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はしぼそがらすさんのあらすじ: 点数順

★5黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)ドナウ川のほとりに暮らす自称天才ギャンブラーのオヤジと純真でじいちゃん孝行なムスコを中心に、ギャング・マフィア・テキヤ・死人・アヒル・ブタ・ヤギ・切り株・ボットン式トイレたちが織りなす、愛とお金と犯罪と音楽と歌と踊り、そして笑いと勇気のぐるぐる絵巻。黒猫が画面を横切れば不吉のしるし、白猫が画面を横切れば幸せがやってくる。2匹揃えばナニが起こる!?・・・エミール・クストリッツァの引退宣言後第1作。主演数人を除き、出演者はほとんどが素人のロマ人(ジプシー)で、彼らは台詞を覚えられず、台本はあってないようなものだったという。とくに主役級のじじい二人は「台詞を覚えて、それを喋る」ことを理解しているかどうかも怪しく、絶対台詞を覚えない。キレた監督が「次に違うこと言ったら殺す!」と叫んだところ、じいさんたちは「わしも1カ月ぐらい前からそうして欲しいと思ってた」と返したとか。[投票(28)]
★5シャイニング(1980/英)小説家のジャック(ニコルソン)は、自らの癇癪癖とアル中が原因で教師の職を失い、コロラドの山岳地帯にある豪華ホテル「オーバールック」の管理人に採用される。この歴史あるホテルは冬期閉鎖されるため、住み込みの管理人が必要なのだ。かくしてジャックは妻(デュヴァル)と息子のダニー(ロイド)とともにホテルに移り住む。理想の環境を手に入れたと創作に打ち込むジャック。しかし、ダニーはホテルに何か忌まわしいものを感じていた。彼には人に見えないものを感じとる力「シャイニング」が備わっていたのだ。・・・そして、雪に閉ざされ、下界と隔絶された3人の周囲で「オーバールック」が徐々に目覚めつつあった・・・! [more][投票(12)]
★5ミザリー(1990/米)ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)はその名の通りの人気作家。彼の大河恋愛小説「ミザリー」シリーズは女性ファンの絶大な人気を誇っていたが、本人はその大衆迎合性にウンザリしていた。そんなある日、コロラドの山小屋で執筆を終え、車で下山しようとした彼は、吹雪に巻かれて崖からぶち落ちる。「ミザリー」最新作の原稿もろともに・・・。怪我で身動きの取れない彼を助け出したのは自称「アナタの一番のファン♪」アニー(キャシー・ベイツ)だった。元看護婦の彼女は、嬉々としてポールを自宅で看病する。娘のように純情に、母のように献身的に。しかし彼女はまだ知まだらなかった。彼女が愛してやまない「ミザリー」の最新作の結末を。そして彼も知らなかった。アニーの「アナタの一番のファンよ♪」のレベルを・・・! [more][投票(6)]
★5フード(1992/英=チェコスロバキア)今日はオイラ、レストランでランチさ。なんか気取ってるオッサンと相席になっちゃったけど、まあいいや。あっウエイターさーん!注文・・・あああ、また行っちゃったよ・・・腹減ったなあ。あ、イケね。花瓶を袖にひっかけちゃった。こうやって元通りにして・・・と。ん?向かいのオッサン、オイラの花瓶の直し方、気に入らなかったのかな?花を掴んで・・・掴んで・・・あーっ!ずるい!!そ、それならオイラだって!!・・・『フード』3部作より「昼食」をご紹介しました。「朝食」「夕食」もあわせて、残さずきれいに召し上がれ。[投票(4)]
★5部屋(1968/チェコスロバキア)今日は皆さまを「ヤン’sモデルルーム」にご案内いたしましょう。まずは恐れ入りますがご入室頂く前に二回ほど前転をお願いいたします・・・あっ奥さま!大丈夫ですか。申し遅れましたが、スカートのお客様はなにとぞ閉脚前転で・・・サテ、転がりましたら、表示に従ってお進み下さい。ええ、その矢印です。トイレがお済みでない方はいらっしゃいませんか?そうですか。それではいよいよこちらの扉から室内へお入りいただきます。・・・え?私?私はこちらまでのご案内となっておりますんで。いえいえ、それはお客さまが直接ご自分の目でお確かめ頂ければ。それでは、行ってらっしゃいませ。お気をつけて・・・[投票(3)]
★5ジャバウォッキー(1971/チェコスロバキア)さあ、ボクの部屋でボクだけの時間。おもちゃを全部引っ張り出して、イタズラ仲間の黒猫も檻から出して、思いっきり遊んじゃえ!パパからやっちゃいけないって言われていることも、触っちゃいけないっていわれてるものも、全部やっちゃえ、さわっちゃえ!だって今はボクの時間なんだもん。でも、もしもパパが帰ってきたら・・・おしりペンペンされちゃうかな? [more][投票(2)]
★5雨に唄えば(1952/米)映画のスタント屋から一挙にスターダムにのし上がった元ボードビリアンのドン(ジーン・ケリー)。銀幕の大スターとなった彼だが、稀代の悪声の持ち主で今やすっかりドンの恋人気取りの競演女優、リナが悩みの種だった。そんな折、初のトーキー映画『ジャズ・シンガー』が大ヒット。トーキーの絶大な人気に押され、ドンとリナの新作も急遽トーキーで撮りなおすことになるのだが…。名シーン「雨に唄えば」、劇中劇「ブロードウェイ・メロディー」など、懐かしの名曲がてんこもり。[投票]
★4エレヴェイテッド(1997/カナダ)高層ビルのエレベーター。一人のおばちゃんが乗り込んだ。後ろにゃ鼻息きついおっさん。ヤダわこのヒトなんなのさ。そんな不安はまだ序曲。途中の階で乗り込んだ、血まみれ男の主張する、世にも奇妙な警告に、おばちゃん背筋が凍りつく。『CUBE』を観たらソノ後に、ビデオのケツに入ってる、こいつを忘れずご覧あれ。[投票(5)]
★4バンド・ワゴン(1953/米)最近やや落ち目のベテラン芸人トニーアステア。友人の脚本家&音楽家のマートン夫妻の招きで、再び舞台で主役を張るチャンスを得るが、マートン夫妻は舞台を当てるために、新進気鋭のバレリーナチャリシーや芸術肌のシェイクスピア劇演出家をスタッフに引き込む。古き良き時代が忘れられないトニーは、どんどん突っ走っていく演出&振付に果たしてついて行くことができるのだろうか…。後にミュージカルアンソロジー映画のタイトルとなった名曲『ザッツ・エンターテイメント』は、ここがオリジナル。 [more][投票(2)]
★4闇・光・闇(1989/チェコスロバキア)始め、世界は混沌とした闇の中にあった。そこで神(シュヴァンクマイエル)は「光あれ」といわれた。すると光があった。翌日から数日分の御技はめんどうくさいので省いて、とりあえず神は土くれから自分に似せてアダムをつくることにした。この映画はその辺のドキュメントである。(アダムをアダムたらしめているモノの登場は圧巻)[投票(1)]
★4男のゲーム(1988/チェコスロバキア)サッカー、ソレは男のゲーム!熱狂するフーリガン、ひらめくペナント、鳴り響くホイッスル!そして男と男の肉弾戦のはじまりだ!!すべるように滑らかなドリブル、ディフェンスの動きが止まって見えるほどのパスさばき、そして膝のクッションを使った華麗なヘディング。兇器使用もアリだ!テレビの前のアナタもこの臨場感には思わず息を呑むはず。[投票]
★4掠奪された七人の花嫁(1954/米)アメリカ西部の小さな町。西部一帯は若い女性が少なく、嫁さんが払底していた。山奥の農場で暮らしているアダム(ハワード・キール)は、女手を求めて嫁さん捜しに町まで降りてくる。そこで気の強い娘ミリー(ジェーン・パウエル)と出会い、互いに一目ぼれ。ミリーは二つ返事で結婚を承知し、アダムとともに山に向かう。そこにマッチョで粗野な荒くれ者の弟達が6人も待ちうけているとも知らず…。[投票]
★4サラフィナ!(1992/英=米=仏=南アフリカ)アパルトヘイト政策下の南アフリカ。ソウェトの黒人居住区に住むサラフィナ(レレティ・クマロ)はスター志望の高校生。担任のマソムブカ先生(ウーピー・ゴールドバーグ)は学校でも数少ない、白人に屈せず「本当の」ことを教えてくれる先生だった。学園祭を間近に控えたサラフィナたちはマソムブカ先生の指導の下、出し物にネルソン・マンデラの黒人解放を謳う演説を取り上げようとするのだが…。学生によるアパルトヘイト抵抗運動「ソウェト蜂起」をテーマにした同名ブロードウェイミュージカルの映画化。[投票]
★4巴里のアメリカ人(1951/米)芸術家たちの憧れの街、巴里。ジェリー(ジーン・ケリー)も巴里に惹かれてアメリカからやってきた貧乏画家の一人だった。ひょんなことからお金持ちのマダム(ニナ・フォック)に目をかけられ、一流画家へのチャンスをつかむジェリーだったが、マダムにつれていかれた酒場で巴里っ娘リズ(レスリー・キャロン)に出会い、ドボンと恋に落ちてしまう…。作品賞をはじめアカデミー賞で8部門を受賞した、MGMミュージカルの集大成ともいうべき作品。[投票]
★3八つ墓村(1977/日)身寄りのない工員辰弥萩原健一は、ある日、自分が尋ね人の広告に載っているのを知って驚く。出向いた先では更なるサプライズが彼を待っていた。「貴方は実は、ある山奥の村の名家の血筋です。この度、後継ぎとして貴方を呼び戻すことが決まりました。そしてこちらが貴方のお祖父さまです」(しかも爺さんは会うなり血反吐を吐いて悶死)…過日親戚に当たる美貌の未亡人の案内で故郷を訪れる辰弥。そこで彼はこの村の隠された名を知らされる。その名は、「八つ墓村」。村に入ると、突然完全武装の婆さんが辰弥にがぶり寄る!「たたりじゃ!八つ墓村の、たたりじゃ!」辰弥ピンチ!しかし、それはこの血塗られた過去を持つ村の恐怖の序曲でしかなかった… [more][投票(6)]
★3石のゲーム(1965/オーストリア)チンカラカラリ、チンカラリ♪からくり時計が12時を指しました。可愛い石ころたちが皆さまにご挨拶します。チンカラカラリ、チンカラリ♪それでは皆さまごきげんよう、後片付けはよろしくね。[投票(4)]