[あらすじ] 新宿マッド(1970/日)
若者たちがたむろする新宿。フーテン生活から足を洗い、アングラ劇団の役者に専念しようとしていた青年十郎が何者かに惨殺された。警察の捜査が遅々として進まぬなか、九州から上京した父親(谷川俊之)は刑事たちの制止を無視して犯人捜しを始める。犯行現場に居合わせた息子の劇団仲間の恋人(江島裕子)、公園で乱交にふけるフーテンカップルたち、ひたすらがなりたてるフォークゲリラ、街を暴走するカミナリ族。若者たちの混沌のなか父親は「新宿マッド」と呼ばれる謎の人物の存在にたどり着くのだった。彷徨する若者たちと大戦経験世代の価値観の齟齬を描く出口出(足立正生)脚本による若松孝二監督作。(65分/パートカラー/成人映画)
(ぽんしゅう)
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