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けにろんさんの人気あらすじ: 投票数順(4/7)

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★4ペインテッド・デザート(1993/日)砂漠の真っ直中に孤立するカフェ「デザート・ローズ」は日系女性サリ(ノブ・マッカーシー)が女手1つで切り盛りしていたが、近所の牧場に潜伏するマフィアの大物ヴィターリ(アンドレアス・カツェラス)の用心棒アル(ジェームズ・ギャモン)達を常連としていた。或る日、教会へ行ったサリは行き倒れの日本人ジロー(木村一八)を見つけて連れ帰る。回復したジローは店を手伝うようになり、アル達とも打ち解けていく。だが、アルの旧友の殺し屋スカーフェイス(ロン・ジョセフ)が訪れて来たことから事態は風雲急を告げていく…。ビデオ映画『タフ』シリーズの連作として作られた原田真人劇場映画第8作。uyo[投票(1)]
★4冬の旅(1985/仏)南フランスの道端で行き倒れ凍死した1人の少女モナ(サンドリーヌ・ボネール)18歳。彼女は身許を語るものを身に付けておらず無縁墓地に埋葬された。時間は、その数週間前に遡行し彼女の孤独な旅が人々の証言によって綴られていく…。シナリオ無しでロケ隊とともにイメージハンティングをしながら日々書き上げた数ページの台本をボネールに演じさせて製作されたアニエス・バルダの監督第23作。85年ベネチア国際映画祭金獅子賞・国際評論家賞、86年ロスアンジェルス批評家協会賞外国語映画賞・女優賞受賞。uyo[投票(1)]
★4愛しのタチアナ(1994/フィンランド=独)60年代のフィンランド。40歳を過ぎても独身の仕立屋のヴァルト(マト・ヴァルトネン)は母(イルマ・ジュニ・ライネン)がコーヒーを切らしたのに立腹して金を盗んで家出し、自動車修理工のポン友で同じく40歳過ぎの独身男レイノ(マッティ・ペロンパー)を尋ねた。閉塞感に苛まれた日常。自称ロックンローラーのレイノが言う。「行け!ジョニー・キャッシュもそう言った!」2人は旅立つ。そして、エストニア人のタチアナ(カティ・オウティネン)とロシア人のクラウディア(キルシ・テュッキュライネン)の女性2人連れと出会うのだが…。カウリスマキの94年作。uyo[投票(1)]
★5病院で死ぬということ(1993/日)とある病院で末期癌患者の医療に取り組む山岡医師(岸部一徳)の元には様々な患者が送られて来る。大腸癌の川村老人(山内明)の元に遅れて入院してきた老妻秀子(橋本妙)は肺癌であった。働き盛りのサラリーマンの野口(塩野谷正幸)は末期癌で手術不可能で告知されぬまま家に帰される。再三の手術を繰り返しながら退院できない春代(七尾伶子)は次第に感情が荒んで行く。身寄り無く行き倒れた藤井(田村廣)は末期の食道癌であった…。実在の医師山崎章郎の同名原作から人は如何に死にゆくべきかを問うた問題作。93年日本映画批評家賞作品賞、毎日映画コンクール監督賞・美術賞・録音賞受賞。ことは[投票(1)]
★4ピカソ 天才の秘密(1956/仏)1956年。画家パブロ・ピカソと十数年の親交を結ぶ映画監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーはカメラマンクロード・ルノワールと数人のスタッフを引き連れ彼のアトリエでキャンバスにマジックでデッサンされる絵を裏側から撮り続ける。フィルム残量に合わせた時間で快く絵を完成させていくピカソ。やが興に乗った彼は小さなキャンバスから壁画へと着手し画面もスタンダードからシネスコへと移行していく…。56年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞のクルーゾー監督第13作。篇中で描かれた作品は映画完成後に全て廃棄され、本作は84年に仏政府より国宝として指定された。Yasu[投票(1)]
★4メル・ブルックスの大脱走(1983/米)ナチス侵攻下の1939年。ポーランド、ワルシャワの劇場でブロンスキ(メル・ブルックス)率いる一座が興行を打っていた。ブロンスキが舞台上で「ハムレット」のさわりを演じだすと何故かいつも客席を離れる男がいる。ソビンスキ空軍中尉(ティム・マシスン)で彼はその間にブロンスキの妻の女優アンナ(アン・バンクロフト)と楽屋裏で密会していたのだ。やがてソビンスキはイギリス軍基地に赴任。そこでポーランドに帰国するシレッキ教授(ホセ・フェラー)と会うが…。42年ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』を再映画化した83年作。トシ[投票(1)]
★3ナイト・アンド・ザ・シティ(1992/米)マンハッタンの弁護士ハリー(ロバート・デ・ニーロ)は法廷でボクシング・プロモーターのギャング、ブーン・ブーン(アラン・キング)に敗北しボクシング興行で見返そうと思い、ブーン・ブーンの兄で往年の名ボクサー、アル(ジャック・ウォーデン)を仲間に引き入れ金策に走る。バーのオーナー、フィル(クリフ・ゴーマン)に1万5000ドルの借金を申し込むが条件として半額の自力調達を課せられ奔走するが難航、フィルの女房でねんごろのヘレン(ジェシカ・ラング)の助力をあおぐが…。50年のジュールズ・ダッシンの『町の野獣』をリメイクしたアーウィン・ウィンクラー監督第2作。トシ[投票(1)]
★4死刑台のメロディ(1970/伊=仏)1920年のボストン。マッカーシズムの嵐が吹き荒れる中、イタリア人労働者事務所が武装警官に急襲され幾多の逮捕者を出した5ヶ月後、からくも逃れた靴屋のサッコ(リカルド・クッチョーラ)と魚行商人のヴァンゼッティ(ジャン・マリア・ボロンテ)は密告から市電の中で逮捕された。英語もろくに話せないイタリア人の2人はろくな抗弁も出来ず、その1ヶ月前にブレントリーの製靴会社で起こった強盗殺人事件の容疑者として起訴されてしまう。そして、裁判が始まった…。アメリカ史の汚点と言われる「サッコ=ヴァンゼッティ事件」を描いた71年カンヌ国際映画祭男優賞(クッチョーラ)受賞作。uyo[投票(1)]
★2お嫁においで(1966/日)父の会社で設計技師として働く須山保(加山雄三)には縁談が引きも切らずなのだが、保はかつて車がエン故した折りに手伝ってくれた女性が忘れられないのであった。そんな折り、偶然ホテルの食堂でウェイトレスをしている彼女を発見。しかし、件の彼女、露木昌子(沢井桂子)はタクシー運転手の野呂(黒沢年男)と交際中であった。見かねた保のおしゃまな妹、葉子(内藤洋子)は一計を案じるのだが…。加山としては若大将シリーズ全18作中8作目と9作目の間に位置し本多猪四郎の非怪獣映画としての最終作。kiona[投票(1)]
★3カサノバ(1976/伊)18世紀半ばのベネチア、カーニバルの夜。カサノバ(ドナルド・サザーランド)は見知らぬ女からの呼び出しで近海の孤島サン・バルトロのフランス大使の別荘へ赴くと、件の女マッダレーナ(マルガレート・クレマンティ)は大使の情婦で尼僧であった。大使の要望でカサノバは自慢の性技をマッダレーナ相手に披露し大使を感嘆せしめた。意気揚々と小舟で帰るカサノバは嵐に見舞われ、しかも異端審問官にとっ捕まって留置場行きになるが、脱獄しパリに赴く…。76年アカデミー衣裳デザイン賞受賞のフェリーニの監督第18作(TV作品含む)。いくけん[投票(1)]
★3星の王子さま(1974/米)パイロット(リチャード・カイリー)は、小さい頃に象を飲み込んだウワバミの絵を書いて、大人達に帽子と笑われ失望し、以来、空と星を友として生きてきた。ある日、飛行機の故障で砂漠に不時着したパイロットは、死を覚悟した瞬間、子供に「羊の絵を描いて」と話しかけられる。言われるままに羊を描いて、ついでに件のウワバミも描いてあげると、少年は「象を飲んだウワバミなんか要らない」と言うのであった。少年は星の王子さま(スティーブン・ワーナー)だったのだ。王子さまは故郷B−612でバラ(ドナ・マッケニー)に我が儘を言われ宇宙旅行に飛び出したのであった…。74年ゴールデングローブ音楽賞受賞。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★5アタメ 私をしばって!(1990/スペイン)3歳で孤児になり、凶暴癖から精神病院で青春時代を送って来たリッキー(アントニオ・バンデラス)は23歳になって退院することになった。それを機に、まっとうな普通人として生きることを決意、憧れのB級ポルノ女優マリーナ(ビクトリア・アブリル)を、監督マキシモ(フランシスコ・ラバル)の仕切る現場に訪れると、プレゼントを差し出し、いきなり求愛したのだ。そして、当然の如く相手にされない。思いあまったリッキーはマリーナのアパートに押し入り「お前の良き夫、産まれてくる子の良き父になりたい!」と一方的に宣言したが…。アルモドバルの第20作。KADAGIO[投票(1)]
★5トパーズ(1992/日)出張SM嬢のアイ(二階堂ミホ)は毎日のように客にホテルに呼ばれて、されるがままにプレイをこなしているが、今では、その意味さえも考えなくなっている。或る日、宝石店で見たトパーズを、かつて占い師(草間彌生)から聞いたことのある「幸福の指輪」と直感し買ったのであるが、何も変わるわけではなかった。そんな時に出会った薬中高級娼婦サキ(天野小夜子)は、アイに生きていくことの標を託す。そして、アイはかつての恋人に会いに行こうと決心するのだが…。村上龍の監督第4作。国内評価は完全黙殺に近かったが、レイトで一応の成果を収め、ドイツ興行では『トーキョー・デカダンス』の題で話題を呼んだ。ボイス母[投票(1)]
★5イナゴの日(1975/米)1938年のハリウッドにエール大卒のトッド(ウィリアム・アザートン)が大手映画会社の美術部に就職し東部からやって来た。安月給で借りたアパートの向かいに元ボードビリアンのセールスマンのハリー(バージェス・メレディス)とその娘でスターを夢見るフェイ(カレン・ブラック)が住んでいたが、すれっからしのフェイにトッドは瞬く間に翻弄されていく。そんな或る日、ハリーはセールスに行った家で倒れてしまう。住んでいたのはアイオワ出の田舎者の内気な経理事務員ホーマー(ドナルド・サザーランド)であったが、父を引き取りに来たフェイに彼も又籠絡されて行くのであった…。シュレシンジャーの劇場映画第9作。uyo[投票(1)]
★2ハイヒール(1991/仏=スペイン)1989年。マドリード空港に15年ぶりに往年の人気歌手ベッキー・デル・パラモ(マリサ・パレデス)がメキシコから帰郷した。出迎えた娘のレベーカ(ビクトリア・アブリル)は母の嘗ての恋人でTV局を経営するマヌエル(フェオドール・アトキン)と結婚し、今では人気キャスターになっている。ベッキーは昔住んでいたアミーヨ広場の地下アパートに住みたいと言い、下見に行くとベッキーの物真似ゲイ芸人レタル(ミゲル・ホセ)のポスターが貼ってあり、ショーを見に行ったベッキーはレタルから愛を告白される。一方マヌエルもレベーカとの愛が終わったことをベッキーにうち明ける…。アルモドバルの第21作。KADAGIO[投票(1)]
★1プロスペローの本(1991/英=仏)ミラノ王のプロスペロー(ジョン・ギールグッド)はナポリ王アロンゾ(ミシェル・ブラン)と組んだ実弟アントニオ(トム・ベル)に王位を奪われ娘ミランダ(イザベル・パスコ)と共に絶海の孤島に流された。月日が経ち、プロスペローは親友ゴンザーロ(エルランド・ヨセフソン)が持たせてくれた24冊の魔法の本を使い、妖精キャリバン(マイケル・クラーク)の助けを得て復讐計画を練り、その著書に「テンペスト」とタイトルをつけるが…。シェークスピアの「テンペスト」を題材に自由に脚色されたグリーナウェイの第40作でハイビジョンの導入やワダ・エミの起用が話題になった。tredair[投票(1)]
★4エスピオナージ(1973/仏)駐仏ソ連武官のウラソフ大佐(ユル・ブリンナー)がモスクワへ召還されての帰国直前パリ空港で警察に駆け込み西側への亡命を求めた。SCE部長のベルトン(フィリップ・ノワレ)は外務大臣の命でウラソフをCIAに引き渡す。CIA局長デイビス(ヘンリー・フォンダ)とMI6連絡員ボイル(ダーク・ボガード)の取り調べに対しウラソフは西側の2重スパイのリストを持っていると言うが、一方亡命理由の反共思想は嘘発見器に激しく反応。ウラソフを6ヶ月隔離し、その間にリストの裏付け調査が開始されるが最初の2人が何者かに殺された…。冷戦下のスパイ戦を描いたアンリ・ベルヌイユの第29作。uyo[投票(1)]
★3パーマネント・ブルー 真夏の恋(1976/日)瀬戸内海に面した四国の港町。少年(佐藤佑介)は1人の女(秋吉久美子)が砂浜に倒れているのを発見し介抱し旅館を営む自分の家に連れ帰るのであった。やがて回復した女は旅館で働き始める。童貞の少年は女に仄かな憧憬の思いを持ち、女もまんざらではない様子であった。その頃、過激派の内ゲバ殺人事件の犯人がこの港町に潜入したとの情報から警察の捜査が始まる。そして、或る晩、少年は女が寝言で「機動隊粉砕、赤学同殲滅…」と言うのを聞くのであったが…。山根成之の監督第12作で4作ある秋吉久美子とのコンビ作の2作目。sawa:38[投票(1)]
★4わが街(1991/米)ロスの弁護士マック(ケビン・クライン)は、もう若くはなくこのままでいいのかとの焦燥にとらわれ、友人のバイオレンス専門の映画プロデューサーのデイビス(スティーブ・マーティン)に悩みを打ち明けるが取り合ってもらえない。帰り道で車がエンコしたが、そこは黒人居住区で集まった黒人達に命の危険を感じるが、通りかかったサイモン(ダニー・グローバー)に救われる。一方デイビスは強盗に遭遇し脚を撃たれて入院。マックの妻クレア(メアリー・マクドネル)はヒスパニックの赤ん坊を拾い、サイモンは妹ディー(メアリー・ルイス・パーカー)の住環境に気を病む…。92年ベルリン国際映画祭金熊賞。uyo[投票(1)]
★4越前竹人形(1963/日)京都の山奥のとある村で父の代から竹細工を営む喜助(山下洵一郎)は大雪の日に父の墓参りに訪れた玉枝(若尾文子)の美しさが忘れられなくなり、町に竹細工を卸しに出た折に捜し求めて芦原の遊郭で玉枝と再会する。一途な情熱で嫁に来てくれと請う喜助にいつしか玉枝もほだされ、晴れて身受けされ喜助の元に嫁ぐのであったが、実は玉枝は父が5年間にわたり世話をして来た女と知った喜助は彼女を抱く事ができない。女盛りをもて余す玉枝は竹細工を買い取りに町から訪れた忠平(西村晃)にとうとう体を許してしまうのだが…第18回毎日映画コンクール助演女優賞(中村玉緒)、美術賞受賞作品。 りかちゅ[投票(1)]