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[あらすじ] 標的の島 風(かじ)かたか(2017/日)

“かじかたか”とは「風よけ(防波堤)」の意味。2015年、防衛省は宮古島、石垣島へのミサイル基地建設と自衛隊配備を発表。この西南諸島の要塞化は、日本の最前線として敵の侵攻に備えるためのアメリカの軍事戦略の一環でもある。敵の「標的の島」となってしまう宮古ではSNSなどを通じて小さな子を持つ母親たちが市役所に説明を求め、石垣の地区代表たちは防衛省の説明会で賛否を戦わせる。それは、激しい反対活動のなか進められる辺野古や高江の新基地建設と同じ運命をたどる予感を漂わせる。離島の新たな市民運動。辺野古や高江の機動隊との攻防。各島々の伝統行事を重ねながら沖縄の苦渋を訴えるドキュメンタリー。キネマ旬文化映画部門 第2位 (119分)
(★4 ぽんしゅう)

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