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[あらすじ] 決闘高田の馬場(1937/日)

若侍の安兵衛(阪東妻三郎)は気ままな浪人暮らし。喧嘩の仲裁をしては、せしめた金で酒を飲むという毎日だ。そんな安兵衛を苦々しく思う伯父・萱野六郎左衛門(香川良介)が説教を垂れても、安兵衛は真面目に取り合おうとしない。そんなある日、その六郎左衛門が不良侍たちに因縁をつけられ、決闘をすることになってしまった。場所は高田馬場だという。いつものように酒を食らって家に戻ってきた安兵衛、この知らせを聞いて吃驚仰天。刀をひっ掴み、高田馬場へと走る、走る、走る! [50分/モノクロ/スタンダード]
Yasu

忠臣蔵四十七士の一人である堀部安兵衛が、浅野家に仕官する前でまだ中山安兵衛という名だった頃の、講談などで広く知られたエピソードを映画化。

公開当時のタイトルは『血煙高田の馬場』だったが、戦後の再公開の際に改題された。クレジット上はマキノ正博稲垣浩の共同監督ということになっているが、実質的にはほぼマキノ一人の演出であるらしい。

ちなみに、主人公の安兵衛はこの決闘のおかげで評判となり、浅野家の家臣であった堀部家に見込まれて婿入りすることになったのだという。

(評価:★4)

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