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ぽんしゅうさんのお気に入りあらすじ

真昼の不思議な物体(2000/タイ=オランダ)★5 シュールレアリスム運動の<優美な屍骸>のテーゼに啓発されたウィーラセタクン監督の実験的な処女長編。少数の撮影班が、タイ王国の各地を旅して回り、いくつもの支流が一本の大河へ注がれるように、物語の続きを即興的に考え出すように行く先々で人々の協力を仰ぐ。 (袋のうさぎ)[投票(1)]
凱里ブルース(2015/中国)★5 獣人の目撃情報が相次ぐ中国南西部の山地。40代の飾陳升は、貴州省凱里市で、還暦を過ぎた女医と一緒に小さなクリニックを営んでいる。黒社会の一員だった陳升は、仲間を庇うために刑務所行きを承諾し、塀の中で妻の夭折を知らされた。今日、陳升は、仕事の合間に詩作に耽る一方で、母親のいない甥っ子の衛衛を可愛がり、将来養子に引きとろうと真剣に考えている。ところが、そんな陳升の代理父ぶりを嘲笑うように、ヤクザ者の弟が衛衛を売り飛ばしてしまう。陳升は、弟の性根の悪さに憤るものの、逆に亡母に対する自分の親不孝を謗られる始末だった。陳升は衛衛を連れ戻すために、記憶の霞がかかったような山峡の村へ旅立つ。そこで、彼は、不思議な親近感を覚える若い男女とすれ違う (袋のうさぎ)[投票(1)]
主戦場(2018/米)★2 従軍慰安婦問題に関心をもった日経アメリカ人のミキ・デザキは上智大学修士課程の卒業制作として製作した。1965年の日韓基本条約の有効性問題はとりあえず置いといて、そもそもに慰安婦は日本国家が主導した強制連行であったのか?その規模は20万人という苛烈なものであったのか?といった点を中心に右派・左派の論客たちがインタビューに答えていく。しかし、双方の見方を中立的に並置する流れは、とっておきの日本会議加瀬英明の爆裂的なアホ発言を契機に客観性を失い明後日の方向へ舵を切っていくのだが…。右派論客の多くが騙されて出演した旨の抗議を表明する一方で観客からは熱狂をもって受け入れられ異例のヒットとなった。 (けにろん)[投票(1)]
象は静かに座っている(2018/中国)★5 中国最北部の満州里では、一頭の象が、野次馬の騒ぎをよそに、ひもねす檻の中に座り込んで動かないという。燎原の火のように広まった都市伝説を耳にした四人の男女が、満州里への門出を口実に、どん詰まりの人生から抜け出そうとする。父親が労災で失業中の韋布は親友が高校の不良グループと諍いを起こしたためにのっぴきならない事態に陥る。韋布が懸想する同級生の黄玲は、家庭に居場所を見出せずに悪徳教師と逢引を重ねる。チンピラの于城は、学校で問題を起こしてばかりの弟の尻拭いをさせられるが、自分の気まぐれが原因で起きた友人の自殺から立ち直れないでいる。息子夫婦に自分のアパートを引き渡さなければならない王爺さんは、ひょんなことから韋布の逃亡を助ける羽目になる (袋のうさぎ)[投票(1)]
下女(1960/韓国)★4 ハンサムな音楽教師は音楽部の女工たちの憧れの的。ひとりの女工がとうとう勇気を出してラブレターを渡す。しかし音楽教師は身持ちが固く、女工の告白にも全くなびかない。なにしろ彼は美しい妻と娘と息子に囲まれ、家も新築して、幸せの絶頂なのだ。ところが新しい家に移ってしばらく経ったある日、妻が過労で倒れてしまう。音楽教師は、これまで内職で家計を支えてきてくれた妻を労うために下女を雇うことにする。しかし、下女としてやってきた若い娘が、この幸せな家庭を破滅へと導くことになるのだった…。独自の作品世界を切り開き韓国映画史に名を残す「怪物」金綺泳監督の代表作。 (movableinferno)[投票(1)]
ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)★5 タランティーノ監督が過酷な黒人奴隷制を背景に描く西部劇。1858年、歯医者から賞金稼ぎに転じたシュルツクリストフ・ヴァルツは賞金首の顔を知るという黒人奴隷ジャンゴジェイミー・フォックスを買い取る。そしてその腕を見込んで相棒にし、換わりにジャンゴとは別々に売られた妻ヒルダケリー・ワシントンを探し自由にしてやることを約束する。やがて冬が終わり彼らは、南部で大農園を経営するカルビン・キャンディレオナルド・ディカプリオがヒルダを買ったことを調べあげ、カルビンに近づくために一計を案じる。しかしカルビンの奴隷頭スティーブンサミュエル・L・ジャクソンに不審をもたれるのであった…(165分) (シーチキン)[投票(1)]
ウッドストック(1970/米)★3 伝説のロック・コンサート、ウッドストック・フェスティヴァルの記録映画。 複数の撮影クルーが十数台の手持ち16mmカメラで撮影した映像を、マルチスクリーンを多用した作品に編集した。 フェスティヴァル25周年の1994年には、初公開時未収録だったジャニス・ジョプリンらの演奏を追加したディレクターズ・カットが発表された。 (ウォドレー=モーリス Ltd./WB □ 184分/228分) [more] ()[投票(1)]
インランド・エンパイア(2006/米=ポーランド=仏)★3 女優ニッキー(ローラ・ダーン)はスチュワート監督(ジェレミー・アイアンズ)の新作オーディションに受かり喜ぶが、いざ撮入すると、数々の変異が彼女を蝕み始め世界は牙をむく。映画のストーリーとシンクロしゆく彼女は共演者のバーク(ジャスティン・セロー)と不倫したりするが主人公と更に同化しポーランドでスーザンとして地獄巡りに陥っていく。一方、電話一本で繋がった舞台上ではウサギ人間が空疎な冷笑を撒き、ポーランドの一室ではロストガール(カロリーナ・グルシ)がブラウン管に涙を流す…。06年ベネチア映画祭栄誉金獅子賞、07年米批評家協会実験的作品賞受賞のリンチ長篇劇場映画第9作。 (けにろん)[投票(3)]
夏時間の大人たち(1997/日)★5 冒頭ナレーション「僕はCCガールズの右から2番目が好きだ。おっぱいが大きいから好きだ」すると妄想の中の青田典子が言う「逆上がりのできない人は嫌い」。 小学4年生のたかしは逆上がりができない。「逆上がりは人生の勉強だ」と教師に特訓させられる。だけど人生ってなに?母は毎日メロドラマばかり見ている。事故で首にギブスをはめたままの父(岸部一徳)は一日中窓の外を眺めてばかり。父や母はどんな子供だったの?ねえ、人生って何・・・?劇中メロドラマのこと→ [more] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
宇能鴻一郎の濡れて開く(1979/日)★2 夫(竹内のぶし)の会社が不況でヤバくなったので、あたし(八城夏子)は内助の功の見せ場と思って、高橋さんの奥さん(橘雪子)と誘い合ってコンドームの訪問販売員の仕事を始めたんだけど、卸元のモロモリ商事の高盛社長(高橋明)はズボンを降ろして、あたしに「口で被せろ」と言うの。やんなっちゃう。でも、頑張って近所の奥様を集めて実践教室。でも、持っていった特製張り型じゃダメって奥様方は言うの。で、丁度知り合った近藤さん(矢崎滋)にモデルになってもらったんだけど…。「宇能鴻一郎の」と冠されたロマンポルノシリーズ第9作。 (けにろん)[投票(1)]
眠狂四郎勝負(1964/日)★4 市川雷蔵永遠の当たり役「眠狂四郎シリーズ」の、事実上出発点となった第2作目。本篇あらすじは甘崎庵さんにお任せして、この作品の製作秘話はちょっと素敵な話なので解説で→ [more] (AONI)[投票(11)]