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[あらすじ] マザー・サン(1997/米)

人里はなれた森の中の朽ちかけた家で息子(アレクセイ・アナニシノフ)は死が間近い母(ガドラン・ゲイヤー)に寄り添うように暮らしていた。母の具合がいい日は抱きかかえて外の空気にあたらせる。しかし、もはや彼女は木立のそよぎや花々の息吹に反応を見せることはない。繰言のように昔の思い出をつぶやくのみであった。そんなある日、母が眠ってる間に、彼は山を歩いて海を見に行くのであったが…。ドイツロマン主義の画家カスパー・ダヴィッド・フリードリヒの「海辺の修道士」をモチーフにしたソクーロフ長編劇映画第8作。1997年モスクワ映画祭、タルコフスキー賞、審査員特別賞、撮影賞、ロシア批評家賞を受賞。
(★4 けにろん)

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