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熱田海之さんのあらすじ: 点数順

★4黒い潮(1954/日)国鉄総裁秋山の礫死体が発見された。謎に包まれたこの事件の担当デスクに起用された毎朝新聞の速水は、客観的な事実のみを正確に報道するという立場を取ったため、毎朝の紙面はセンセーショナルに他殺説を取り上げた他紙と比べて地味でぱっとしない印象を与えた。速水の方針は社内からも非難されるが、このような速水の姿勢は過去の彼自身の苦い経験に基づくものであった…。昭和24年に実際に発生した下山事件に対する毎日新聞の記者達の動きを題材に、自身毎日の記者であった井上靖が著した原作の映画化。俳優山村聰の監督第2作。[投票(1)]
★4そよかぜ(1945/日)東北から母親と上京して来た少女みち(並木路子)はレビューの照明係として働きながら、歌手になるのを夢見て歌の練習を続けていた。同じ家に住む楽団員の舟田(上原謙)らはそんなみちの才能を見抜き、現在のスター引退後の新しい歌手として彼女を推薦するのだが…。 [more][投票]
★4男ありて(1955/日)島村達郎(志村喬)はプロ野球の弱小チーム・スパローズの監督。妻(夏川静江),娘(岡田茉莉子),息子(伊東隆)との4人暮らしだが、頭の中にあるのは野球のことばかり。家族のことは構おうとしない。島村は期待の新人投手・大西(藤木悠)を、家族に相談もせずに自分の家に下宿させる。チームは主将の矢野(三船敏郎)を中心に何とか戦ってはいるものの下位を低迷。そんなある日、判定を巡って島村は審判に暴行を加え、1ヶ月間の出場停止処分を受けてしまう・・・。 [投票]
★4女の勲章(1961/日)大阪・船場育ちの大庭式子(京マチ子)は甲子園に新しい洋裁学校を開いた。学校の経営を取り仕切るのは野心家の八代銀四郎(田宮二郎)。彼は式子を手始めに、三人の弟子達(若尾文子叶順子中村玉緒)と次々に関係を持ち、事業を拡張して行く。[投票]
★4ロマンス娘(1956/日)ルミ子(美空ひばり)・エリ子(江利チエミ)ミチル(雪村いづみ)の仲良し三人組は、夏休みに自転車旅行の費用を稼ぐためにテニスコーチの久保田(宝田明)の紹介で百貨店でアルバイトを始める。客に渡し損なった釣銭を三人が自宅まで届けたことに対する感謝の投書が新聞に載り、それが元で三人は久保田の伯父の会長(小川虎之助)の家に出入りするようになる。会長は家出して死んだ娘の遺児を賞金を出して探し求めていたが、ある日、森下という男(森繁久彌)がその子を見付けたと言って現れる。[投票]
★4馬(1941/日)仔馬の誕生から立派に成長して軍馬として売られて行くまでの、農家の娘いね(高峰秀子)とその家族の生活を、東北の美しい自然を背景に、ドキュメンタリー風に綴った作品。春夏秋冬の撮影をそれぞれ別のカメラマンが担当、現地ロケに1年を費やした。製作主任は山本嘉次郎監督の弟子、黒澤明[投票]
★4新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の斗争(1954/日)斑鳩隼人(楠本健二)と桔梗(田代百合子)をさらって行ったのは大江山に住む霧の小次郎(大友柳太朗)だった。彼は子供の頃別れた切りの妹胡蝶尼(高千穂ひづる)を捜し求めていた。小次郎は桔梗に命じて大江山にやって来た菊丸(中村錦之助)から笛を奪おうとするが、菊丸の笛の音に妖術を封じ込められ失敗する。一方、小次郎に捨てられた隼人は、黒髪山の妖術使い提婆(千石規子)の下に囚われていた…。 [more][投票]
★4億万長者(1954/日)日本の新名所其ノ壱;数寄屋橋:ぼろを着た娘(久我美子)が通行人に呼びかけている。「世界平和の為に原爆を作りましょう。」 其ノ弐;小菅刑務所:汚職で収監された大物政治家(伊藤雄之助)が心境を語っている。其ノ参;羽田空港:アルミ会社社長(多々良純)が洋行に当たって見送りの社員達に向かって演説をしている。其ノ四;赤坂料亭:姉貴分の芸者(山田五十鈴)が若い芸者達にアプレ芸者としての心得を説いている。そして我等が主人公の舘香六(木村功)は無口で小心者の税務署員であった…。[投票]
★4木と市長と文化会館 または七つの偶然(1992/仏)パリ郊外の田舎町の市長ジュリアン(パスカル・グレゴリー)は、大きな柳の老木のそびえる野原にプールや劇場等の施設を持つ文化会館を建設する計画を進めていた。しかし市民の賛同を得られておらず、小学校の教師マルク(ファブリス・ルキーニ)は反対の急先鋒。ジュリアンの恋人の作家ベレニス(アリエル・ドンバール)も計画には懐疑的。この問題に興味を持った雑誌記者のブランディーヌ(クレマンティーヌ・アムルー)は公平な立場から取材を開始するが…。[投票]
★4海峡(1982/日)国鉄の技師阿久津(高倉健)は津軽半島の竜飛に着任した。本州と北海道を結ぶ海底トンネルの地質調査のためである。その冬、阿久津は竜飛崎で自殺しようとした多恵という女(吉永小百合)を助ける。多恵はおれん(伊佐山ひろ子)の呑み屋で働くことになり、いつしか阿久津への恋心を抱くようになる。阿久津は明石海峡の調査のため一旦竜飛を離れ、故郷岡山の婚約者佳代子(大谷直子)と結婚するが、トンネルの着工に備え竜飛に戻って来る。人集めのため、トンネル工事のベテラン源助(森繁久彌)を口説くと共に、新規職員の採用を行った。その中には洞爺丸台風で両親を失った仙太(三浦友和)が含まれていた。[投票]
★4レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994/フィンランド)故郷のシベリアを出てから5年、メキシコでヒットチャートを賑わせた栄光も過去のものとなり、レニングラード・カウボーイズのメンバーはテキーラの魔手に侵され、一人、また一人と世を去っていった。そんな彼等の許にニューヨークから仕事の依頼が届く。ニューヨークにたどり着いた彼等の前に現れたのはかつて行方不明になったマネージャー、ウラジミールに生き写しのモーゼと名乗る男マッティ・ペロンパーであった…。『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』の続編。[投票]
★4黒田騒動(1956/日)江戸幕府が成って二十年、筑前藩主黒田長政(高堂国典)は藩の行く末を案じ、長男の忠之(片岡栄二郎)を廃嫡し、次男を世継に立てようとするが、筆頭家老栗山大膳(片岡千恵蔵)を始めとする家臣の忠誠と懇願に感じ思い止まる。長政没後藩主となった忠之は足軽出の倉橋十太夫(南原伸二)を重用、村娘のお秀(高千穂ひづる)を側室に迎え寵愛する。十太夫とお秀の言に乗せられ、ご法度に触れる軍船を建造するなど、国を危うくする忠之の行動を大膳は再三諌めるが、逆に腹を立てた忠之は大膳に切腹を申し渡す…。[投票]
★4第五福竜丸(1959/日)マグロ漁船第五福竜丸は、家族達に見送られいつものように焼津を出港した。船には無線長の久保山(宇野重吉)など、23人が乗り組んでいた。東のミッドウェイ海域で新漁場の開拓を試みるも果たせず、船は南方に回り操業を続けた。その帰路の1954年3月1日、第五福竜丸はビキニ環礁付近で米国の水爆実験に遭遇する。[投票]
★3女殺し屋 牝犬(1969/日)小料理店の主人・香代(江波杏子)は実は凄腕の女殺し屋だった。依頼を受け、金融王・石塚(石山健二郎)をホテルのプールで殺すことに首尾よく成功する。しかし何者かによって香代の車には細工がされており、制御を失った車は帰路崖から転落。危うく助かった香代は復讐の怒りに燃えるのだった…。[投票]
★3夕日と拳銃(1956/日)華族の名門伊達家の御曹司、麟之介(東千代之介)は、自由奔放な性格で、拳銃の名手だった。姉の結婚式当日に満州から帰国し、礼を失した振舞いで祖父母の怒りを買うが、そんな麟之介を理解しかばうのは学友で後見役の逸見六郎(宇佐美諄)と年若き未亡人のおば綾子(三條美紀)だった。ある日綾子と外出した麟之介は彼女に結婚を申し込むが、その直後チンピラに因縁をつけられ、相手の親分(花沢徳衛)を射殺してしまう。自首し収監された麟之介は無罪放免となったが、その足で親分の家を訪れ、妹のこう(浦里はるみ)に自分を射殺してくれと頼むのだった…。綾子の父(小沢栄)の計らいにより、麟之介は逸見と共に満州の張作霖の許に向かうことになる。 [more][投票]
★3警視庁物語 顔のない女(1959/日)ある土曜日の午後、荒川の岸に流れ着いた女の胴体が発見される。続いて両足が対岸から見付かった。解剖の結果、胴体と足は同一人のものと判明。警察は死体を包んでいた新聞紙,麻紐,足の爪のペディキュア,家出人・行方不明者のリスト等、多方面から捜査を進めると共に、残った頭と両腕の発見を急いだ。やがて、3日前の夜に男が上流の橋から川に物を投げ込み黒い車で走り去るのを見たとの、警邏中の警官の証言が得られる。 [more][投票]
★3ザ・タイガース 華やかなる招待(1968/日)地方の高校生五人組が、上京してバンドとして売り出すまでのすったもんだ。ザ・タイガースの主演第2作。[投票]
★3赤い鳥逃げた?(1973/日)宏(原田芳雄)は弟分の卓郎(大門正明)と組んで、不動産会社社長中根(穂積隆信)が妻(白川和子)の不貞の現場を押さえる手伝いをするが、中根が約束の金を支払わなかったことから半殺しの目に遭わせる。卓郎は石黒京子という金持ち令嬢の留守宅で友人のマコという女(桃井かおり)と同棲しており、宏もそこに転がり込む。中根をゆすりに行って逮捕された宏は、出任せに石黒(内田朝雄)の名を出し釈放されるが…。[投票]
★3百万弗を叩き出せ(1961/日)ボクシングのチャンピオンを夢見て、幼馴染の三井(和田浩治)と下山(野呂圭介)は故郷の八丈島を離れ、東京に出て来た。2人は伊庭興行のジムを訪ねるが、そこの雰囲気に嫌悪を感じた三井は下山を残して飛び出してしまった。行き場所のない三井の目に入ったのは「百万弗を叩き出せ」と書かれた原口ボクシングクラブのびらだった。探し当てたクラブは町外れのオンボロ建物だったが、三井は住み込みの練習生は取らないと言う原口夫妻(金子信雄 / 渡辺美佐子)に頼み込んで置いてもらうことになった。クラブの経営は苦しく、三井たちはびら張りのアルバイトをしながら練習を続けるのだった。[投票]
★3社長三代記(1958/日)福島電機工業は創立十周年を迎えた。アメリカに出張する二代目社長浅川(森繁久彌)の代理に、営業部長の大場(加東大介)が指名される…。東宝の『社長』シリーズ第5作。[投票]