空に向かって伸びていく光景を目撃する。すると、突如大きな地震が発生する。再び廃墟へと向かった鈴芽が見たのは、飛び出してくる物体を押さえ込もうと、必死にあの扉を閉めようとしている青年の姿だった。/121分
緑雨 (2023年02月25日)
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★4 エゴイスト(2022/日)
海辺の故郷を離れ東京でファッション誌の編集者として成功した浩輔(鈴木亮平)は、ゲイ仲間からパーソナルトレーナーの若い龍太(宮沢氷魚)を紹介される。母子家庭の龍太は将来自分のジムを持つことを夢に、病弱な母(阿川佐和子)の生活を支えるためにアルバイトをしながらトレーナーの経験を積んでいた。それまでファッションという鎧で身を固め自由を謳歌していた浩輔は、そんな貧しくも気丈な龍太に惹かれていく。その思いの先には14歳のときに亡くした自分の母への思慕を重ねているようでもあった。ゲイカップルを通して大切な人との"無償の愛"のありようを探る物語。高山真の自伝的同名小説の映画化で松永大司監督作。(120分)
ぽんしゅう (2023年03月01日)
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★4 みんなのヴァカンス(2020/仏)
セーヌ川の野外パーティーでアフリカ系青年フェリックス(エリック・ナンチュアング)は白人女性のアルマ(アスマ・メサウデンヌ)と意気投合。楽しい一夜を過ごしたあと彼女は南仏の田舎町へヴァカンスに行ってしまう。未練たっぷりのフェリックスは同じアフリカ系の親友シェリフ(サリフ・シセ)を誘って、半ば強引に白人青年エドゥアール(エドゥアール・シュルピス)の車で後を追う。突然のフェリックスの来訪にアルマの態度はどうも冷たい。一方、シェリフは赤ん坊連れの訳ありそううな白人女性(アナ・ブラゴジェヴィッチ)と親しくなっていく。若者たちのひと夏の出会いを軽妙に描くギヨーム・ブラック監督作。(100分)
ぽんしゅう (2023年02月24日)
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★4 ちひろさん(2023/日)
海沿いの町。ここに住む女子高生のオカジ(豊嶋花)は、密かに憧れるひとりの女性の写真を撮り続けていた。彼女の名はちひろ(有村架純 )さん、弁当屋の看板娘をやっているもと風俗嬢のお姐さんだ。彼女は人気者で、男たちの嬌声を独り占めしながら、飄々とそのあいだを渡り歩く。ホームレスの爺さん(鈴木慶一)も、手のつけられない悪ガキ・マコト(嶋田鉄太)も、彼女にかかれば気の合った友達に成り代わる。そしていつしか、自分が抱えた孤独を癒されてゆくのだ。先輩風俗嬢のバジル(van)は、もと店長(リリー・フランキー)と彼女の接近に嫉妬するが、店長とちひろさんは不思議に男女の仲にはならなかった。〔131分〕  
水那岐 (2023年02月24日)
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★4 聴こえてる、ふりをしただけ(2012/日)
さっちゃん(野中はな)は母を失った。お父さん(杉木隆幸)は「いつでも一緒にお母さんはいてくれる」と、形見の指輪に紐をつけてさっちゃんの首からかけてくれた。学校にゆけば級友たちも気遣ってくれ、彼女も皆に迷惑をかけまいと気丈にふるまうのだった。そんな折、さっちゃんのクラスに転入生のんちゃん(郷田芽瑠)が入ってくる。その子は朗らかな子だがお化けが苦手で、誰かと一緒でなければトイレにも入れない怖がりだった。さっちゃんは彼女に手をさしのべ、母の指輪がのんちゃんをも守ると励ます。だが、さっちゃんは周りからだんだんに空白と不幸に包まれてゆく。現役看護師今泉かおりの手になる、ベルリン映画祭準グランプリ受賞作品。〔99分〕
水那岐 (2023年02月23日)
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★4 戦火のランナー(2019/米)
グオル・マリアル(本人)は、1984年スーダンで生まれた。スーダンは1956年に独立はしたものの、多数の部族が争い継続的に内戦状態だった。村では、いつも銃弾が飛び交っていた。子供がよくさらわれた。奴隷にする為だ。8才になった時、危機が迫り、両親は彼を1人で村から逃がした。彼は町に着き、マンゴーを採って売り歩いて暮らしていた。がやがて銃を持ったある部族の兵士に捕まった。奴隷になったが、ある朝脱出。走りに走った。そして、4年間そんな放浪生活が続いた。その後、幸いにも移民キャンプで保護された。そこに親戚がいた。彼は親戚と一緒に、米へ行く事になる。(まだまだ続きます) [more]
KEI (2023年02月22日)
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★3 わたしたちの宣戦布告(2011/仏)
そいつらは根っからの遊び人だった。男の名はロメオ(ジェレミー・エルカイム)で、女の名ときたらジュリエット(ヴァレリー・ドンゼッリ)だ。「あたしたち、不幸な恋人同士になるかもよ?」などとほざきながら、夜にはしっかりベッドの中におさまっていた二人だった。そしてなりゆきでウエディングベルを鳴らしたロメオとジュリエットは、名をアダム(セザール・デセ)という一人息子を授かる。アダムは元気だったがよく泣き、人一倍ミルクを欲しがったが、それを全て吐いてしまうあたりにロメオは不審を感じていた。果たして医者の言うには、アダムは脳腫瘍を抱えているというのだ。夫婦は、ここで病魔との闘いを決意する。(100分)
水那岐 (2023年02月22日)
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