Shrewd Fellowさんのお気に入りあらすじ
青春の蹉跌(1974/日) | 萩原健一)は、かつて学生運動に身を投じたこともあったが今では法学部学生としてエリートの階段を着実に昇りつつあった。名家の令嬢(檀ふみ)との婚約も控え、社会的地位と財産をも手中にしていたが、家庭教師先で知り合った教え子(桃井かおり)と遊びの関係を持ったことから歯車が狂っていく。シラケきった社会、70年代という時代の閉塞感、賢一郎は繰り返し独り言のように呟く、「エンヤートット、エンヤートットー」。賢一郎にとって既に教え子は邪魔な存在にしか過ぎなかった・・・(東宝、85分、カラー) [more] (sawa:38) | アメフト部のスター選手の賢一郎([投票(2)] |
千羽鶴(1969/日) | 平)は両親亡き後、何故か亡父の愛人(京)に母親面されて暮らしていた。今日も今日とてお茶会に誘われて出かけてみたら、「ほっほっほ、今日は実はキクジさんのお見合いざぁます」なんて亡父の愛人の罠にマンマとはめられて、イイ面の皮であった。ところがその席上、もう一人の亡父の愛人であった大田夫人(文子タン)とも再会。その儚げで悲しみを湛えた姿にキクジは愛情とも憎悪ともつかぬ不思議な感慨を受けるのだった。「この女が死ぬまで父を虜にし、母を苦しめた女なのだ」と思うとムラムラと欲情が湧いてきた。 [more] (ボイス母) | キクジ([投票(2)] |