[あらすじ] 大学は出たけれど(1929/日)
野本(高田稔)は大学を卒業し、深刻な不況の中で就職活動を開始する。しかし紹介状を手に訪ねた会社で「受付ならやらせてもいい」と言われ、受付とは侮辱も甚だしいと憤然と飛び出す。しかし他の会社でも断られ続け、なかなか職が決まらないうちに、何も知らない母親(鈴木歌子)と婚約者(田中絹代)が国元からやってきてしまった…。[11分 (現存版)/モノクロ/スタンダード/サイレント]
このタイトルは、大学卒の就職率が4割だった昭和初期当時の世相を表現する言葉として有名になった。
本来は60分強の作品であるが、現在観ることができるのは短縮版のみ。それでも運よく話の筋はちゃんとつながるようになっているので御安心を。
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