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YO--CHANさんのあらすじ: 更新順

★5ウエスト・サイド・ストーリー(2021/米)60年代ニューヨーク。再開発による立ち退きを控えたダウンタウンで、移民の若者たちは二つのグループに分かれ対立を深めていた。 そんなある日、ダンスパーティの片隅で、移民少年グループ「ジェット団」の元リーダー・トニー(アンセル・エルゴート)は、一人の娘・マリア(レイチェル・ゼグラー)に出会い瞬く間に意気投合してしまう。しかし彼女は、敵対するもう一つのグループ「シャーク」のリーダーの妹であった・・・ シェークスピアによる悲愛物語「ロミオとジュリエット」にヒントを得て舞台をアメリカに移しアーサー・ローレンツにより舞台化、1961年ロバート・ワイズ監督により映画化された伝説的名作を、スティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化している。 [more][投票]
★4地獄の黙示録(1979/米)(さらにあらすじ補完) 些細な事ですが、完全版の後の「ファイナル・カット版」では、エンドタイトル背後に流れるジャングルの映像が削除されています。 (個人的にはこの映像削除には賛成ですが)製作側としては、割と勇気のいる(?)決断だったかもしれないので補足させていただきます。[投票]
★3新・三バカ大将 ザ・ムービー(2012/米)孤児院の捨てられた赤ちゃん、モー&ラリー&カーリーは、当初シスター達の愛情を一杯に受けた子であったが、あっという間に最強のイタズラトリオに成長してしまった。里子の貰い手も見つからず大人になっても孤児院に居つくうち、彼等は財政難による孤児院の取壊しを知り、なんとかしようと立ち上がるのだが・・・ [more][投票]
★4エコーズ・オブ・ザ・レインボー(2010/香港)1960年代、英国統治時代の香港。靴屋を営む夫婦とその息子達の家族を描いた作品。 決して豊かではないが明るく人間味に満ちたその生活と、それを守るためのギリギリの踏ん張りが、8歳の次男の視点からユーモラスに描かれている。(第60回ベルリン国際映画祭・水晶熊賞) [more][投票]
★4ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)人間のサイボーグ化が現実となった、ある未来世界でのお話。極限まで機械化された女性「少佐」(スカーレット・ヨハンソン)は、テロ対策組織「公安9課」の精鋭として一生懸命に働く日々を送っていた。そんなある日、一企業による大量殺人及び脳内情報の盗難の事件に関わった少佐は自分自身の記憶やルーツについて、疑問を持たざるを得ない状況に追い詰められてゆく・・・かつて、押井守によるアニメーション化で話題となった『攻殻機動隊』の実写映画化作品。[投票]
★5ミケランジェロ・プロジェクト(2014/米)ノルマンディ上陸作戦も成功し、連合国もようやく優勢となった第二次大戦中の実話を基にした作品。ヒトラーによる美術品の略奪・破壊に耐え切れず、ハーバード大美術館長(ジョージ・クルーニー)は、大統領に美術品の退避を進言し、その為の特殊チーム「モニュメンツ・メン」を組織。ヘントの祭壇画、ミケランジェロの聖母子像といった、人類の宝ともいえる美術品を略奪・破壊・焼却(!)から守るべく、幾多の障害・不理解を乗り越えて彼等は戦場に旅立つ。 [more][投票]
★4テッド2(2015/米)人間の心を持ったテディ・ベア人形「テッド」も、人並に結婚する事になった。花嫁は職場の同僚・タミーリン(前作、レジでふざけあってたあの人)。一年後、うまくいかなくなっていたテッドは、その原因が「子供がない事」である事に気付き、離婚後半年のジョン(マーク・ウォールバーグ)と共に精子提供者を捜し求めるうち、さらに大きな課題「合衆国政府がテッドを人間と認めてくれない」に突き当たる・・・[投票]
★0イントゥ・ザ・ウッズ(2014/米)赤ずきん、シンデレラ等、万人に知られる童話の後日談という形式をとったブロードウェイ・ミュージカル(1988)の、ディズニー社による映画化作品。我が子が授からない理由を魔女の呪いと知った或るパン屋の夫婦は、呪いを解く4つのアイテムを求め森の奥深くへと分け入る。 そこにはなんと、シンデレラやラプンツェルン、赤ずきんちゃんやジャックといった錚々たる面々が、それぞれその後の生活を引きずって待っていた・・・[投票]
★4X-MEN:フューチャー&パスト(2014/米)時に西暦2023年。対ミュータント兵器「センチネル」の猛攻により、ミュータントだけでなく人類全て一緒に絶滅の危機に瀕していた。プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とマグニート(イアン・マッケラン)は最後の手段として、50年前、この兵器が開発された過去にメンバーの意識を送り込む事にする。そんな事が可能なのは不死の体をもつウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)しかいない! メンバーの特殊能力で無事50年前にタイムトリップを果たした彼は、まず50年前のプロフェッサー( ジェームズ・マカヴォイ )を探し当てる。 [more][投票]
★5ウォルト・ディズニーの約束(2013/米)ウォルト・ディズニーの名作『メリー・ポピンズ』の誕生秘話、という形式の作品。  20年間映画化を拒絶してきた、「メリー・ポピンズ」原作者、P.L.トラヴァース夫人(エマ・トンプソン)は、経済的理由もあってシブシブ米国に出向く事にした。とはいえ、彼女にこの映画化方針は問題外もいいとこで、そもそもディズニー文化そのものが、ロンドン気質の彼女には噴飯ものもいいとこ。打ち合わせは(作詞作曲・シャーマン兄弟同席!)辛辣なダメ出しの連続で、あまりに頑ななその態度にディズニー本人(トム・ハンクス)も戸惑うばかりだった。  憤懣やるかたない日々を送る彼女。ロスの毎日の合間に少女時代の父(コリン・ファレル)との思い出が交錯する・・・ [more][投票]
★4アイアン・スカイ(2012/フィンランド=独=豪)時に西暦2018年。米大統領のプロバガンダで送られた一宇宙飛行士が、月の裏側に旧ナチスの基地を発見! 大戦終結後に月に脱出した彼等は、月の裏側の基地で世界征服の野望を70年間暖めてきたのだ。発見を機に予定前倒しで円盤やら飛行船やらを大挙して地球に攻めてくる月面ナチス。 破天荒な設定と共に、制作費の約15%を一般人よりのカンパで賄った点も注目されたSFコメディ作品。(ブリュッセル国際ファンタジー映画祭・観客賞受賞)[投票]
★3ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米)主人公は1920年代パリに憧れるややマニアックな青年。売れっ子脚本家であるが「ハリウッドの歯車」に飽きてきて、パリで作家として再出発を望んでいた。結婚も目前に控えたものの、やや性格の不一致を感じ迷っていた矢先、彼は真夜中のパリで1920年にタイムスリップしてしまう。そこには、まだ有名になる前の大芸術家たちが連日集まり、彼と対等な立場で話しかけてくるのだが・・・ウディ・アレン監督がパリを舞台に展開する佳作。ヘミングウェイやフィッツジェラルドといった大作家の他、マン・レイルイス・ブニュエルパブロ・ピカソといったかつての高名な映画家、芸術家も多数出演しています。(アカデミー脚本賞受賞)[投票]
★5TIME タイム(2011/米)医学が発達し、25歳以上年をとらなくなり、各人の”時間”そのものが統一通貨となった、或る近未来。全ての人間の腕には、”人生の残り時間”を示すデジタル時計表示が常に表示され、買物も全て時間で清算され(例:コーヒー1杯が「4分」)、その数字がゼロとなると問答無用で死ぬ、そんな世界にも貧困と富裕の格差は厳として存在していた。スラムの住人であるウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、ふとした出会いから大量の時間を受け継ぐが、同時にむかえた余りにも理不尽な親の死に憤り、富裕者層ゾーンに乗り込む事を決意する・・・[投票]
★3エアベンダー(2010/米)気・水・土・火の4つのエレメントによって調和を保っていた時代、火の国は調和を破り、武力にものを言わせた侵略主義に傾きつつあった。今日も火の国に生活を脅かされる中、水の国唯一のベンダー(要素を操る事ができる者)カタラ(ニコラ・ベルツ)とその兄(ジャクソン・ラスボーン)は、一人の少年・アン(ノア・リンガー)と出会う。少年は、4つの要素を習得し世界を平和に導くアバターという宿命を背負い、水の兄妹と共に世界を巡る。そしてその一方、彼等を捕らえる事を命ぜられた男、火の国の王子・ズーコ(デーブ・バテール)が彼等を探索するのだが・・・今回はその第一章・水の章。第二章以降もよろしく。 [more][投票]
★4エンバー 失われた光の物語(2008/米)破滅に瀕した人類が、最後の希望を託した地底都市・アンバー。そこには未来に開かれる秘密の箱が受け継がれてきた。200年が経過して箱が忘れ去られ、老朽化が進み、停電が目立ちだしたその頃、くじ引きによって、メッセンジャーと水道技師になった或る二人の若者(シアーシャ・ローナン,ハリー・トレッダウェイ)は、危機を避けるべくこの世界の出口を探し始める。本作の舞台となる、電灯によって照らされた世界が、ビル・マーレイティム・ロビンスや、マーチン・ランドー(space:1999の司令官さん)等のベテラン陣が脇を固めて描かれている。[投票]
★3サロゲート(2009/米)「サロゲート」とは身代わりロボットの意味。持ち主は目や耳をネット接続し、自宅からサロゲートを遠隔操作。作り物だからどんな若さも美貌も超体力も思いのままで、何より御本尊の自分は安全なもんであっという間に大普及。という、とある未来が舞台のお話。事故も犯罪も激減して、めでたしめでたしのその世界で、人知れず、持ち主が怪死する事件が発生する。FBI捜査官・グリア(ブルース・ウィリス)はその事件を追う中で、巨大な謎に突き当るのだが・・・[投票]
★5砂の器(1974/日)[ネタバレ?(Y3:N5)]  某駅で起こった一件の殺人事件を追う刑事(丹波哲郎森田健作)は、「カメダ」という地名だけを手がかりに、犯人の略そうとしても略せない過去を探り当てててしまう・・・ 「泣ける日本映画ベスト10」があったらランクイン確実と思われる橋本プロ入魂の秀作。[投票]
★5メリー・ポピンズ(1964/米)産業革命時代のロンドン。 仕事第一の父バンクス(デビッド・トムリンソン)と女性選挙権運動に余念のない母との間で、まだ幼いジェーンとマイケルは現実にゲンメツしかけていた。 今日も乳母と問題を起こし、新しい乳母を募る父に「私たちが作った乳母の募集広告」を渡すがあえなく破り捨てられてしまう。泣きもせず静かに子供部屋に戻る二人。だが、東からの風が強い或る日、メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)が傘にのってやって来た・・・  [more][投票]
★4ブーリン家の姉妹(2008/英=米)産業革命前の英国。国王ヘンリー8世(エリック・バナ)は高齢の王妃(アナ・トレント)との間に男子がなく、他の女を妾に男子誕生を目指す事は明らかだった。そこで、貴族・ブーリン家の当主は、長女・アン(ナタリー・ポートマン)を王に差し出し、男子を産ませる事で家名の一躍ステップアップを図る。が、ふとした偶然もあって王は既婚の妹・メアリー(スカーレット・ヨハンソン)の方がいいなどと無茶を言い出し、仲の良かった姉妹(と弟)は父の野望のため、愛憎絡み合うドロドロ関係へと巻き込まれてゆく。[投票(2)]
★4野獣たちのバラード(1965/露)長い間、スターリンによる牢獄独裁政治に苦しんできた旧ソ連による、ヒトラー及びナチスの記録映画。副題は「ありふれたファシズム」(あえてナチスだけの問題と特定しないとこがツボ)。  ナチスが暴略を尽くしたその現象よりむしろ、それに関係させされた(特に加害者側)の人間の描写に力を入れたものになっている。当時の記録フィルムに残された、ナチ演説を聞く聴衆の表情を冷静に分析する姿勢等、思えば、政権批判が超タブーだった旧ソ連の映画人たちによる、精一杯のスターリン批判ともいえるドキュメンタリー映画。[投票]