コメンテータ
ランキング
HELP

死ぬまでシネマさんのあらすじ: 投票数順

★0今、有明海は 消えゆく漁撈習俗の記録(2006/日)有明海で暮らす人々と、干潟漁や伝統漁法などの多彩な漁法を描くドキュメンタリー。解説は、常田富士男。佐賀県大村市の写真家=中尾勘悟氏が監修。製作=イワプロ〔カラー/90分〕◆ '06年第4回文化庁文化記録映画大賞/'06年キネマ旬報文化映画6位 ◆ 公式HP:www.iwapro.jp/new/tokusetu2.htm[投票]
★0有明海に生きて 100人に聞く、海と漁の歴史と証言(2007/日)福岡・佐賀・長崎・熊本4県に跨がる、総面積約1700km、九州最大の湾、有明海。干満差が大きく大潮の干潮時には全国の干潟総面積のおよそ6分の1に相当する約8600haの干潟が現れ、独自の生物相を持つ特産物の宝庫であった。が 近年、環境汚染など様々な要因から水産資源は激減し、漁民の多くが撤退や休漁に追い込まれている。この作品は、環境変化で変わりゆく有明海沿岸住民の声をあつめた記録である。(因みに、諫早湾は有明海中央部西岸から南西側に入りこんだ湾を指す呼称) [more][投票]
★0夢は時をこえて 津田梅子が紡いだ絆(2000/日)津田塾大学の創立者であり女性運動の先駆者である津田梅子の足跡を辿る長篇ドキュメンタリー。監督は『ルイズ その旅立ち('97)』『伝説の舞姫 崔承喜('00)』の藤原智子。語りは青木裕子。90min./制作=日本映画新社 ◆ '00年度キネマ旬報文化映画第1位/第55回毎日映画コンクール記録文化映画賞/日本映画ペンクラブノンシアトリカル部門第1位[投票]
★0粥川風土記(2005/日)郡上市美並町を舞台にした長編記録映画。 粥川は清流長良川の源流域南端部にある支流。本流よりも綺麗だという支流である粥川を民族文化研究所が7年に亘り記録し続けた。姫田忠義は同研究所所長。キャッチフレーズは「映像による風土記編纂の時代へ」◆ 162min./自主製作/文化庁支援/'05年度キネマ旬報文化映画2位[投票]
★0あの鷹巣町の その後(2005/日)秋田県鷹巣町の、町政当局と町民の福祉への取り組みを描くドキュメンタリー。2003年の町長選挙で、町の福祉政策を牽引してきた町長は、町村合併を推進する対立候補に大敗した。'03年から'05年9月までを取材。◆『住民が選択した町の福祉』('97年)『問題はこれからです』('99年)に続く第三作。180min./製作=自由工房 ◆ 翌年には北秋田市(旧鷹巣町)市議選の様子を記録した続篇(56min)が製作された。 [more][投票]
★0映像評伝 朝永振一郎(1995/日)1965年に日本人として2人目のノーベル物理学賞受賞者となった朝永振一郎の業績と生涯を、関係者の証言などから紹介する伝記映画。朝永は現代物理学の基礎となる「くりこみ理論」を生み出し、最終的には“場の量子論”の矛盾を取り除く観点を発見した。語りは矢田耕司。60min./16mm/カラー/スタンダード/制作=朝永振一郎伝記映像製作委員会/山陽映画 [more][投票]
★3地球交響曲 ガイアシンフォニー 第六番(2006/日)地球を讃えるドキュメンタリー第6弾。印度国には「ナーダ=ブラフマー(世界は音なり)」との言葉があるという。今回のテーマはこの世を形作る<音>を探求する旅。そして「虚空の音」とは。声の出演は林 隆三(ラヴィ=シャンカール)・奥村 潮(ケリー=ヨスト)・山川建夫(ロジャー=ペイン)。語りは榎木孝明森田真奈美。〔カラー/127分〕◆ 全洋画online:www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=327509 公式HP:www.gaiasymphony.com/co_guide6.html[投票]
★4NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘(2005/日)長崎の神学校から外国人神父が特高警察によって連行された。残された人々は神学校を守るため、当時の国民病であった結核の為の病院を設立する。その浦上第一病院に請われて赴任した青年医師=秋月辰一郎(伊藤健太郎)は仏教徒ではあったが、誠実な人柄でカトリック信者からも信頼されていた。広島に新型爆弾が投下され、秋月らも戦況を案じていたところ、長崎にも原爆が炸裂、天主堂のアンゼラスの鐘も吹き飛ばされた。… 語りは小林桂樹。キャラクターデザイン・作画監督は小野隆哉。〔80分/カラー〕支援:文化庁/文部科学省選定 [more][投票]
★3神々のふるさと・出雲神楽(2002/日)地域の人々が神を招いて五穀豊穣を祈る神事芸能である「お神楽」。伝統の出雲神楽を紹介するドキュメンタリー。島根県八束郡鹿島町の佐太神社で毎年9月24日夜に行われる神事「御座替式」と、翌日の例大祭で奉納される「佐陀神能」を記録に収めている。「佐陀神能」は「七座(清めの執物舞)」・「式三番(祝いの舞)」・「神能(能の様式を取り入れた神話劇)」の三部構成で演じられる。それから伝播した出雲系の「見々久神楽」「奥飯石神職神楽」と石見系の「有福神楽」のヤマタノオロチを比較し、出雲神楽の特徴と人々の交流などを描く。語りは北村昌子。 [more][投票]
★3隠された爪跡(1983/日)1923年9月1日に関東地方を襲った関東大震災。10万を上回る人々が震災で亡くなったが、その時、6500名以上に上る朝鮮人が軍隊や警察、日本の民衆により虐殺された。この映画は、'82年9月になって漸く始まった東京荒川河川敷での遺骨発掘作業を、映画学校に通う朝鮮と日本の若者たちが撮影した記録と、発掘のきっかけとなった当時を知る古老の証言を交えたドキュメンタリーである。語りは小沢重雄。制作=麦の会〔16mm/カラー/58分〕[投票]
★0嗚呼 満蒙開拓団(2008/日)1931年の満州事変以後、30万とも言われる日本人が国策によって新天地「満蒙(満州・内蒙古)」の地に送り込まれた。満州とは現・中国東北部。その満蒙開拓団に訪れた悲劇。1945年8月9日のソ連参戦と満州進駐によって、難民となった約8万数千人が内地に帰国する事なく亡くなった。2002年に始まった中国残留孤児の国家賠償請求訴訟を通じ、中国周 恩来首相の指示で満州開拓民の遺骨を納めた「方正(ほうまさ)地区日本人公墓」が方正県政府により建立されていた事を知った羽田澄子監督により企画された。監督自身が満州からの引揚者である。◆ 2009年6月13日〜7月31日迄、東京の岩波ホールで公開。以後全国巡回中。〔120分/自由工房〕 [more][投票]
★0鳳鳴 - 中国の記憶(2007/中国)1950年代の中国。地方紙の記者だった和鳳鳴(ホー=フォンミン)は、同じく記者である夫の記事の為に反革命分子とされ、別々の強制収容所へ入れられた。1974年に名誉回復をするまで、要した約30年もの苦難の物語。◆『鉄西区』で2003年山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞を受賞した王兵(ワン=ビン)監督作。〔中国語/カラー/183分〕◆ 本作も2007年の同映画祭で見事大賞を受賞し2冠を達成した。[投票]
★0時代を撃て 多喜二(2005/日)1920年代〜30年代にかけて反戦・社会主義思想を掲げて活動し、特高警察によって虐殺された作家小林多喜二の生涯と文学を、彼の文学に影響された人びと、彼を直接知る人びとの証言によって炙り出すドキュメンタリー。語りは湯浅真由美。◆ 88分/35mm/カラー/スタンダード(ビデオ収録)/制作=時代を撃て・多喜二製作委員会/公式HP:http://home.b09.itscom.net/takiji/ ◆ '05年度キネマ旬報文化映画5位[投票]
★4女王蜂の神秘(1962/日)科学映画の巨匠=樋口源一郎による、知る人ぞ知る代表作。蜜蜂の生態を科学的視点から追究したドキュメンタリー。女王蜂の誕生と成長に隠された驚嘆すべき物語のみならず、働き蜂や雄蜂の一生をも、習性からそのビターエンドな結末まで余すことなくフィルムに収めきった。制作=桜映画社。〔33分/35mm/カラー〕◆ 文部省特選/ヴェニス国際記録映画際青銅賞/バンクーバー映画祭特別賞/伊=農業映画祭グランプリ[投票]
★3炭鉱に生きる(2006/日)明治から昭和に掛けて筑豊に生きた炭坑夫、山本作兵衛翁が残した数百枚の詳細な炭鉱絵画を基に、日本の基幹産業であった石炭採掘の現場の生活を偲ぶ再現ドキュメンタリー。二胡演奏は賈 鵬芳(ジャー=バンファン)、ナレーターは窪田 等、語りは小沢昭一。70min./カラー/35mm/4:3/配給=モンタージュ、メディアストリーミングシステムズ/支援=文化庁 ◆ 2011年5月25日、作兵衛翁の炭坑画は日本初のユネスコ記憶遺産登録を受ける事が決定した。同日現在で、申請数年を経ていまだ登録のならないシネスケを差し置いての快挙である。[投票]
★4広島長崎における原子爆弾の影響(1946/日)原爆投下直後より企画され、1945年9月下旬から被爆地で撮影された。撮影途中より米軍管轄下に入り、撮影終了後フィルムは米軍に没収された。詳細な経緯は以下解説を参照。〔164分/白黒/16mm〕 [more][投票]
★0チェチェメニ号の冒険(1976/日)1975年に周囲6kmに過ぎない小島、ミクロネシア=サタワル島から沖縄海洋博会場まで、先祖伝来の航法のみを頼って3000kmの大航海を達成した、カヌー“チェチェメニ号”の記録。伝統カヌーの造船法、当時のサタワル島の生活も記録されている。チェチェメニ号は現在国立民族学博物館で展示されている。監督は『白き氷河の果てに』('78)の門田(もんでん)龍太郎。語りは森繁久彌。85分/カラー/16mm/シネマスコープ [more][投票]
★0挑戦(1963/日)翌年('64)に東京オリンピックを控えた「東洋の魔女」、日紡貝塚バレーチーム。その壮絶な練習と努力の記録。企画=大日本紡績/製作=電通映画社 ◆ '64年カンヌ映画祭短篇の部グランプリ/'64年キネマ旬報文化映画第3位 [more][投票]
★3ビキニの海は忘れない(1990/日)「足許から平和と青春を見つめよう」をスローガンに学習してきた高知県の高校生らが知った、地元の人々の「第3の被爆」。被爆者聞き取り調査をする中で、1954年のビキニ水爆実験被災者を知った高校生たちは、俗に言う<ビキニ水爆実験>、南太平洋米軍水爆実験被害の全実態を究明すべく更なる調査を開始する。… 語りは吉永小百合。〔62min./カラー〕 [more][投票]
★0ヒロシマ・原爆の記録(1970/日)広島に原爆が投下されて25年。核実験を続ける国々に当時の惨状を呼び起こしてもらいたい、との想いから製作されたドキュメンタリー。完成時にGHQに没収された『広島長崎における原子爆弾の影響』('46)の返還を期にコラージュ的な手法で被爆当時を再現し、'70年8月6日、民放キー局から全国に一斉放映された。録音は福田誠、語りは宇野重吉。第14回日本紹介映画コンクール銀賞 キネマ旬報ベストテン入選 ◆ 16mm/30分/スタンダード/製作=日本映画新社/企画・監修=広島原爆映画製作委員会[投票]