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[あらすじ] ドクトル・マブゼ(1922/独)

〔大賭博師篇〕変装と催眠術を駆使し株価操作、偽札作り、不正賭博と悪事を尽くす謎の男。それが精神分析医マブゼ(ルドルフ・クライン・ロッゲ)のもうひとつの顔だった。資産家ハル(パウル・リヒター)が次の標的だと察知したヴェンク検事(ベルンハルト・ゲツケ)は賭場に入り浸る厭世的な伯爵夫人(ゲルトルート・ベルカー)の協力を得て謎の男に迫ろうとする。〔犯罪地獄篇〕マブゼは警察の手におちた情婦のカロッツァ(アウト・エゲデ・ニッセン)を見捨て、さらに捜査の混乱を狙って伯爵夫人を誘拐。自ら検事に近づき命を狙うのだった。第一次大戦後のドイツを舞台に悪と秩序の対決を描くサスペンス。(サイレント/272分)
(★3 ぽんしゅう)

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