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けにろんさんのあらすじ: 更新順

★4蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米)幼少期の記憶がリスベット(クレア・フォイ)の脳裏に去来する。幼い妹を変質者である父の元に置き逃げ出した苦渋。今、彼女は天才ハッカーとして裏街道で名を馳せていた。今日も女性を虐げる変質男を成敗してきたばかり。そんな彼女に、人工知能の権威バルデル博士(スティーヴン・マーチャント)から自身が開発した核攻撃制御システムの米国家安全保障局から奪還依頼がある。瞬くまにシステムを手に入れたリスベットであったが、起動のパスワードの解析中に何者かが彼女のアジトを急襲、システムは奪われてしまう…。原作者スティーグ・ラーソンの急逝でダビド・ラーゲルクランツが代筆したシリーズ第4作の映画化。[投票]
★3ジプシー・フラメンコ(2012/スペイン)スペイン、バルセロナ。ジプシーコミュニティ。映画館では『バルセロナ物語』(1963年)が上映中で主演のカルメン・アマジャのタップに陶酔の面持ちで見とれる少年がいた。名前はフアニート・マンサーノ。フラメンコダンサーを夢見る5歳の少年。一方、カルメンの姪メルセデス・アマジャ・ラ・ウィニーの娘でのカリメ・アマジャを迎えての記念コンサートの準備が開始された。初顔合わせのセッションでカリメがステップを踏み始める。そのダイナミズムの本物であることをを一瞬にして知った演奏家たち。スタジオは巨大なグルーヴ感に包まれていく…。カルメン生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。[投票]
★4君とひととき(1932/米)オリヴィエ教授(ローランド・ヤング)は浮気性の女房のミッチ(ジュヌビエーブ・トビン)との離婚を考え探偵に素行調査を頼んでいた。医者のアンドレ(モーリス・シュヴァリエ)は奥さんのコレット(ジャネット・マクドナルド)と相思相愛であり円満であったのだが、女癖も悪い。ひょんなことから親友のコレットの亭主がアンドレであると知ったミッチはコレットが催した晩餐会で彼を落とそうと画策する。女房を愛しながらも浮気の虫が抑えられないアンドレ。あっち行こうかこっち行こうかとハムレットさながらに悩むのであったが…。エルンスト・ルビッチ長篇監督第49作。[投票]
★5彼が愛したケーキ職人(2017/イスラエル=独)イスラエルから出張でベルリンに来たオーレン(ロイ・ミラー)はケーキ店でケーキを注文する。ケーキ職人トーマス(ティム・カルクオフ)は、彼から子供土産を相談され、玩具専門店に案内を頼まれた。それがきっかけで付き合うようになった2人は、やがて、オーレンの出張中、愛し合う仲になる。しかし、1ヵ月後の再訪を約し帰国したオーレンから連絡が途絶えた。思いあぐねてトーマスは大使館で消息を尋ね、事故死の事実を知る。数ヵ月後、エルサレムルの街をさまようトーマスの姿があった…。グレイツァ初監督作品で主演のカルクオフも無名の新人ながら2018年カルロヴィヴァリ国際映画祭、エキュメニカル審査員賞受賞。[投票]
★3殺られる(1959/仏)仕事から帰ったピエール(ロベール・オッセン)は恋人のベアトリス(エステラ・ブラン)が夜にもかかわらずこっそり出かけるのを見る。後をつけると裁縫店に入っていく彼女。そこには他にも多くの若い女たちが集まっている。店前で張り込むピエールであったが、彼を監視する車があった。警官に詰問されたピエールは歩き出す。すると2人の男が出てきてピエールを襲った。若い処女の人身売買組織の頭目キャリオ(ジャック・ダクミーヌ)の配下の殺し屋トム(フィリップ・クレイ)であった。伸されたピエールはトムの殺人の容疑者にされてしまう。アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズが音楽を担当したノワール。[投票]
★4くるみ割り人形と秘密の王国(2018/米)愛する母を失ったクララ(マッケンジー・フォイ)は、父(マシュー・マクファディン)からクリスマスイヴに鍵のかかった小箱を遺品として受け取る。名付け親ドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)にその箱の意味を尋ねるクララ。彼は糸をたどるゲームに彼女を促した。その糸をたどっていったクララは不思議な世界に迷い込む。衛兵であるキャプテン・フィリップ(ジェイデン・フォウォラ・ナイト)の案内のもと世界に足を踏み出した彼女にマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)の手のものが襲い掛かるのだが…。共同監督名義のジョー・ジョンストンは撮り直し部分のみ担当。[投票]
★4月夜釜合戦(2017/日)大阪、釜ヶ崎。公娼を抜けたメイ(太田直里)は私娼となり街頭で客を引く日々であった。メイと「子供の家」で一緒に育った仁吉(川瀬陽太)は彼女たちの用心棒ということになっていたがケチな泥棒で日々を凌ぐ。そんな折、飛田遊郭を仕切る鎌足組の代紋のお釜が盗まれた。老齢の組長(才本隆彦)に代わり実権を握る宍戸(海道力也)の号令のもと一大捜索が行われるが見つからない。それどころか組の買い占めで釜が高騰する有様であった。そんな騒動のさなかに、組長の息子タマオ(渋川清彦)が帰ってくるのだが…。ドキュメンタリー作家佐藤零郎の16ミリフィルム自主制作による長篇劇映画デビュー作。[投票]
★1不倫への招待(1988/仏=韓国)女優のエマ(ヘリー・オー)は夫(サック・ヘイオン)を韓国に残して1人でパリにやってきた。かねてよりの不倫相手のニコラエル(ニコラ・バイオン)との情事のためであった。再会の悦びに激しく燃える2人であったが、エマはその程度では満足できない。さらなるアバンチュールを求めてパリを彷徨し乱交やレズプレイや3Pを愉しむのであった。純粋な青年(オリベル・マゾワイエ)と束の間の純愛にひたってみたが結局は淫乱の焔が燃え上がり彼と別れるのであったが…。『エマニエル夫人』の韓国版バッタもん。「ジプシー・エマ」シリーズ第1作。[投票]
★3アウト&アウト(2018/日)都内某所の立体駐車場で銃の取引が行われるが、諍いから買い手の青年が組事務所の男2人をのして銃を奪って逃走した。探偵事務所を営む矢能(遠藤憲一)は、かつて広域暴力団、菱口組の若頭であったが、事情から盃を返して堅気になった男。渡世のしがらみから両親を亡くした小2の栞(白鳥玉季)を預かっていた。そんな折、矢能に1本の依頼電話が入る。あるものの取引に立ち会ってほしいとのことで、舎弟の工藤(酒井伸泰)の紹介と言われ仕方なく応諾。しかし、現場に行った矢能を待っていたのは死体になった依頼人だった…。きうちかずひろ監督第7作。[投票]
★4三人の女(1977/米)カリフォルニア、パームスプリング。老人リハビリ施設で働くミリー(シェリー・デュヴァル)は、新人のピンキー(シシー・スペイセク)の指導を命じられるが、彼女は新人そっちのけで若い医師連中に色目をつかうのであった。しかし、テキサスの田舎から出てきたばかりのピンキーはミリーにべったり。結局は彼女の家に居候することとなった。そのアパートには酒場のマスターのエドガー(ロバート・フォーティア)と妻のウィリー(ジャニス・ルール)も住んでいたが、彼女の描く画はこの世ならぬ異界の秘め事めいていて、そんななかで彼女たちの関係性も徐々に変容し始める…。1977年カンヌ国際映画祭・女優賞受賞。[投票]
★3殺る女(2018/日=米)殺し屋として業界ではミスしない女の異名をとる愛子(知英)は、今日も依頼のあった組員たちを根城のバーに潜入して血祭りにあげるのだった。彼女は、幼少時2人の男に両親を殺害された過去をもつ。記憶にあるのは男の腕にあったサソリの刺青。そいつを探し出して復讐するのが彼女の生きる因なのであった。看護師の由乃(武田梨奈)は孤児院育ち。兄の俊介(駿河太郎)は組を抜けて正業についたが、昔の仲間から仕事に誘われる。やむなく引き受ける俊介。しかし、その組を愛子が狙っていた…。日本・韓国・アメリカ・フィリピン・タイ・ミヤンマー・デンマークの国際競演となった役者陣を異能・宮野ケイジが纏め上げたノワール。[投票]
★3スマホを落としただけなのに(2018/日)タクシーで会社に向かう商社マンの富田(田中圭)は渋滞で会議に遅れそうになり、乗り捨てて駅に向かうが、そこでスマホを車内に置き忘れたことに気づいた。恋人の麻美(北川景子)は富田に電話したが見知らぬ男が出て動揺する。しかし、男は拾った旨を告げスマホを預けたカフェを彼女に教えるのであった。デートでプロポーズされた麻美は即答できなかった。それには、ある理由があったのだ。折りしも近郊の山間部で女性の他殺体が幾つも発見される。検証に向かった刑事、毒島(原田泰造)は、あることに気づくのだが…。新人作家志駕晃の話題のデビュー作の映画化。[投票]
★3クワイエット・プレイス(2018/米)あれが地球に来襲して数年。人間たちの多くは殺戮され、生き残った人たちは息を潜めて暮らさざるを得なかった。何故なら、あれは聴覚が異常に発達しており音に敏感に反応し襲ってくるのだ。アボット一家は父リー(ジョン・クラシンスキー)、母イヴリン(エミリー・ブラント)、長男ボー(ケイド・ウッドワード)、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)、二男マーカス(ノア・ジュープ)の5人一家。森の中の隠れ家を出て廃墟となった町に薬などを調達に出かけたのだが、聴覚障害をもつリーガンの不注意でボーはあれの餌食となってしまう…。オリジナル作品分野で2018年度全米No1ヒットとなった戦慄のホラー。[投票]
★4つかのまの愛人(2017/仏)大学構内。マリアーヌ(ルイーズ・シュヴィヨット)は待ち合わせの場所へ急ぐ。行きずりの学生との逢瀬のために。彼女は哲学教授のジル(エリック・カラヴァカ)と同棲して3か月だが、ニンフォマニアな性質はどうにも抑えようがないのであった。ジルの娘、ジャンヌ(エステール・ガレル)は恋人との破局に心折れて行き場がなく父親のアパートへ来る。そこでマリアンヌと出会い歳が近いこともあって打ち解けていくのだが…。『ジェラシー』、『パリ、恋人たちの影』と愛の3部作を形成するフィリップ・ガレル長篇劇場映画第24作。[投票]
★4クレイジー・リッチ!(2018/米)NY大の経済学教授レイチェル(コンスタンス・ウー)は恋人ニック(ヘンリー・ゴールディング)から友人の結婚式の為シンガポールに帰郷するのに際し一緒に来るよう誘われる。彼女は知らなかったが、彼はアジア有数の財閥の御曹司なのであった。彼との結婚を考えていた彼女は承諾するのだが、そのことは瞬く間にSNSを通じ拡散しニックの母エレノア(ミシェール・ヨー)の知るところとなる。到着した2人を結婚式の主役2人が迎え4人で観光や食事のひととき。だが、翌日には彼の屋敷を訪れた彼女を試練が待ち受ける…。『ジョイ・ラック・クラブ』(1993)以来25年ぶりのアジア系俳優のみによるハリウッドメジャー映画。[投票]
★3吸血鬼(1932/独=仏)放浪の青年アラン・グレー(ジュリアン・ウェスト)は小舟に乗って川を渡ってクルタンピエールという村を訪れ寂れた旅館に泊まった。そこで睡眠中に魂が体から抜け出るという体験をする。そして、村を覆う不吉な予兆の正体を知るのであった。城主の娘レオーヌ(ジュビレ・シュミッツ)が日に日に貧血がすすみ衰弱していたのだが、彼は古書によって、それが吸血鬼の仕業であることをつきとめる。その頃、村では吸血鬼の手先となった村医者(ジャン・ヒエロニムコ)が暗躍していたが…。さまざまな経緯を経て初期トーキーにて作成されたカール・テオドール・ドライヤー監督第10作。[投票]
★3COMET コメット(2014/米)LAの公園。彗星落下の天体ショーを見ようと集まった人の列でデル(ジャスティン・ロング)はキンバリー(エミー・ロッサム)と出会った。彼氏と2人で来ていたキンバリーをデルは強引に口説く。最初は拒否反応を示していたキンバリーだが公園内の各所で波状攻撃的に仕掛けられるデルの猛攻に徐々に心を開くのであった。そんな2人の別れてはまたくっつく6年間の変遷を幾つかの場面を錯綜させながら描いていくのだが…。サム・エスメイルの長篇劇場映画デビュー作。[投票]
★3LOVE(2015/仏=ベルギー)マーフィー(カール・グルスマン)は妻ノエ(アオミ・ムヨック)と2歳の息子ギャスパー(ウーゴ・フォックス)と3人暮らしであったが、彼の心は充たされない。ある日、1本の電話がマーフィーにかかってくる。それは、かつて2年間つきあっていたエレクトラ(アオミ・ムヨック)の母親からであった。行方不明になった彼女の居所を知らないかというのだ。マーフィーの脳裏に2年間の想い出去来する。激しく愛し合った日々が…。ギャスパー・ノエによると、今までの自分の作品と違いセンチメンタルな暴力とエクスタシーへの愛を描いたのだそうな…。[投票]
★3どこでもない、ここしかない(2018/スロベニア=マケドニア=マレーシア=日)スロバニアの首都リュブリャナ。トルコ系移民のフェルディ(フェルディ・ルッビジ)は、折りしもの不動産ブームに乗っかって儲けていた。仕事ができると勘違いした彼は生来の女癖の悪さから経営するゲストハウスの宿泊客に手を出しまくり。そんな彼の所業に糟糠の妻ヌーダン(ヌーダン・ルッビジ)は家出するのであった。妻のことを邪険にしていたフェルディであったが、失って初めて妻への想いに気づく。彼はヌーダンの故郷マケドニアに向かうのだが…。何の目算もないまま現地へ行き成り行きで知り合った人々を使って撮り上げたシネマドリフターを標榜するリム・カーワイ長篇第6作。[投票]
★4コンフェッション 友の告白(2014/韓国)3人の少年たちは中学の卒業式の日にはしゃいで山に登り遭難する。雪降るなか、1人が怪我をして逃げ込んだ山小屋で1夜を過ごすのだが…。それから時が流れ大人になった3人。消防士になったヒョンテ(チソン)、保険のセールスマンになったインチョル(チュ・ジフン)、その日暮らしのミンス(イ・グァンス)は何だかんだで腐れ縁が続いていた。ヒョンテの親は非合法なゲーム賭博業を営み、それを嫌って親子は疎遠になっていたが、インチョルは火災保険について相談を受ける。経営が上手くいっていないらしいのだった…。イ・ドユン長篇監督デビュー作。[投票]