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[あらすじ] マルサの女(1987/日)

女手一つで息子を育てる、ソバカスメガネの敏腕税務署員-板倉 亮子(宮本信子)。彼女は管轄内のラブホテルの動きに目を付けた。手広く事業を拡大していたオーナーの権藤英樹 (山崎努)は一筋縄ではいかない男で、巧妙な所得隠しをしていた。捜査は行き詰まる。そんな中、優秀な力量を買われた板倉は、国税局査察部-通称<マルサ>に引き上げられる。 多忙な捜査活動の中、権藤との第二ラウンドが始まった…。127分。
chilidog

税務署員という、納税者からはともすれば敵と見なされがちな人たちに焦点を当て、手に汗握る幾多の攻防戦を『お葬式』の伊丹十三が監督。細かい取材と巧妙な演出で活写。伊丹の妻であり主演の宮本は、このあと続く「〜の女」シリーズを含めた伊丹作品の看板をはり続けることとなる。なお、板倉のモデルとなった女性マルサは、その後、女性では三人目の税務署長となった(もちろん板倉の容姿は伊丹&宮本のオリジナル)。

(評価:★5)

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このあらすじを気に入った人達 (1 人)りかちゅ

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