[あらすじ] 抵抗〈レジスタンス〉 死刑囚の手記より(1956/仏)
1943年、第二次大戦中のナチス傀儡政権下のフランス・リヨン。パルチザンの中尉・フォンテーヌ(フランソワ・ルテリエ)はスパイ容疑で逮捕・投獄された。脱走を考えて秘密裡に準備を進めるうち、彼は死刑判決を言い渡される。脱走など不可能だと考えている他の囚人たちをしり目に、彼は同じ独房の少年・ジョスト(シャルル・ル・クランシュ)と共に、脱獄を敢行する機会を虎視眈々と窺うのだった。そのチャンスがようやく巡ってくるまでの数か月が、乾いたタッチでドキュメンタリー風に描かれる。[102分/モノクロ/スタンダード]
ルイ・マルが助監督として参加。カンヌ国際映画祭で監督賞受賞。
原題の「死刑囚が脱獄した」(Un condamne a mort s'est echappe)は、実際に当時の政権によって投獄されたフランス軍人の手記の題名で、これが原作になっている。また副題の「風はおのれの望むところに吹く」(Le vent souffle ou il veut)は、聖書のヨハネの福音書第3章にある記述。
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