元警官のベン（キーファ・サザーランド）は、ある事件を起こし、停職に。酒に溺れ、愛する妻や子供と別居中。社会復帰のために就いた仕事はある建物の夜警。そこは５年前に火災が発生し、多くの犠牲者を出し、廃墟のまま放置されたデパート。建物の中に入った彼は、荒れ果てた周りの中でホコリひとつ無く磨かれた巨大な「鏡」に目を留める。「鏡に近寄らない方がいい･･･」という同僚の忠告にもかかわらず、ベンは引き寄せられるように、鏡に触れてしまう。その途端、激痛と共に手のひらにけがを負ってしまう。その日から、彼とその家族の周りで、奇妙な現象が起こるようになるが、それは恐ろしい出来事の、ほんの入口でしかなかった･･･