[あらすじ] まあだだよ(1993/日)
小説家・内田百間(松村達雄)と、旧制高校での教え子たちとの交流を描いた作品。「先生お邪魔します」「何だ、君たち(井川比佐志・所ジョージ)か。まあ上がんなさい」「あらいらっしゃい」「おっこれは奥さん(香川京子)どうも」「で何の用かね」「いえ実は“摩阿陀会”というのを始めたいと思いまして」「何だいその“まあだかい”というのは」「先生がなかなかクタバラないんで、一つ同窓会がてら先生を囲んで『まあだかい?』と皆で聞こうという会ですよ」「ひどいね。だが有難い話だ、喜んで出させて頂こう」「その調子だとまだ先は長そうですね」「そりゃまだだよ」「まあだかい?」「まあだだよ」。[134分/カラー/ヴィスタ]
黒澤明監督の30本目にして遺作となった作品。所ジョージに加えて僧侶役の小林亜星・警官役の板東英二など、本職の俳優以外も多く出演している。
ちなみに黒澤監督曰く、「本当は百間先生の役は笠智衆に演ってほしかった」とか。
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