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[あらすじ] 水俣曼荼羅(2020/日)

水俣病は1956年に公害病に認定されたが、いまだに国の基準に合致しないという理由で患者(被害者)として認められない人々がいる。発生から50年を経た2004年、最高裁で国の認定根拠が医学的に誤りだと実証された。しかし国や県は判決を無視し患者認定の求めを退け無謀な控訴を繰り返した。第1部「病像論を糾す」では認定基準に異論を唱える大学教授と患者切り捨てを続ける国を、第2部「時の堆積」では結婚できた喜びを満面の笑みで語る小児性患者の漁師、胎児性患者の成長を見守る家族、悩みながらも裁判闘争続ける90歳の姿を追い、第3部「悶え神」では恋多き女性患者の恋愛模様や原告団の連帯など“その後の20年”を描く長編ドキュメンタリー。(372分)
(★5 ぽんしゅう)

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