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ぽんしゅうさんのあらすじ: 投票数順

★4ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲(2010/日)2010年、ゼブラーマンとしてエイリアンの侵略から地球を救った小学校教師の市川(哀川翔)は、払った代償の大きさとメディアの取材攻勢に憔悴していた。時は流れ2025年、熱狂的支持を得ている相原知事(ガダルカナル・タカ)のもと、東京はモデル都市として特区化されゼブラシティと名を変えていた。ここでは治安維持のため、朝夕のゼブラタイムと呼ばれる5分間だけ、ゼブラポリスによる不審者の殺戮が合法化されていた。浮浪者となった市川にも、ポリス軍団の銃口が向けられる。朦朧とした市川の頭には、挑発的に歌い踊るゼブラクイーン(仲里依紗)の姿が浮かんでいた。それは、白と黒の混迷の始まりだった。(106分/ヴィスタサイズ)[投票]
★3愛欲の標的(1979/日)老齢で病弱な夫を殺害して膨大な遺産を手にしようと、妻のあずさ(宮井えりな)は完全犯罪を目論んでいた。あずさは愛人の尚也(中丸信)に強盗を装わせ、心臓発作を起こした夫の前で自分を強姦させショック死させてしまう。まんまと計画を成功させたかに見えた二人のもとに、真相を暴露するという脅迫電話が入った。声の主は死んだ夫の姪で、あずさが屋敷で女中のように使っていたユキ(水島美奈子)だとすぐに分った。あの愚鈍なユキが。あずさの胸中には、すでに次の計画が準備されていた。それは、欲望と裏切りが渦巻く壮絶なだまし合いの始まりであった。勝目梓原作のサスペンス。にっかつロマンポルノ(70分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3昼下がりの情事 変身(1973/日)病弱な父に代わって母と三人の弟妹を養うため、OLの涼子(青山美代子)は夜もアルバイトをしながら家計を助けていた。一方、沖縄から上京し兄夫婦(高橋明絵沢萠子)の花屋で働く少年純(風間杜夫)がいた。義姉から無理やり関係を迫られている純は、そんな日々に嫌悪をいだきながらも何も言えず、毎日アルバイトの出勤前に花を買っていく清楚な涼子にほのかな思いを寄せていた。そして、涼子の婚約者(槙村正)の存在に気づいた純の心に激しい嫉妬心が芽生える。さらに純は、涼子の夜の仕事がコールガールであることを知ってしまった。汚れた世界に抗う沖縄少年の純心と激情を描く日活ロマンポルノ。(75分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4必殺色仕掛け(1973/日)渡世人花田(谷本一)との恋に破れ、旅に出ていたお郁(二條朱実)が、女親分おまんが営む遊郭廣萬屋に帰ってきた。一方、廣萬屋の乗っ取りを企む金辰一家の辰三(丹古母鬼馬二)は、娼婦廃絶を訴える活動家春枝(市川亜矢子)を隠れ蓑に、廣萬屋の三名器と謳われる女郎、俵締めのおさね(牧れい子)、ミミズ千匹のおりん(叶今日子)、数の子天井のおぬき(薊千露)を引き抜こうと、色道三兄弟のイボ蛙の沢太郎(島村謙次)、馬なみの慶次郎(木夏衛)、真珠の喜三郎(浜口竜哉)を廣萬屋に送り勝負を挑むのだった。仁侠映画仕立てでギャグ&パロディ満載の日活ロマンポルノ。(73分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4カケラ(2009/日)大学生活をエンジョイしているわけでもなく、恋人の了太(永岡佑)との関係もいまひとつぱっとしないハル(満島ひかり)は、カフェで見知らぬ女から声をかけられた。「ハルが可愛かったから」というリコ(中村映里子)は、男よりも女の子の柔らかい肌が好きだというのだ。誘われるままデートを重ねるハルは、リコに魅力と安らぎを感じつつも、自分が本当にリコを好きなのか分らず了太との関係もずるずると続けていた。煮え切らないハルにリコは苛立ち、きつい言葉を投げつけて大喧嘩になってしまう。互いに心の隙間を埋めようと、カケラを求めて揺れ動く女の子の心情を斬新な感覚で描く安藤モモコの初監督作。(107分/ヴィスタサイズ)[投票]
★5発禁本「美人乱舞」より 責める!(1977/日)この世に、責め苦に絶え忍ぶ女の姿ほど美しいものはない。幼い頃から加虐の快楽にとらわれた責め絵師、伊藤晴雨(山谷初男)。彼にはシマ(工藤麻屋)とトキ(中島葵)という妻がいた。しかし、晴雨の想像を絶する数々の責めに、妻たちは恍惚の表情を浮かべながらも、あまりの執拗さに耐え切れず去っていた。そんな女房運のない晴雨が、亭主運のないカフェの女給タエ(宮下順子)の前に現れた。直感的にタエの本性を見抜く晴雨。タエもまた前妻たちに対抗するかのように、自ら進んで被虐の苦痛と快楽の陶酔に身を投じていくのであった。実在の責め絵師、伊藤晴雨をモデルにした日活ロマンポルノ(83分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3花弁のしずく(1972/日)華道の師範雪絵(中川梨絵)は結婚して一年になるが、セックスに強い嫌悪感をいだき、夫の春彦(三田村玄)に身体をふれさせることすら拒み続けていた。そんな不感症の妻に愛想をつかした春彦もまた、雪絵の友人秋子(白川和子)や使用人の和代(牧恵子)と浮気を重ねていた。夫の愛撫に狂ったように身もだえする和代の姿を目撃した雪絵は、女の喜びを得られず夫を満足させられない自分をさらさらに卑下してしまう。見かねた元恋人で精神科医師の桐本(大泉隆二)は雪絵の心理分析を試み、彼女の心の奥に巣くった数々の性的トラウマをあばきだすのだった。田中登の監督デビュー作。日活ロマンポルノ(71分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4夜汽車の女(1972/日)閑静な住宅街の洋館。考古学教授水城(雪丘恵介)の屋敷だ。そこに仲のよい姉妹が暮らしていた。清楚な姉の裕美(続圭子)と奔放な妹の冴子(田中真理)。母親を早く亡くしたためか妹の冴子は姉を異常なほど慕い、まるで恋人のように接していた。そして裕美に父の大学の研究員有川(織田俊彦)との結婚話がもち上がる。姉を奪われたくない冴子は、なんと有川を誘惑し関係を持ってしまった。水城との肉体関係を黙認されている女中のひろ子(桂知子)は、そんな姉妹のゆがんだ関係に冷たい視線をむけるのだった。独特の耽美表現で、日活ロマンポルノに新たな境地をひらいた田中登の第三作。(71分/カラー/シネマスコープ) [投票]
★3OL日記 濡れた札束(1973/日)大阪の下町のうらびれた木造アパートに一人の女が住みついた。多額の横領で指名手配中の銀行員北村潤子(中島葵)だ。母親と戦争未亡人の姉(絵沢萠子)と暮らす潤子は高校を出て銀行に就職した。戦後の経済成長とともに時は過ぎ、潤子は独身のまま年を重ねていった。そして、元運転手の福島慎二(堂下かずき)が現れる。若い慎二との激しいセックスにおぼれた潤子は、慎二のいいなりに自分の貯金を渡してしまう。いつしか慎二の要求はエスカレートし、定期預金の管理をまかされていた潤子は銀行の金に手をつけ始めるのだった。1973年に起きた滋賀銀行9億円横領事件を題材にした日活ロマンポルノ。(76分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★2団地妻 肉欲の陶酔(1979/日)会社での出世と団地を出てマイホームを持つことで頭がいっぱいの夫(和田周)に、妻の妙子(鹿沼えり)は満たされない日々を過ごしていた。そんなある日、妙子は町で見かけた青野(古尾谷雅人)に惹かれ、さそわれるまま仲間がたむろするスナックへついて行った。そこでは青野が取り仕きるなかケン(佐藤昇)たち暴走族が、青野の女ルミ(マリア茉莉)やミユキ(朝霧友香)を賭けてゲームと称して女を的にナイフ投げに興じていた。恐怖にあえぎ恍惚にもだえる女の姿を見て妙子のなかの隠微な肉欲が呼び覚まされる。後に実生活で夫婦となる古尾屋と鹿沼の初共演作。にっかつロマンポルノ(70分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★3痴漢通勤バス(1985/日)バスガイドのマコ(滝川真子)は営業不振を打開するため企画された「走る歌舞伎町、おさわりバス」に乗務することに。中国の人民バス公社から派遣された研修生・郎平(星野マリ)とともにお色気サービスの実施中。ところがこのバスに、17年前の三億円強奪事件の犯人俊藤(中根徹)が元刑事の薩摩(螢雪次朗)と現金輸送車運転手の山崎(池島ゆたか)に追われて乗り込んできた。車中のお色気サービスにご満悦の犯人俊藤は、マコに一本のビデオテープを託して昇天してしまった。そのテープには何と三億円の隠し場所が!!にっかつロマンポルノとして配給公開された滝田洋二郎監督のピンクコメディ。(62分/カラー/シネマスコープ)[投票]
★4マイレージ、マイライフ(2009/米)雇い主に代わってリストラ対象者に解雇を宣告するのがライアン(ジョージ・クルーニー)の仕事だ。1年のうち322日も全米を飛び回り、家族など不要で飛行機が家だとうそぶく独身者。マイレージを1000万マイル貯めるのが当面の人生の目標だ。旅先で知り合ったビジネスウーマン・アレックス(ヴェラ・ファーミガ)と意気投合し、出張先で落ち合ってはお互いに割り切った男と女の関係を楽しんでいた。ところが会社では、経費削減のため出張の多さが問題化。ライアンは、出張廃止を提唱する新人エリート・ナタリー(アナ・ケンドリック)を連れて、実際の解雇通告現場を研修させるために全米を廻ることになった。(109分/ヴィスタサイズ)[投票]
★4あんにょん由美香(2009/日)AVやピンク映画で活躍し、2005年、35歳の誕生日を前に急逝した女優林由美香の追悼イベントで、彼女が出演した「東京の人妻 純子」という韓国製のエロビデオが上映された。日本でロケされ、韓国人俳優がたどたどしい日本語をしゃべる爆笑ものの珍品だ。学生時代に自作を批評され、いつかは彼女を撮りたいと思っていた監督の松江は、このビデオを手がかりに林由美香の影を追い始める。先輩監督カンパニー松尾平野勝之いまおかしんじらの証言で彼女の足跡を追い、ついにカメラは韓国へ渡りあの珍品の俳優や監督から思わぬ証言を引き出すことに。裸のミューズに捧げられたオマージュ・ドキュメンタリー。(119分/デジタルビデオ) [more][投票]
★4フローズン・リバー(2008/米)凍りついた川がカナダとの国境を分かつニューヨーク州最北部の町。15歳と5歳の息子を持つレイ(メリッサ・レオ)は、ギャンブル狂の夫にトレーラーハウスを買うための資金を持ち逃げされた。もうすぐクリスマスだというのに、パート代だけでは日々の生活もままならない。レイは、先住民保留地に住むモホーク族の女ライラ(ミスティ・アップハム)に誘われ、凍った川を車で渡りカナダからの不法移民をアメリカに密入国させる仕事に手をそめる。ライラもまた夫の死後、義母にとられた1歳の息子をとり戻すために金が必要だった。女流監督コートニー・ハントの初長編作。08年サンダンス映画祭グランプリ受賞。(97分/ヴィスタサイズ) [投票]
★2重力ピエロ(2009/日)大学院で遺伝子工学を学ぶ泉水(加瀬亮)と、街の落書きを消して過ごす気ままな春(岡田将生)は仲の良い兄弟だ。母親の梨江子(鈴木京香)はすでに亡くなっており、市役所の職員だった父の正志(小日向文世)は郊外で趣味の蜂蜜作りを楽しみながら一人で暮らしていた。そして、彼らが住む仙台の街では連続放火事件が起きていた。春は放火が、自分が消してまわる落書き(グラフィティアート)現場の近くで必ず起きていることに気づき、兄を誘って犯人探しを始めるのだった。やがて、死の病が父を侵し、そして過去の忌まわしい出来事が兄弟に深い影を落とし、この一家の公然の秘密が改めて明かされるのだった。(119分/ヴィスタサイズ)[投票]
★3裸足のブルージン(1975/日)ボクシングジム会長(伊藤雄之助)が、試合で命を落としたボクサー風間(和田浩治)に持たせてやった変わった名前のドライブイン「サウスーポ」。今は残された恋人とし江(和田アキ子)が切り盛りしていたが、三回忌の朝、会長が店を閉鎖すると宣告してきた。弔いの夜は、従業員の留吉(前田武彦)、八重子(中原早苗)夫婦や笑子(横山リエ)を交えての交渉の場になってしまった。さらに、風間の親友山本(原田芳雄)が現れ、酒の勢いで話し合いは大混乱に。その様子を二階から見ていた、とし江の弟久(山本伸吾)と仲間たちは、会長の酒に青酸カリを入れて殺そうと画策していた。(88分/シネマスコープ)[投票]
★3築城せよ!(2009/日)過疎化に悩む地方のある町。城跡公園の敷地利用をめぐり、城を再建し観光客を呼ぼうとする岩手(津村鷹志)ら住民一派と、工場誘致を進める馬場町長(江守徹)らが対立していた。そんなおり、集団交渉の場に、恩大寺(片岡愛之)と名のる戦国武将の霊が二人の家来(阿藤快木津誠之)を従え突如姿を現した。そして有無を言わさず町長に「築城!」を宣言、住民たちに城の再建を厳命したのだった。建築科の地元大学生ナツキ(海老瀬はな)を巻き込み、さっそく工事にかかるが、恩大寺がこの世にいられるのは3日間だけ。役場の広報担当(ふせえり)を中心に町長一派も巻き返しをはかるのだった。(120分/ヴィスタサイズ) [more][投票]
★4釣りバカ日誌20 ファイナル(2009/日)未曾有の不況下、業績不振にあえぐ鈴木建設。会長の鈴木一之助(三國連太郎)の意を決した提案に役員達は仰天。社内はその噂で大騒ぎ。一方、相変わらず釣りのことしか頭にない営業三課の浜崎伝助(西田敏行)は、思わぬきっかけで大型物件の受注に成功し会長賞を受賞。褒美にもらった釣り休暇で北海道へ。旧友の墓参りを思い立った一之助も、その友人の娘葉子(松坂慶子)を誘って浜崎に同行することにした。葉子には北海道で、単身、獣医をしている娘裕美(吹石一恵)がいるのだが、いつの間にか娘が男(塚本高史)と同棲していることを知りショックと怒りで混乱してしまうのだった。シリーズ最終作(117分/シネマスコープ)[投票]
★3不連続殺人事件(1977/日)昭和22年の夏。地方の財閥歌川家に作家や画家たちが招待され集まった。 迎えるのは当主の多門(金田龍之介)が別々の女に産ませた長男一馬(瑳川哲朗)と妻あやか(夏純子)、一馬の妹で奔放な珠緒(水原明泉)と病弱な加代子(福原ひとみ)だ。客たちも尋常ではない。一馬の前妻で作家の宇津木(楠侑子)に、あやかの前夫光一(内田裕也)。多門の女(桜井浩子)を奪った矢代(田村高廣)らだ。地元では淫売の館と呼ばれるこの屋敷には、お抱え看護婦(宮下順子)ら従者を含めて29人の男女が蠢いていた。そして、まず女たらしの流行作家望月(内田良平)が殺された。(141分/カラー/シネマスコープ) [投票]
★3わたしのSEX白書 絶頂度(1976/日)ヤクザ風の遊び人隼人(益富信孝)は、近くのアパートに住む病院の採血係りのあけみ(三井マリア)に目をつけて売春のアルバイトを持ちかけた。婚約者(花上晃)もいるが本心ではあまり気乗りしていなかったあけみは、好奇心からアルバイトを引き受け次つぎと客をとりはじめた。そんな、あけみと隼人の関係に嫉妬した隼人の情婦でストリッパーのリリィ(芹明香)は、隼人の手伝いをするあけみの弟キヨシ(村国守平)を誘惑するのだった。しかし、キヨシはSEXに臆病で、いざとなると女の体に触れることのできない男だった。日活ロマンポルノ(70分/カラー/シネマスコープ)[投票]