[あらすじ] 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)
サラリーマン(斎藤達雄)の一家が郊外に引っ越してきた。二人の息子(菅原秀雄、突貫小僧)は近所の子どもたちとのケンカに勝ち、さっそくガキ大将の座を奪う。ところがそんな二人とは対照的に、父親は近所に住む会社の重役(坂本武)に対して卑屈に振る舞っている。それを知った二人は憤慨するのだが…。[91分/モノクロ/スタンダード]
明朗喜劇の多かった松竹作品には珍しく暗い内容の話であるため、松竹は封切を2か月も延ばし、その年のキネマ旬報ベストテン第1位に本作が選ばれた時も「こんな客の入らない作品が1位では困る」と重役の一人が言ったと伝えられている。
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