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[あらすじ] 歌行燈(1943/日)

謡の世界で将来を嘱望されていた恩地喜多八(花柳章太郎)は、父の源三郎(大矢市次郎)らと共に巡業でやってきた松阪で、自分は謡の日本一とうそぶく、宗山なる坊主くずれがいると聞く。単身宗山のもとに乗り込んで辱めを与えた喜多八だが、宗山が屈辱のあまり自害したことがもとで、喜多八は父から絶縁され、謡の禁止をも言い渡される。野に下った彼は、ひょんなことから宗山の遺児、お袖(山田五十鈴)と運命の出会いをする。
(★4 Yasu)

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