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町田さんのお気に入りあらすじ(3/4)

次郎長三国志・海道一の暴れん坊(1954/日)★4 マキノ雅弘監督による東宝版・次郎長シリーズ第8部。次郎長(小堀明男)は、身内の法事に参列した鎌太郎(志村喬)の言葉をきっかけに、刀を讃岐の金比羅様に納める決意をする。使いとして選ばれたのは石松(森繁久彌)であった。旅の途中で知り合った政五郎(水島道太郎)という男に女の自慢をされた石松、讃岐に着いて金比羅様に刀を奉納した足で色街へと向かう。そこで出会った夕顔(河合玉江)という女に、石松はぞっこん惚れ込んでしまうのであった。[103分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(1)]
二代目はクリスチャン(1985/日)★3 神戸の港を見下ろす山の教会。今日子(志穂美悦子)はシスターである。地元のヤクザ・天竜組々員は全員、洗礼を受け教会のブタ小屋掃除の奉仕に励んでいる。何故なら組長の息子・晴彦(岩城滉一)は、今日子にぞっこんなのである。地元の刑事・神代(柄本明)は、ヤクザの跡取り晴彦と仲が良い。何故なら、幼なじみなのである。神代も密かにシスター今日子に思いを寄せている、が気持ちを打ち明けることができない。何故なら、実家が天台宗の寺なのである。本来、天竜組の二代目は晴彦が継がなければ成らない、が今日子が二代目を襲名する。何故なら・・・おっと、それは見てのお楽しみなのである。 原作、脚本・つかこうへい (ぽんしゅう)[投票(2)]
カルメン故郷に帰る(1951/日)★4 「聞いたか、東京へ家出して“リリー・カルメン”とか言う名でダンサーになった、きん(高峰秀子)がここ信州に帰ってきたとよ」「おまけに仲間のダンサー(小林トシ子)まで連れて」「故郷に錦を飾ったてなわけかい」「しかし出迎えた校長先生(笠智衆)はド派手な格好の二人に腰を抜かしたらしいぞ」「しかも、ダンサーはダンサーでも、実は裸踊りだと言うでねえか」「東京では裸踊りでなくストリップと言うんじゃ」「村の若いもんが変に影響されんか心配じゃのう」「しかし裸踊りも面白そうじゃ」「ひとつ見にいってみるべえか」「おお、そうするだ」。[86分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(11)]
キャロル(1974/日)★3 74年の3月から5月にかけてのロックグループ、キャロル(メンバー矢沢永吉ジョニー大倉ユウ岡崎内海利勝)の活動を追ったドキュメンタリー。その時パリで行われた山本寛斎の公演「カンサイ・イン・パリス」に出演した彼等は、しかしジョニーの失踪という危機を迎える…。NHKディレクターだった龍村仁が制作した30分のドキュメンタリー番組は放映拒否され(後に改竄され放映)、龍村はNHKを同僚の小野耕世と共に離職、ATG資本でこれを完成させた。 (けにろん)[投票(2)]
日本一のホラ吹き男(1964/日)★5 スポーツ万能の大学生・初等(植木等)は東京五輪陸上3段跳びの練成選手だったが、練習中の怪我が原因で夢を絶たれる。だが彼は故郷での療養中、先祖が自らの立身出世人生を記した「初等之助(植木等=2役)一代記」を発見。これを読んで意気発奮した等は、大企業に就職し三段跳びで出世してみせると宣言した。一度面接で蹴られても、あの手この手を使って見事大手電気会社・増益電気に職を得ることに成功、さらに会社一番の美人・南部可那子(浜美枝)のハートを射止めるべく仕事に恋に遁走する。果たして等の出世3段跳びは成功するか?! [more] (荒馬大介)[投票(1)]
仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日)★4 昭和27年、旋盤工山中正治(北大路欣也)は傷害事件で刑務所入りし、先の土居組組長射殺事件で収監中の広能昌三(菅原文太)と面識を持った。出所後、愚連隊の大友勝利(千葉真一)からリンチを受けていたところを村岡組組長の姪、靖子(梶芽衣子)に助けられ、その縁で村岡組に世話になる。やがて対立が激化する村岡組と大友組の渦中にあって、一人前のヒットマンになった山中はターゲットを追い、呉で一家を構えた広能の前に現れる。山中に好意を持つ広能、靖子との関係を快く思わない村岡、衝撃のラストへの惨劇の幕が開いた。本作はシリーズ2作目、主役の文太が唯一脇へ退いており、純な青年の成長と恋を軸に据えた番外編的な異色作となっている。なお有名な「犬の肉事件」と伝説の「キレた千葉ちゃん」が見れるのが本作。 (sawa:38)[投票(3)]
日本侠客伝 血斗神田祭り(1966/日)★2 神田“よ組”の纏持ち・新三(高倉健)は、幼馴染で老舗「澤せい」若旦那・伸夫の抱えた借金を返済してやる為奔走する。伸夫の女房・花恵(藤純子)は花柳界出身で、芸者時代は新三といい仲だった。一方、侠客・長次(鶴田浩二)は、親分の娘・おその(野際陽子)と二人で大阪を出奔、ひっそり渡世を続けていたが、澤せいの権利書を狙うヤクザ・大貫(天津敏)から花恵への工作を依頼される・・・。シリーズ第4作。95分 (G31)[投票(1)]
少年(1969/日)★4 「僕ねぇ、車に突き当たるの恐くなんかないよ」・・・少年の「仕事」は当たり屋だ。いつも生傷が絶えず、全国各地を転々とする為に学校にも通っていない。父(渡辺文雄)は戦傷を言い訳に仕事をせず、継母(小山明子)と少年(阿部哲夫)が車に轢かれては示談金を騙し取って生活している。今日も少年の背中を継母が押す、車にめがけて・・。継母の語る「学校に行かせたい」という言葉に希望を見出す少年は、幼い弟にウルトラマンの話をいつも聞かせてやっている。「正義の味方がやってきて、悪い奴等をやっつけてくれるんだ」もう今では継母に背中を押されなくても自分から飛びこむ事が出来るようになった。 (sawa:38)[投票(5)]
鬼が来た!(2000/中国)★5 1945年の冬、日本軍の支配下にある中国・華北地方のとある村。村人のマー・ターサン(馬大三、チアン・ウェン)の家に、突然見知らぬ男が押しかけてきた。“私”としか名乗らないその男は、「しばらく預かれ」と言って2つの麻袋を置いていく。中に入っていたのは、花屋小三郎(香川照之)という日本軍の軍曹と、通訳・トン(ユエン・ティン)だった。「殺せ!」と叫ぶ花屋、「殺さないでくれ!」と哀願するトン、そしてこの二人をどう扱ったものか図りかねる村人たち。しかし、またやって来るはずの“私”が現れないまま時が過ぎるうち、花屋と村人たちの関係は次第に変化を見せていく…。[140分/パートカラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(21)]
愛と希望の街(1959/日)★4 中三の正夫ん家(ち)ってば、すげー貧乏。母親のくに子(望月優子)が駅前の路上での靴磨きと内職をして、ようやく暮しを立てる母子家庭。当時の日本じゃ、ちっとも珍しくもない貧乏ぶりだったけど●ある日、つがいの鳩を正夫が駅前で売ったら、一羽は鳩小屋に戻ってくる。鳩が巣に帰る習性を利用し、鳩売りを何度も繰り返して生活費の足しにしてたわけ。鳩を買った電器メーカー重役の娘・高二の京子は、正夫の担任女教師から正夫の暮らしぶりを聞き「まぁ、なんてカワイソー。あたしにもできること、ないかしら」。で、父の会社に正夫を入れようと画策する。ちょっとー、おねーさん甘くない、それ?●問題発言で引っかき回すのが得意な大島渚の劇場用デビュー【問題】作。 [more] (Amandla!)[投票(7)]
ラブホテル(1985/日)★5 経営する出版社が倒産、取り立ての男たちに妻まで陵辱された村木(寺田農)。自暴自棄のまま、その夜ホテルに呼んだ女を道連れに世を去ろうとする・・・。数年後、タクシー運転手となった村木はその時の女・名美(速水典子)と出会う。思いつめた様子の名美は、夜の港で村木の車を降り自死を臭わせる・・・。落ちた中年男。這い上がろうとする女。ふたりが交錯した時、過去の葛藤の底から不器用な愛が生まれる。その愛は飛翔のあかしか、修羅への入り口か・・・山口百恵もんたよしのりの唄が閉じた心をこじ開ける。にっかつロマンポルノ。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
殺しの烙印(1967/日)★3 飯の炊ける匂いが好きな、日本でナンバー3の殺し屋・五郎(宍戸錠)が謎めいた女(真理アンヌ)に殺しを依頼される。しかし彼はその仕事を失敗してしまい、このために組織から抹殺されかけるハメになる。崖っぷちに立たされた五郎は単身組織に立ち向かうのだが…。[91分/モノクロ/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(6)]
ああ爆弾(1964/日)★3 はばかりながら我が名は大名大作(伊藤雄之助)。やくざの親分たる我、人を殺めたる罪にて臭い飯を喰いたること三歳、釈放されて子分の太郎(砂塚秀夫)と共にあい出て来たりせば、なな何と、我が組は矢車弥三郎(中谷一郎)なる男に乗っ取られ、矢車の出馬せる市会議員選挙の事務所に相成りたるや、実に口惜しきかな。爆弾に通じたる太郎と謀りて彼奴を爆殺せんとするも、案に相違してドタバタの果つることなし。嗚呼、此を如何せん、此を如何せん。[95分/モノクロ/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(2)]
飢餓海峡(1965/日)★4 終戦直後の混乱期、折から近づいていた台風によって青函連絡船・洞爺丸が沈没する事故があった。しかし犠牲者の遺体を数えてみると、乗船者名簿の数よりも2体多い。函館署の刑事・弓坂(伴淳三郎)は、同時期に起きた北海道岩内町の強盗放火事件との関連を疑う。その頃、対岸の津軽半島では、連れ込み宿に泊まった犬飼と名乗る男(三国連太郎)が、身の上話をするこの宿の女・八重(左幸子)に大金を渡していた。結局事件は未解決のままやがて年月が流れ、八重は事業に成功した犬飼が名前を変えて京都に住んでいることを新聞で知る。[183分/モノクロ/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(3)]
鳥(1963/米)★4 サンフランシスコ。大新聞社の社長令嬢でわがまま放題に育ったメラニー(ティッピ・ヘドレン)は小鳥店で弁護士のミッチ(ロッド・テイラー)と出会う。日頃の言動をからかわれたメラニーはそのお返しとしてインコを送ろうと住所を突き止めるが彼は週末を母親と過ごすためにボデガ湾に帰っていた。それであきらめるには彼女には好奇心と暇がありすぎた。早速車を走らせるメラニー。目的地に到着してモーター・ボートに乗り換えたメラニーに一羽のカモメがあたかも狙ったかの如く彼女の額をくちばしでつついた。彼女は驚愕するが、それはこれから待ち受ける更なる恐怖の幕開けでしかなかった…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more] (モモ★ラッチ)[投票(4)]
太陽を盗んだ男(1979/日)★5 完全武装のちょっとアレな老人が中学生の観光バスを占拠。 「天皇陛下に会わせろ!」皇居に向かって手榴弾。 これを見ていた担任の先生、一念発起で東海原発に進入を敢行。 見事プルトニウムを奪取! 続いてサラ金から金借りて六畳一間で被爆しながら原爆製造に大成功。 気を良くした先生、警視庁を脅しプロ野球の延長放送を要求。 渋谷のデパートから5億円をばら蒔いたりやりたい放題。 しかし!抜ける髪の毛、歯茎から血が! ど〜しよう…そうだ自殺しよう。決意する先生。 だけどできませんヘタレだから。 執拗にせまる不死身の文太刑事との死闘。 壮絶なカーチェイス!武道館での最終決戦!乱れ飛ぶ弾丸(?) ああ!もう時間がない!!はたして東京の運命はいかに!? (toga)[投票(22)]
100発100中(1965/日)★3 ボンジュ〜ル!ボクはアンドリュー星野(宝田明)っていう日系3世のフランス人さ。アンディって呼んでくれよ! ボクは初めて訪れる日本をすごく楽しみにしてたのに、途中立寄った香港で何だか面倒なことに巻き込まれちゃってさ。そのせいか、日本に着くなりユミ(浜美枝)っていう美人に何故かいきなり拉致されちゃって、気が付いたらヤクザの組同士の対立に巻き込まれてたんだ。助けに来てくれた刑事さん(有島一郎)も何だか頼りにならないし、ああっ、フランスのママンに叱られちゃう〜! [93分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(4)]
(秘)色情めす市場(1974/日)★5 「うち、なんやさからいたいねん!」娼婦のトメは世話になった女将さん(絵沢萌子)の止めるのも聞かずフリーの街娼として独立する。トメは娼婦としてライバルでもある母親(花柳幻舟)と知的障害をもつ弟サネオ(夢村四郎)の三人で大阪、釜ヶ崎のドヤ街に暮らす。そんなトメに街の顔役で“真珠”が自慢の男(高橋明)が自分の女になって働くよう強要するがトメは激しく拒否する。次に男が目を付けたのは、どこからともなくこの街に落ちてきたOL崩れの女(宮下順子)と学生(萩原朔美)のいわく有りげなカップル。トメはまだ見ぬ父への思いを手配写真の男に重ねつつ、どん底の街を彷徨い続けるのだった。日活ロマンポルノ。(83分/パートカラー/シネマスコープ) (ぽんしゅう)[投票(4)]
地獄の黙示録(1979/米)★5 <Kinop>さんのオリジナル版あらすじに補完する<特別完全版のあらすじ> 追加された主なシーンは、フランス殖民のエピソード、プレイメイトとのエピソード、カーツ大佐の場面、川くだりのボートの場面。語られる戦争。死とエロスによる戦争の意味。王国。川下りの意味。時代がこの映画を戦争映画として再登場させたのか。まったく違う映画のような印象を与えるこの特別完全版においても、はたして、これらの追加場面、編集直した物語は必要だったのだろうか!と考えながら観させられること必至。まずはトイレに行きましょうね。 (ALPACA)[投票(2)]
地獄門(1953/日)★3 平安時代後期、源義朝が平清盛(千田是也)に対して起こした平治の乱は、盛遠(長谷川一夫)ら家来の働きによって平定された。褒賞を与えるという清盛に対し、盛遠は「宮仕えの女・袈裟(京マチ子)を妻にしたい」と言う。御所が反乱軍に攻め込まれた時、宮を逃がすため囮となった袈裟の護衛に付いたのが盛遠だったのである。だが、袈裟は渡辺渡(山形勲)という貴族の妻であることを盛遠は知り…。[88分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(2)]