★5 | スローターハウス5(1972/米) | 第二次大戦以降、自分の人生を自由に行き来する様になった男ビリー・ピルグリムはトラルファマドールという星に招かれる。自分の人生の様々な時がランダムアクセス的に(?)呼び出される・・・ | [投票] |
★5 | 砂の器(1974/日) | [ネタバレ?(Y3:N5)] 某駅で起こった一件の殺人事件を追う刑事(丹波哲郎&森田健作)は、「カメダ」という地名だけを手がかりに、犯人の略そうとしても略せない過去を探り当てててしまう・・・ 「泣ける日本映画ベスト10」があったらランクイン確実と思われる橋本プロ入魂の秀作。 | [投票] |
★5 | 麗猫伝説(1983/日) | 大林監督による、和製「サンセット大通り」+アルファ。
映画不況に苦しむ某日本映画会社が、かつて製作中断された化け猫映画を復活させるべく、主演した元・大女優(入江たか子)のもとへ、若き脚本家(柄元明)を送り込む。
そこには、映画を中断された女優が、そのときの若さのままで、元監督(大泉滉)と共に、世捨て人の生活を送っていた・・・ | [投票] |
★5 | 草の上の昼食(1959/仏) | 主人公は、「人工授精による世界の進歩」を目指す高名な博士。
ある日彼は、「草の上の昼食会」という田舎での昼食会で仲間とはぐれ、素朴で美しい娘に出会い、自説をあっさり逆転させてしまう。
想い捨てがたくフランスの田舎道を走に回る彼は、再会を果たすことができるのか!? | [投票] |
★5 | Tommy トミー(1975/英) | 空軍パイロットを父として生まれたトミー君は戦争で父が行方不明(; ;) その後再婚した母と継父が、帰国した父を殺すシーンを目撃し、そのショックから見えない・聞こえない・話せないの三重苦を背負ってしまいます。
心痛む親は、マリリン・モンロー教会(?)を頼り、麻薬の女王(ティナ・ターナー)を頼り、いじめっ子の親戚やひねくれ者のバーニーおじさんへ世話を頼んでみたものの、病状は回復しません。
ある日彼は、ピンボールの才能に目覚め、遂にチャンピオンとなり、三重苦を克服し、「トミーズ・サタデーキャンプ」なる慈善施設を全国展開しますが・・・
(ロック界の大スターがザッツ・エンタテーメントの様に勢ぞろいだそうだけど、ロックに詳しくないので誰が誰だか・・・^^;) | [投票] |
★5 | オー!ゴッド(1977/米) | ある平凡なスーパーマーケットの店長が、ある日神から呼び出され「預言者」として人類を救う仕事を与えられる。
どこから見てもただのおじさんとしか映らない「神」は、終始控えめに彼を励ます。
とうとう彼はTVで名声を博す有名人牧師から訴えられ、法廷に立つ事を余儀なくされるが・・・ | [投票] |
★5 | 荒野の七人(1960/米) | アメリカがまだ西部劇の時代だった頃、カルベラという無法者の集団が村の農民たちを恐喝していた。 疲れ果て、土地を捨てるか否かまで追い込まれた農民達は、村を守るため7人のガンマンを呼んだ。 ガンマンと農民たちが生活をかけて無法者と戦う、思えば異色の西部劇。 | [投票] |
★5 | シェーラザード 新・千夜一夜物語(1990/仏=伊) | おとぎ話と現実がひっくり返った作品。
アラーの神の存在を疑った男が、罰として大昔から現代に送られる。
彼は、現代のテレビを連絡口として、千夜一夜物語の時代の娘・シェラザード(キャサリン・ツェタ・ジョーンズ)をサポートし、神の許しを乞う毎日…シェラザードはシンドバッド・アリババ等様々な男と出会い、現実の世界に「物語」を作ってゆく。 | [投票] |
★4 | ブーリン家の姉妹(2008/英=米) | 産業革命前の英国。国王ヘンリー8世(エリック・バナ)は高齢の王妃(アナ・トレント)との間に男子がなく、他の女を妾に男子誕生を目指す事は明らかだった。そこで、貴族・ブーリン家の当主は、長女・アン(ナタリー・ポートマン)を王に差し出し、男子を産ませる事で家名の一躍ステップアップを図る。が、ふとした偶然もあって王は既婚の妹・メアリー(スカーレット・ヨハンソン)の方がいいなどと無茶を言い出し、仲の良かった姉妹(と弟)は父の野望のため、愛憎絡み合うドロドロ関係へと巻き込まれてゆく。 | [投票(2)] |
★4 | テキサスの五人の仲間(1966/米) | 西部劇の時代、某若夫婦がある町の大ポーカー大会に巻きこまれ、夫はなけなしの財産をポーカーにつぎ込んでしまいます。 子供が、小さな目にいっぱい涙をためて「パパ、パパ(; ;)」。 ああ、これ以外は優しく働き者のパパなのに・・・ ついに全財産を賭けたゲームで夫は倒れ、家族の運命をかけたカードを若き妻に託します。 ポーカなんて初めての妻は、精一杯の勇気を集めて健気にも試合に挑みます。 がんばれ、リトル・レディ! 愛する夫とわが子と自分のために・・・ といった感動とハラハラとそれ以上の秘密の魅力をもった異色作^^ | [投票(2)] |
★4 | ウィークエンド・シャッフル(1982/日) | 某高級住宅地のなごやかな日常。 子供を誘拐されたと勘違いした某主婦(秋吉久美子)は、在宅に気づかぬ間抜けな某空き巣(泉谷しげる)に遭遇してしまった。 運悪くもその日は彼女の元クラスメートが遊びに来る日であった。 過負荷で放心状態の彼女を傍に夫を演じる羽目になる空き巣。 近所の兄ちゃん相手に誘拐を演じる子供。 床屋に行く夫(伊武雅刀)に頼んだマヨネーズは!? 何気ない事件から引き起こされる日常の暴走を描く少しナンセンスっぽいコメディ(か?)作品。 | [投票(1)] |
★4 | あなたに恋のリフレイン(1991/米) | 主人公は、結婚を控えた財閥のおぼっちゃまなのだが、親友たちとの「結婚前の最後のバカ騒ぎ」の後、ラスベガスの若き歌姫と一夜を過ごす。それがギャング(変人『バグシー』)の愛人だったため彼の人生は狂った。
怒りのギャングによって二人は「電撃強制結婚」の刑となり、全国紙に写真を載せられ、婚約も破棄となる(余談だけど婚約相手の娘がけなげだー、彼女の幸福を祈りたい)。
まさかその後、彼女と、何度も離婚と結婚を繰り返すという事など、彼も、彼女も、まるで知らないことだった・・・ | [投票(1)] |
★4 | ボギー!俺も男だ(1972/米) | 他の多くのウディ・アレン監督主演作品と同様、主人公は気の弱い男で、常に押しの強い友人(?)に圧倒されている。 映画『カサブランカ』等で有名なハンフリー・ボガートを敬愛する彼の目にボガートの姿が現れ、彼独特のスタイルでなじられ励まされする中で、主人公は勇気を身につけてゆくのだった。 | [投票(1)] |
★4 | アルテミシア(1997/仏=伊) | 好奇心いっぱい少女アナスタシアは絵が大好き。 でも時代は中世ヨーロッパで女性の画家というもの自体がまだ存在さえなく、ボーイフレンドの裸体などを書いて過ごす毎日だった。 画家である父の懸命の努力にも係らずアカデミアに入学を拒まれ、仕方なくある有能な画家の門下に加わることになる。 しかしその延長線上での教会との衝突は避けられないものになりつつあった・・・ | [投票(1)] |
★4 | ひとりぼっちの青春(1969/米) | ある不景気時代のアメリカ。 主人公は、何十時間踊り続けられるかを競う、マラソンダンス大会に出場する。 パートナーと果てしなく踊り続ける疲労と睡魔の中で、彼は次第にこの大会のカラクリに気付きはじめる。 | [投票(1)] |
★4 | 地獄の黙示録(1979/米) | (さらにあらすじ補完)
些細な事ですが、完全版の後の「ファイナル・カット版」では、エンドタイトル背後に流れるジャングルの映像が削除されています。
(個人的にはこの映像削除には賛成ですが)製作側としては、割と勇気のいる(?)決断だったかもしれないので補足させていただきます。 | [投票] |
★4 | エコーズ・オブ・ザ・レインボー(2010/香港) | 1960年代、英国統治時代の香港。靴屋を営む夫婦とその息子達の家族を描いた作品。
決して豊かではないが明るく人間味に満ちたその生活と、それを守るためのギリギリの踏ん張りが、8歳の次男の視点からユーモラスに描かれている。(第60回ベルリン国際映画祭・水晶熊賞) [more] | [投票] |
★4 | ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米) | 人間のサイボーグ化が現実となった、ある未来世界でのお話。極限まで機械化された女性「少佐」(スカーレット・ヨハンソン)は、テロ対策組織「公安9課」の精鋭として一生懸命に働く日々を送っていた。そんなある日、一企業による大量殺人及び脳内情報の盗難の事件に関わった少佐は自分自身の記憶やルーツについて、疑問を持たざるを得ない状況に追い詰められてゆく・・・かつて、押井守によるアニメーション化で話題となった『攻殻機動隊』の実写映画化作品。 | [投票] |
★4 | テッド2(2015/米) | 人間の心を持ったテディ・ベア人形「テッド」も、人並に結婚する事になった。花嫁は職場の同僚・タミーリン(前作、レジでふざけあってたあの人)。一年後、うまくいかなくなっていたテッドは、その原因が「子供がない事」である事に気付き、離婚後半年のジョン(マーク・ウォールバーグ)と共に精子提供者を捜し求めるうち、さらに大きな課題「合衆国政府がテッドを人間と認めてくれない」に突き当たる・・・ | [投票] |
★4 | X-MEN:フューチャー&パスト(2014/米) | 時に西暦2023年。対ミュータント兵器「センチネル」の猛攻により、ミュータントだけでなく人類全て一緒に絶滅の危機に瀕していた。プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とマグニート(イアン・マッケラン)は最後の手段として、50年前、この兵器が開発された過去にメンバーの意識を送り込む事にする。そんな事が可能なのは不死の体をもつウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)しかいない! メンバーの特殊能力で無事50年前にタイムトリップを果たした彼は、まず50年前のプロフェッサー( ジェームズ・マカヴォイ )を探し当てる。 [more] | [投票] |