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[あらすじ] ある女優の不在(2018/イラン)

イランの人気女優ベヘナーズ・ジャファリ(本人)のもとに、女優志望の若い女性(マルズィエ・レザエイ)から自撮り動画が届く。テヘランの芸術大学への進学を家族から猛反対され自殺をほのめかす内容だった。驚いたジャファリは映画監督のジャファール・パナヒ(本人)と彼女が暮らすトルコ国境の村へ向かう。女優の来訪を村人たちは大歓迎するが、女優志望の娘の話を出したとたん態度が豹変。やがてこの村で、イラン革命(1978)前に妖艶な演技で人気を博した女優が侮蔑されながらも気丈に暮らしていることが分かる。自ら政府から映画製作を禁じられたパナヒ監督がイランの根強い男尊女卑を静かに告発するカンヌ映画祭脚本賞受賞作。(100分)
(★3 ぽんしゅう)

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