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evergreenさんのあらすじ: 更新順

★4スウィート・シンフォニー(1997/香港) カナダに留学中のエディ(ジャン・ラム)ポール(アンディ・ホイ)レスリーの3人が香港へ帰国した。3人が思いを寄せていた女の子・カレンが何の連絡も無く香港へ帰国した為、追いかけてきたのだ。3人は「最初にカレンを見つけた者が彼女のボーイフレンドになり残りの者はあきらめる」というゲームを思いつく。期限は1ヵ月。安宿ペニンシュラ・インを根城に、住所も連絡先も分からないカレン探しが始まった。3人はそれぞれ偶然に失恋中の女性警官(スー・チー)・女性バスドライバー・家出娘と知り合い、共にカレンを探すうちに自分の心境が複雑に変化していく事に気づく・・香港を舞台に男女6人の恋愛模様をロマンティックに描いた青春群像劇。(カラー/93分)[投票]
★4マラケシュ・エクスプレス(1989/伊) ミラノで働くマルコ(ファブリツィオ・ベンティボリオ)の家に美女テレーザ(クリスチナ・マルシラッチ)が訪れる。マルコの10年前のサッカー仲間だったルディが大麻所持でモロッコ・マラケシュの刑務所に収監されているというのだ。ルディを助ける為、10年前のサッカー仲間が集結。マルコら4人のイタリア男とテレーザは4WD車で遥かアフリカ大陸を目指す。  『エーゲ海の天使』『ニルヴァーナ』のガブリエレ・サルバトレス監督が、心地よいユーモア・旅情と共にラテン男達の10年来の友情を爽やかに描き出す青春ロードムービー。  [投票]
★3最愛の夏(1999/台湾)夏休みに基隆の家族の元へ帰省したカンイ(リー・カンイ)は17歳の大学生。実家の盲目の両親と、障害を持つ弟とは家族同士助け合って幸せな毎日を送っている。 やがて、軍学校を退学したアピン(ファン・チィウェイ)と知り合い、次第に二人は恋仲になっていく・・美しい台湾の港町・基隆を舞台に、ひと夏の出来事をみずみずしく描く青春映画。[投票]
★3東京攻略(2000/香港) ラスベガスでの結婚式を新郎の高橋(仲村トオル)にすっぽかされた メイシー(ケリー・チャン)は香港の新宅へ傷心の帰途につく。そこで待っていたのは新居の 工事費用を取り立てに来た内装デザイナーのユン(イーキン・チェン)だった。高橋を探して 東京に旅立った2人は怪しい私立探偵リン(トニー・レオン)に出会い、日本のヤクザも絡んだ陰謀に巻き込まれていく・・  東京を舞台に大掛かりなゲリラロケを敢行した香港・日本の明星達が入り乱れるアクション大作。[投票]
★5プレイタイム(1967/仏) 地方から就職の為、パリにやってきたユロ氏(ジャック・タチ)。街はモダンなビルが立ち並びまるでアメリカのようだ。 ユロ氏はガラス張りの迷路のようなビルの中で待ち合わせの相手のジファール氏を見失う。途中、アメリカからの旅行客バーバラ(バルバラ・デネック) とすれ違い、街をさまようユロ氏は、昔の友人に誘われて開店準備中のレストラン・ロイヤルガーデンに入りこむ。準備不足のまま開店した店内は 混乱し、宴は混沌さを増していく・・・  魅力的でスケールの大きいセットの数々に度肝を抜かれるジャック・タチの野心作で、ムッシュ・ユロシリーズの第3作。[投票]
★3台北ソリチュード(1997/台湾) 台北でデザイナーとして働くアフェン(チェン・シアンチー)。冷め切った結婚生活に失望し、 夫と別居生活を送っている彼女の心の支えは弟チュンシン (リー・カンシェン)の存在だった。 チュンシンが兵役を終えて除隊する日、アフェンの心はひどく落ち着かない。一方、除隊したチュンシンは姉に会うのを 避け、父の金を盗んで街を放浪する。過去の一時期、2人は姉弟を超えた関係にあったのだ・・  ツァイ・ミンリャン監督作品でおなじみのリー・カンシェンが抜群の存在感を示すドラマ作品。[投票]
★5風櫃〈フンクイ〉の少年(1983/台湾) 台湾西部の澎湖島・風櫃に住む阿清(ニュウ・チャンザイ) は高校を中退し、不良仲間と喧嘩に明け暮れる日々を送っている。障害を持つ父親と息子の素行を心配する母親に囲まれ、将来への道筋も見えず、満ち足りない気持ちを押さえきれなくなった阿清は、職と新しい生活を求めて、仲間と共に台湾本島の大都会・高雄へと旅立つが・・・。 退屈な工場勤め。淡い初恋。終りつつある青春時代と逃れられない「兵役」という名の社会への入口。  青春時代と大人社会の狭間にさしかかった少年の揺れる思いを叙情的に描いたホウ・シャオシェン監督初期の傑作青春映画で、台湾版『スタンド・バイ・ミー』ともいえる作品。84年度ナント三大陸映画祭大賞受賞。 [more][投票(1)]
★4ニューヨーク1997(1981/米) 1988年。犯罪率の上昇に手を焼いたアメリカ政府は、マンハッタン島の周囲を壁と高圧電流で封鎖し、島内は全米の囚人が収監される大監獄と化した。1997年。大統領専用機がテロリストによりハイジャックされて島に不時着し、大統領は囚人達の手に落ちた。対策に窮した政府は、伝説のアウトローとして名高いスネーク・プリスケン(カート・ラッセル)に毒を盛り、解毒剤と身柄の釈放と引き換えに、大統領の24時間以内の救出を命じた・・・鬼才ジョン・カーペンターが描く傑作SFアクション作品で、映画史上最強のアンチヒーロー、スネーク・プリスケンが銀幕に初登場した記念すべき作品。セルフリメイクに近い続編『エスケープ・フロム・L.A.』も必見。[投票(2)]
★4OVER SUMMER(1999/香港) マイク(フランシス・ン)は責任感が強い刑事。気楽な相棒ブライアン(ルイス・クー)と共に凶悪強盗犯ドラゴンの行方を追っている。ドラゴンの潜伏先の情報を得たマイクらは現場の向かいに住む痴呆ぎみの老婆(ロー・ラン)を説得し、部屋を張り込み用に提供してもらうが、知り合いの妹ユン( ミッシェル・アリシア・サラーム)も転がり込み、奇妙な共同生活が始まった・・・型破りな刑事達の活躍と人々との交流を情感豊かに描くアクション・ドラマ作品。[投票(1)]
★4Hole(1998/台湾=仏)  2000年まであと7日。連日降りしきる雨。台北では「ゴキブリ症候群」なる世紀末病が蔓延し、政府は2000年1月1日午前0時をもって、汚染地域への断水処置を宣言した。汚染地区のあるアパートの階上に住む男(リー・カンシェン)と、階下に住む女(ヤン・クイメイ)は、水道配管工が開けた床の穴を通じて奇妙な交流を始める・・・『青春神話』『愛情萬歳』で世界を驚愕させた奇才・ツァイ・ミンリャンが描く、終末ミュージカル・パラダイス。[投票]
★4マンハッタン(1979/米) TV放送作家のアイザック(ウディ・アレン)は42歳。別れた妻ジル(メリル・ストリープ)が出版する予定の、結婚生活の暴露本に気を揉む毎日を送っている。交際している25歳年下の女子高生・トレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)の気持ちにも正面から向き合えないでいた。そんな折、友人の大学教授エールの愛人のジャーナリスト・メアリー(ダイアン・キートン)と知り合ったアイザックは次第に彼女に引かれ、トレーシーとの別れを考えるようになる・・・・・・ ジョージ・ガーシュイン作曲の「ラプソディ・イン・ブルー」に乗せて、大都会ニュー・ヨークを舞台に、ウディ・アレンが描く、ほろ苦い都市の恋愛模様。[投票]
★4愛情萬歳(1994/台湾) 不動産エージェントのメイ(ヤン・クイメイ) は仕事の合間に仲介物件の高級マンションで露天商のアーロン( チェン・チャオロン)と一夜の愛を交わす。一方、鍵を偶然手に入れた、ロッカー式共同墓のセールスマンのシャオカン(リー・カンシェン)は、高級マンションに住みつき、アーロンもまたマンションに転がり込む。2人が密かに住みついてるとは知らないメイ。高級マンション内で交錯する3人の奇妙な生活。『青春神話』で世界の注目を集めたツァイ・ミンリャンが放つ、都市生活者たちの静かで不思議な人間ドラマ。[投票]
★5青春神話(1992/台湾) 台北で両親と暮らしている予備校生のシャオカン(リー・カンシェン)は大学入試が近いのに勉強に身がはいらず、無気力な毎日を送っている。アツー(チェン・チャオロン)は親友のアピンと共に電話機の小銭を盗んだり、兄の彼女のアクイ(ワン・ユーウェン)と遊んだりと無軌道な生活を送っていた。まったく面識のない彼らだが、ある日父親のタクシーのサイドミラーを壊したアツー達を西門町で見かけたシャオカンは、彼らの後をつけ始める・・  都市に生きる青年達の孤独を描いた傑作。台湾映画の新星ツァイ・ミンリャン監督の記念すべきデビュー作品であり、主演のリー・カンシェン主演の連作となった「シャオカン」シリーズの第一作。[投票(1)]
★3私立ガードマン/全員無責任(1986/米)警官を濡れ衣でクビになったフランク(ジョン・キャンディ)はドッグ警備会社に就職し、元弁護士のノーマン(ユージン・レビィ)とコンビを組み初仕事に当たるが、強盗に押し入られて、会社から罰金を命じられる。この事件の裏に、組織ぐるみで社員から金を巻き上げる労働組合と会社の陰謀を感じた二人は、正義感に燃えて捜査に乗り出すが・・ ジョン・キャンディのおとぼけが光るアクション・コメディ。[投票]
★5新・桃太郎(1987/香港)赤鬼大魔王に「太陽の剣」を奪われた「桃の国」。だが、人間界に逃れて、老夫婦に育てられた桃太郎はキジ、サル、イヌ、スイカ太郎らと共に悪魔島へ赤鬼退治の旅に出る。日本の民話に題材を取った台湾のSFカンフー・アクション作品。桃太郎を演じるのは当時の台湾のトップアクションアイドルのリン・シャオロー[投票]
★4憂鬱な楽園(1996/台湾) チンピラのガオ(ガオ・ジェ)は、舎弟で無鉄砲なピィエン(リン・チャン)、その恋人で気まぐれなマーホァ(伊能静)と共に賭博場の仕切りなどでその日暮らしの気楽な生活を送っている。40を過ぎ、ガオはこのままフラフラした生活ではいけないと一念発起。上海で一旗上げるという夢を実現するため、ピィエン達と資金集めに南へ向かう・・・  ホウ・シャオシェン監督の作品は歴史に題材を求めたものが多い中、今作は放埓な不良中年達の南行きを描いたロード・ムーヴィーで、監督のヤンチャな魅力(監督は昔、不良少年だったらしい)がうかがえる作品になっている。  [投票]
★5ぼくの伯父さんの休暇(1952/仏)バカンスの季節。ムッシュ・ユロ(ジャック・タチ)もポンコツ自動車に乗って一路、海へと向かうが・・・。海辺やホテルでユロ氏が巻き起こす些細な騒動を描いたフレンチ・コメディ。善良な人柄にもかかわらず、世間と多少(?)ズレているため周囲に騒動を巻き起こすムッシュ・ユロが銀幕に初登場した記念すべき作品。人を貶めて笑いを取るようなギャグが昨今多いが、この作品は品のあるギャグで見る者に連続の微苦笑を誘う。音楽の素晴らしさもこのシリーズの見所である。[投票]
★5ぼくの伯父さん(1958/仏=伊)ジェラールはプラスティック会社の社長を務める父のアルペル氏と母と一緒にパリの人もうらやむ超モダン住宅に住んでいる。一方、下町に住むジェラールの伯父ムッシュ・ユロ(ジャック・タチ)は独身で、定職にもつかず自由に暮らしていた。ジェラールが自分よりも、風来坊な生活を送っているユロ氏になついている事が気に食わないアルペル氏は、知り合いの社長に頼み、ユロ氏に会社の面接を受けさせたり、お見合いをセットしたりして、ユロ氏に身を固めさせようとするが・・・。心優しく温厚な性格だが世間と多少(?)ズレているために、心ならずも周囲に様々な騒動を巻き起こすユロ氏とジェラールの心あたたまる交流を描いた傑作コメディ。[投票(1)]