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[あらすじ] 盆唄(2018/日)

福島県双葉町には地区ごとに歌い継がれた「双葉盆唄」があり、各町民が一堂に会し開かれる盆踊り「やぐらの競演」は誰もが楽しみにする年中行事だった。しかし、2011年の原発事故で住民は散り散りになり存続が危ぶまれていた。そんななか、密かに盆踊りの再開を期する太鼓や唄の名手たちは、ハワイで移民たちにより盆唄が「フクシマオンド」として100年に渡り歌い継がれていることを知り競演の旅にたつ。さらに「双葉盆唄」のルーツが富山にあることが分かる。そこには故郷を追われた者たちの苦渋と喜びの歴史が流れていた。そして、ついに2017年の夏、仮設住宅の広場に双葉町の住民たちが集い「やぐらの競演」が再開されることになった。(134分)
ぽんしゅう

自らも本土から沖縄への移住者である『ナビィの恋』の中江裕司監督が、被曝により立ち入り困難区域となった双葉町で歌い継がれる伝統の「盆唄」に“土地を離れざるを得なかった者”の苦悩と幸福の歴史を重ねて描く長編ドキュメンタリー。

(評価:★4)

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