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[あらすじ] AIKI(2002/日)

ボクサーの太一(加藤晴彦)はバイクで交通事故に遭い、下半身不随になってしまう。車椅子の生活になりボクシングを続ける夢を絶たれた太一は、友人を遠ざけ恋人とも別れ、自暴自棄の生活を送っていた。打ち込めるものを探す太一は、自称ギャンブラーだというサマ子(ともさかりえ)と知り合う。そんなある日、彼女が巫女のバイトをしている神社で、古武道の演武会が開かれた。その中で、体に触れる相手を、座ったまま手先だけで投げ飛ばしていく技が太一の目に留まる。「これならオレにもできる」そう感じた太一はすぐ、この武道「合気柔術」の師範、平石(石橋凌)に入門を申し込むのだった。[119分/カラー/アメリカンヴィスタ]
Yasu

この話のモデルになったのは、オーレ・キングストン・イェンセンというデンマーク人。

1975年にバイク事故で脊髄を損傷し、胸から下が麻痺した彼は、1985年に合気柔術と出会い、「大東流合気柔術・六方会」の中で、海外で最高段位を持つまでに至った。この話を知った天願大介監督は、1992年にイェンセンと会い、彼の半生を映画にすることを約束した。エンドロールで登場する車椅子の外国人が、イェンセン本人である。

(評価:★4)

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このあらすじを気に入った人達 (1 人)シーチキン

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