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[あらすじ] にっぽん戦後史・マダムおんぼろの生活(1970/日)

敗戦から25年を迎えた1970年。横須賀で米兵向けのバー"おんぼろ"を営む赤座悦子が、自らの半生を語るドキュメンタリー。敗戦の年、15歳だった悦子は女学校を辞めて働きだした。家業が精肉業のため、まともな結婚は望めないと言われ手に職をつけるためだった。やがて悦子は、闇商売で荒稼ぎする両親の役に立てばと、取り締まる側の巡査と結婚するが夫の暴力に愛想を尽かし自立を決意する。朝鮮戦争、砂川闘争、売防法、ベトナム戦争、大学闘争と戦後のニュースフィルムと重ねながら悦子は当時の生活を語る。その男遍歴や、やり手の母との確執、奔放な長女への思い、新天地アメリカでの夢は、あっけらかんと楽天的で力強い。(105分/白黒/スタンダード)
(★5 ぽんしゅう)

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