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ふりてんさんのあらすじ: 更新順

★5恋はデジャ・ブ(1993/米)原題の「GroundhogDay」とは、ペンシルバニアの小さな町パンクスタウニーで毎年2月2日に行われる聖燭祭のこと。ウッドチャック(リス科)のフィル君が春の訪れを占うのだ。 高慢で嫌われ者の天気予報官フィル(ビル・マーレー)は、お祭りの主人公と同じ名前のために過去3年レポーターを勤め、今年もカメラマンとプロデューサーのリタ(アンディ・マクダウェル)を伴って取材に向かうのだった。取材を終えたフィルはさっさとピッツバーグに帰ろうとするが、吹雪のため町に引き返す。まさに最悪の日。しかし彼が足止めを喰らったのは、それだけではなかった・・。 軽快なタッチながら見る者に人生の意味を突きつけるファンタジック・ラブコメディーの傑作。アメリカの映画チャートでは1位を獲得するも、日本では全くの無名。[投票(6)]
★4理由なき反抗(1955/米)行く先々で問題を起こすジム・スターク(ジェームズ・ディーン)は、街に引っ越してきたばかりの17歳。泥酔していた彼は、集団暴行事件の容疑者として署に連行されてしまう。そこで、夜中の街を徘徊し保護されていたジュディ(ナタリー・ウッド)と仔犬を射ったひ弱なプラトオ(サル・ミネオ)と知り会った。翌日、新しいハイスクールに登校したジムは、彼らと再会する。プラトオは一人ぼっちの少年、ジュディはバズ(コーレイ・アレン)の女で不良グループといつも行動を共にしていた。転校初日、ジムはいきなりボス格のバズに目をつけられてしまい、危険な“チキンレース”で対決するはめになるのだが・・・。 家族との葛藤、青春の苛立ちを描いたニコラス・レイ監督の異色作。若きデニス・ホッパーがグーン役で出演している。ジェームズ・ディーンのスウィングトップ、ブルージーンズという伝説的なスタイルは必見 [投票(1)]
★5駅馬車(1939/米)1885年、アリゾナのトントから、8人を乗せた駅馬車がニューメキシコのローズバーグに向けて出発する。騎兵隊の夫を訪ねる若妻、彼女を追う賭博師、酒の行商人、飲んだくれの医者、町を追われた酒場女、銀行家、脱獄囚を追う保安官、そして臆病な馭者。出発間際、ジェロニモ率いるアパッチ出没の報が入ったが、騎兵隊の護衛と乗客達の意思で出発は決行。途中、脱獄囚リンゴ・キッドを加えた駅馬車は、次の町ドライフォークへ向かうのだった・・・。駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様を描いたジョン・フォード西部劇の傑作であり、若きジョン・ウェインの出世作。同年のアカデミー賞八部門受賞した『風と共に去りぬ』の影に隠れてしまった不運の名作。アカデミー助演男優賞(トーマス・ミッチェル)、アカデミー編曲賞を受賞。 [投票(1)]
★5風と共に去りぬ(1939/米)南北戦争直前のジョージア州アトランタ、大農場主の美しい娘スカーレット(ヴィヴィアン・リー)。彼女はアシュレー(レスリー・ハワード)を心から愛していたのだが、彼はメラニー(オリヴィア・デ・ハビランド)と結婚してしまうのだった。勝ち気なスカーレットが不意にとった行動が、彼女の人生を大きく動かしていくのだった・・。時代に翻弄されながらも逞しく生き抜くスカーレットの生き様が多くの共感を呼んだ。制作費は当時としては破格の600万ドルを投入したマーガレット・ミッチェルの大ベストセラーの忠実な映画化。アカデミー賞八部門受賞のアメリカ映画史上に燦然と輝く不朽の名作[投票(2)]
★5コーラスライン(1985/米)近く公開される新しいショーのため、オーディション会場にはミュージカルスターを目指す若者たちが集まってきた。選ばれるのは男女各四人ずつの狭き門だ。人気演出家で冷徹な仕事人間ザック(マイケル・ダグラス)は、最終選考に残った17人に次々と質問を浴びせ、ダンスだけでなく彼らの人間としての素顔を曝け出そうとする。その中に、かつてのスター・キャシー(アリソン・リード)が参加しているのだった・・。青春のすべてを踊りに賭けたダンサーたちを描いたミュージカル映画の傑作。1975年ブロードウェイでロングランを記録した『コーラスライン』の映画化[投票]
★5チャイナタウン(1974/米)1930年代のロサンゼルス。探偵事務所を構えるギテス(ジャック・ニコルソン)のもとへ、ミセス・モウレイと名乗る女性が、水源電力局の最高責任者である夫の浮気調査の依頼に来た。早速調査を開始したギテスは、不倫現場の隠し撮りに成功するのだが、その写真をきっかけにギテスの周囲に不穏な空気が漂い始めるのだった・・・。ポーランドを代表する名匠ロマン・ポランスキーが手がける、小気味よい展開と退廃的なムードに満ちたハードボイルドの名作。ポランスキー自身も特別出演している。74年度アカデミーオリジナル脚本賞受賞 [投票]
★5レ・ミゼラブル(1995/仏)20世紀初頭、第一次、第二次世界大戦渦中のヨーロッパを舞台に、父を冤罪で失い、母を食い物にし死に至らしめた養父の許で少年時代を過ごした無学な男アンリ(ジャン・ポール・ベルモンド)の一代記。ボクシング・チャンピオンとして名をなしてたアンリは、引退後、引越し屋を経営していた。ユダヤ人弁護士ジマン一家との出会いを通して、子供の頃に映画で見たユゴーの『レ・ミゼラブル』と再びめぐり合い、新しい人生を歩み始める。しかし、ユダヤ人たちに執拗に迫りくるナチスの狂気・時代の混沌は、アンリだけでなく、多くの人々を破滅へ追いやるのだった・・・。 「映画化は困難」と言われるユゴーの名作『レ・ミゼラブル』を題材にした映画として最高の評価を受けるクロード・ルルーシュの傑作。音楽は巨匠フランシス・レイ [投票]