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[あらすじ] シュシュシュの娘(2021/日)

埼玉県のある都市で日本人の雇用対策のために「移民排除条例」の制定が着々と進められていた。25歳の市役所職員の未宇(福田沙紀)の祖父(宇野祥平)は、寝たきり同然の身体だが強硬な条例反対派として地元では知られていた。そんな祖父の存在で未宇への役所での風当たりは強く肩身の狭い思いをしていた。そんななか、世話になっていた職場の先輩間野(井浦新)が上司から公文書の改ざんを強いられ自殺する。祖父吾郎は、先祖伝来の秘伝を未宇に授け、データ改ざんの証拠を入手するよう命ずるのだった。同じころ自警団による外国人に対する暴行が始まっていた。それは関東大震災の折に起きた忌まわしい記憶を呼び起こすのだった。(88分)
ぽんしゅう

コロナ禍のなか苦境に陥った全国のミニシアター救済を目的に、仕事を失ったスタッフ、俳優を起用しクラウドファンディングで資金調達して製作した入江悠監督による10年ぶりの自主映画。合言葉は「商業映画では製作できない映画を作る」だったという。

(評価:★4)

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