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[あらすじ] 鴛鴦歌合戦(1939/日)

モテモテ浪人・浅井礼三郎(片岡千恵蔵)は長屋の隣に住むお春(市川春代)といい仲。一方、お春の父親で大の骨董マニアの志村狂斎(志村喬)は見る目もないくせにガラクタばかり買い漁るため、父娘は三度の飯もろくに食べられない有様である。今日も今日とて骨董屋で品定めする狂斎だが、そこへ同じく骨董好きの呑気な殿様・峰沢丹波守(ディック・ミネ)がやってきた…。[69分/モノクロ/スタンダード]
Yasu

日本初の本格的オペレッタ(時代劇ミュージカル)映画と評される、マキノ正博監督の戦前作品。

ディック・ミネの「♪ボクはおしゃれな殿様〜」、志村喬の「♪こーれこれこれこの茶碗」など、出演者のほとんどが自らの歌声を披露している。もともと歌手が本業であったミネのみならず志村の歌も非常に好評で、彼の元にテイチクレコードからオファーが来たほどであったそうである。ちなみに、志村が乗り気でなかったのか冗談だと思って取り合わなかったのか、結局彼の歌手デビューは実現しなかった。

(評価:★5)

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このあらすじを気に入った人達 (5 人)浅草12階の幽霊 uyo イライザー7 マッツァ AONI

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