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[あらすじ] 人間の証明(1977/日)

「ヘイ!ジョニー!どこへ行くんだ?」「Kiss Me!」NYのハーレムに住む黒人青年ジョニー(ジョー・山中)が街を旅立った。しかし数日後、彼は東京のホテル・ニュー・オータニで殺された。最後に謎の言葉「ストウハ」と西条八十の詩集を残して・・捜査線上に見え隠れするデザイナー八杉恭子(岡田茉莉子)と息子(岩城滉一)。警視庁の棟居(松田優作)がNYへ派遣され、NY市警のシュフタン刑事(G・ケネディ)の協力を得て捜査を開始した。やがて暴かれていく事件の真相と棟居自身の過去。絡みあった過去はそれぞれの人間としての証明を求めているかのように・・・「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね
sawa:38

あらゆる点で当時の日本映画界の常識を覆した超話題作。『犬神家の一族』の大ヒットで自信をつけた角川映画が出版界を巻き込んだ絶妙な宣伝方式と大量のTVCMで、活字離れ・映画離れを食い止めるという離れ業を演じ、その後の角川黄金期を作り上げ、日本映画界でのプロデューサーの地位・役割を明示した。しかし、角川春樹氏がこの当時から大麻でラリっていたか否かは定かではない・・・

異例の脚本公募によって選ばれたのはベテラン監督の松山善三。主役の棟居役を熱望した高倉健角川社長が丁重なお断りを入れ、辞退してもらった上で、TVドラマ『太陽にほえろ!』のジーパン刑事で人気を得たが映画界では未知数の新人松田優作をこれまた大抜擢している。

その他の配役も当時の贅沢極まりない俳優陣で脇を固め、米TVシリーズ『コンバット』のヘンリー小隊長で人気を博したR・ジェイスンの出演も話題を呼んだほか、原作者の森村誠一も元ホテルマンの経歴を活かしフロント係。そして今野雄二深作欣治、さらに当然のように角川春樹氏もちゃっかり出演しているのも見所のひとつ。

またジョニー役のジョー・山中も公募で選ばれ、主題歌も自ら歌い、大ヒットとなった。「Mama,Do you remember? ・・・」ちなみに歌詞は西条八十の詩を角川春樹氏が英訳したもので、キャッチコピーの「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね?」とともに流行語になった。

(評価:★3)

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このあらすじを気に入った人達 (11 人)KEI りかちゅ 踏みはずし シーチキン イライザー7 Yasu ケンビックリ uyo ボイス母 tredair 青二才

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