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[あらすじ] 伯爵夫人(1967/英)

駐在先の香港からアメリカに帰ることになった政治家・オグデン(マーロン・ブランド)は、帰国前夜、ロシアの伯爵夫人・ナターシャ(ソフィア・ローレン)と出会った。翌日、アメリカへ向かう船上の人となったオグデンは、彼の船室にもう1人の“乗客”がいるのを発見する。香港での亡命貴族という立場から逃げて、アメリカへ密航しようとするナターシャであった。スキャンダルを恐れるオグデンと、何が何でもこのチャンスをものにしたいナターシャ、2人の奇妙な船旅が始まる。[120分/カラー/シネマスコープ]
Yasu

チャールズ・チャップリンの遺作となった、彼のキャリアで唯一のカラー・ワイドスクリーン作品(興行的には惨敗した)。チャップリン本人は脇に退き、老客室係の役で2シーンのみの出演。

本作の後、チャップリンは娘のヴィクトリア・チャップリン主演で作品を撮ることを考えていたというが、その時チャップリンは既に80代に入っており、結局この企画が実現することはなかった。本作から10年後の1977年のクリスマスの日、彼は88歳で息を引き取った。

(評価:★4)

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