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kazbyさんのあらすじ: 点数順

★5アパートメント・ゼロ(1988/英=アルゼンチン)舞台はブエノスアイレス。精神を病み入院中の母親を看病しながら、リバイバル館を経営する孤独な青年エイドリアン・リュダック。映画館の経営は振るわず、経済的理由から同居人を募集する。広告を見てやってきたジャック・コーニーを一目見て気に入ったエイドリアンは、同居を強く薦め、二人の生活が始まった。ジャックは、最初は、誰からも好かれる好青年に見えたが、ふとしたことで、エイドリアンは、ジャックには何か秘密があると感じ始め、当時ブエノスアイレスで、頻発していた連続殺人事件の犯人ではないかと疑うようになる。おりしも、ジャックが突然姿を消し、不審に思ったアパートの住人が、日頃から、ほとんど口も利かず、時々おかしな言動をするエイドリアンが、実は先の連続殺人事件の犯人であり、ジャックまで殺したのではないかと疑っていたところだった。そんなある日、ついにエイドリアンの目の前で、衝撃的な事件が起こる。[投票(1)]
★5教えられなかった戦争・沖縄編(1998/日)第二次大戦末期、日本軍の大飛行場があったため、激戦地となった伊江島は、沖縄本島の北西に位置する小さな島。終戦後10年。米軍演習場建設の目的で、土地調査にやってきた米軍は、それとは知らない島民に、「日当の受け取り」と偽って書類に捺印させ、農地を取り上げた。銃剣とブルドーザで、有無を言わさず、立ち退きを迫り、たちまち米軍演習場を建設する。以来、粘り強い抵抗運動を闘ってきた島民の姿を描く。これまでの闘いで、最初に米軍に接収された土地の58パーセントが返還された。伊江島における土地奪還運動を闘いぬき、真の平和を祈りながら、2002年3月、永眠した阿波根昌鴻さんのメッセージを力強く伝える。 [more][投票]
★5年下のひと(1999/仏)19世紀。フランスの文学界を焦がした、作家ジョルジュ・サンドと天才詩人アルフレッド・ド・ミュッセの恋。 ジョルジュ(ジュリエット・ビノシュ)は夫との別居を決意し、2人の子供を連れ、革命の熱気でむせかえるパリへ出てきた。進歩的な考え方に、多くの賞賛を得る。ときに批評家の攻撃対象となりながらも、作家として着実に成長していた。ミュッセ(ブノワ・マジメル)はそんなジョルジュに一目ぼれし、やがてふたりは激しい恋に落ちる。 恋人達はパリの喧騒を離れ、イタリアへ旅立つが、途上で体調を崩したジョルジュは目的地へ着くなり病気になってしまう。ミュッセは苛つき、ジョルジュを放置して遊びまわる。滞在費のため、病気の身で執筆を続けるジョルジュ。彼女を献身的に治療するイタリア人医師パジェロ(ステファノ・ディオニジ)の出現に嫉妬し、ますます苛つくミュッセ。二人の間の軋みが次第にに大きくなっていた。[投票]
★5アナザー・カントリー(1984/英)30年代イギリスの私立名門校。ガイ・ベネット(ルパート・エベレット)は、寮代表になることが、将来外交官としてデビューするための第一歩と考え、校内で権力を握る監督生たちと関係し、それを武器に着々と自分の立場を有利に導いていた。一方、熱烈なマルキストで、誰にも媚びることを嫌うトミー・ジャッド(コリン・ファース)。正反対ながらも、二人は妙なバランスでつりあう友達同士だった。そんな折、ガイはジェームズ・ハーコート(ケーリー・エルウェス)と熱烈な恋に落ち、初めて自分は本質的に同性愛者であることを認識するようになる。しかし、ある日彼が下級生に持たせたハーコート宛のメモが、監督生の一人で究極のファシスト、ファウラー(トリスタン・オリバー)の手に落ち、ガイ・ベネットはついに、監督生たちによる制裁の場へ引きずり出されるのだった。[投票]
★5ひと月の夏(1987/英)オックスゴッドビーという小さな村の教会に残る、500年前の壁画を復元するため、バーキン(コリン・ファース)という青年がやってくる。彼は、第一次世界大戦から生還したが、それ以来悪夢にうなされ、時折手が痙攣したり、話すときにどもるなど、つらい後遺症を引きずっていた。その村で、やはり帰還兵のムーン(ケネス・ブラナー)と出会い、彼も同じく500年前の墓を発掘調査しているのだと知る。美しい自然に包まれ、村人たちとのふれあいのなかで、壁画を覆っていた白い塗料が少しづつ消えていくように、バーキンは次第に、こわばった心がときほぐされていくのを感じるのだった。 [投票]
★4タップ・ドッグス(2000/米=豪)製鉄所に勤めるショーン(アダム・ガルシア)は、子供の頃から何気に習っていたタップダンスだけが、取り柄といえば取り柄。いつか、タップで身を立てたいとボンヤリ考えていたある日、シドニーで上演される新しいダンスショーのオーディションにたまたま合格。意気揚揚とシドニーに乗り込むが、演出家のアンソニー(デイン・ペリー)に嫌われ、あっけなくクビになってしまう。田舎へ帰り、再び製鉄所に復帰するものの、吹っ切れずに悶々とする日々...。しかしついに、”自分のチームでショーをやろう!”と決心し、仲間を集めて練習をはじめる。チームの名前は”Bootmen”。が、何か新鮮味に欠ける、何かが足らない...。 [more][投票(1)]
★4高慢と偏見(1995/英)19世紀のイギリス。裕福な結婚相手を見つけることが女性の生き残る道だった時代にありながら、ベネット家の次女エリザベス(ジェニファー・エイル)は、気の進まない結婚はしたくないと考える進歩的な女性だった。ある日二人の紳士、Mr.ビングリー(クリスピン・ボナム・カーター)と、おそろしく無愛想なMr.ダーシー(コリン・ファース)が街にやってくる。ビングリーは、ベネット家の長女ジェーン(スザンナ・ハーカー)に好意を寄せ、ジェーンもまた彼のことを好ましく思う。一方、ダーシーは、聡明で溌剌としたエリザベスに惹かれるのだった。ところが、突然ビングリーが、ジェーンを残してロンドンへ引っ越してしまい、それがダーシーの計らいであることを知ったエリザベスは...。[投票(1)]
★4キラーウルフ 白髪魔女伝(1993/香港)明朝末期、卓一航(チョウ:レスリー・チャン)は中原八大門という武術界の次期盟主といわれる使い手だったが、一門内部のゴタゴタや、争いに明け暮れる人生にはうんざりしていた。世はまさに戦乱状態で、一門を取り巻く状況は厳しく、しかも、かつて、追放した姫無雙の結成した魔教団に苦しめられていた。卓一航はその征伐隊の司令官に任命されるが最初からやる気がない。そんな折、魔教団の刺客「狼女」(ブリジット・リン)と出会う。卓一航は彼女に練虹裳(ナイサン)と名前をつけてやり、やがて愛し合う二人は、武術界から足を洗い、遠くへ行って、ただの男と女として暮らそうと約束する。 [more][投票]
★4バティニョールおじさん(2002/仏)1942年、ドイツ占領下のパリでは、市民まで動員する、ユダヤ人検挙が行われていた。貧しいながらも、かたぎに肉屋を営むエドモンド・バティニョールの家には、食えない劇作家のピエールが居候している。この男は、娘の婚約者でもあり、対独協力者である。ある朝、肉屋では、ハムが盗まれて大騒ぎになり、同じ時、隣に住むユダヤ人のバーンスタイン一家は、スイスへ亡命するためにあわただしく車に乗り込もうとしていた。ピエールは、そのどさくさを巧みに利用して、バーンスタイン一家の逃亡をSSに通報するのだった。そんなこととは知らず、ピエールにそそのかされ、ちょうど息子シモンのバイオリンをとりに家へ戻ったバーンスタイン医師をハムのことで無意味に問い詰め、引止め役をしてしまったのは、ほかならぬエドモンドだったのだ。こんな、後味の悪いある朝の出来事から物語りは始まる。[投票]
★4主婦マリーがしたこと(1988/仏)第二次大戦中、ドイツ占領下のフランス。夫を兵隊にとられ、マリー(イザベル・ユペール)は、ちいさな二人の子どもを抱えて、その日その日をやっとのことで暮らしていたが、もともと歌ったり踊ったりが好きで、パブへ出かけて友達と遊ぶなど、生活を楽しむことも忘れない人だった。ちょっとした偶然から、マリーは、堕胎を請負う仕事人となり、依頼者が続々と訪れるようになる。また、知り合った娼婦のリュシー(マリー・トランティニャン)に商売用に部屋を貸すなど小遣いを稼ぎ、暮し向きはよくなったが、復員してきた夫(フランソワ・クリューゼ)とは不和だった。一方で、リュシーの客でもあったリュシアン(ニルス・タベルニエ)とかねてから深い関係を続けていたマリーはある日、情事の後、リュシアンと眠っているところを夫に見られてしまった。(108分)[投票]
★4君を見つけた25時(1998/香港)広告業界でちょっとは知られたディレクターのワイ(トニー・レオン)。実は、手がけた商品といつも恋仲になっては捨てられ、私生活は結構情けない状態。会社では、不況のあおりを受けた大幅な人員削減と予算カットを、(レズと噂される)新任の上司・ビビアン(エイダ・チョイ)が強気で敢行。が、なぜかワイは、大きな仕事を任され、その現場で、スタッフが屋台で見つけてきた、アーユー(ビビアン・スー)と出会う。商品には手を出すまいと、ストイックにブレーキをかけるワイ。でも、今度ばかりはどうしたわけか、アーユーだけでなく、ビビアンからもなつかれて、両手に花状態に陥り、あああ、こんなの初めて。 [more][投票]
★4ボクらはいつも恋してる!・金枝玉葉2(1996/香港)前略。とにかく、サム(レスリー・チャン)と、ウィン(アニタ・ユン)の生活が始まった。ところが、初日から大変な騒ぎで、サムは生活のペースを崩し、作曲活動もままならない。サムのすすめで、しばらく休んでいた芸能活動を再開したウィンは、またまたCDが売れ売れで、早くも新人賞を獲得。その祝賀・仮葬パーティーで、サムはウィンと同じお面をかぶった女性と出会い、意気投合して...しまう。それは、旅行から帰ったばかりの幻のスター、フォン(アニタ・ムイ)だった。同じく芸能活動を再開したフォンと、人気者ウィンをフィーチャーした映画が企画され、二人は急接近。ウィンを男と思っているフォンは、彼に非常に好感を持っているのだが、ところが、ウィンにも異変が起こり始めたから、さあ大変!![投票]
★3リーベンクイズ 日本鬼子(2000/日)第一次大戦以降、民族資本が伸び始めていた中国では、それまで展開されていた日本の事業とことごとく対立するようになった。 ついに1931年関東軍(日本軍)は柳条湖事件をでっちあげ、中国と交戦状態に入る。日中15年戦争の始まりである。 この事件は世界中の非難を浴び、1933年日本は国際連盟を脱退する。 ほぼ時を同じくして、国内では、民間の右翼に後押しされた軍人達のクーデターが相次ぎ、軍部は次第に発言権を強めるに至り、日本は国際的に孤立する中、軍国主義への道を進んでいく。 [more][投票]
★3君さえいれば 金枝玉葉(1994/香港)人気絶頂のトップスター・ローズ(カリーナ・ラウ}は、今年も、歌手グランプリ(?)を獲得。受賞スピーチで感謝の言葉を捧げる相手は、恋人でもあり、プロデューサーで、作曲家のサム(レスリー・チャン)。二人は絵に描いたような派手なカップルだが、普通の女の子・ウィン(アニタ・ユン)の憧れの的だった。サムのプロデュースで、普通の男の子をスターにするプロジェクトが始まり、彼らに近づきたい一心で、男装してオーディションに挑戦したウィンが、まさかと思ったが受かってしまい、男性新人歌手として芸能界への一歩を踏み出すのだったが...。[投票]
★3ハネムーン・キラーズ(1969/米)マーサ(シャーリー・ストウラー)にはボーイフレンドもなく、看護婦長として病院づとめをする毎日。 友人の薦めで、文通クラブに入会した彼女に、レイモンド(トニー・ロー・ビアンコ)という男から、ラブレターが届く。 実は、レイは文通クラブを利用して女性をだます結婚詐欺師だった。 そうとは知らず、わくわくするマーサのところへ、ニューヨークからレイが訪ねてくる。 マーサは、彼に一目惚れしてしまい、ついに彼を追ってニューヨークへ...。 マーサとレイモンドは、40年代に実在したカップルである。モノクロ、約115分[投票]
★2インドシナ(1992/仏)30年代。民族解放闘争が激しさを増すベトナム。ゴム園を経営し、自動車事故で死んだ親友の子どもカミーユ(リン・ダン・ファン)をひきとって育てているエリアーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)。彼女は、フランスの海軍将校、ジャン・バチスト(バンサン・ペレーズ)と知り合い、恋に落ちるが、互いの立場の違いから双方傷つき、別れてしまう。ある日、警察に護送される途中脱走した活動家が、撃ち殺され、たまたまその場に居合わせたカミーユが巻き添えになってしまった。気を失った彼女を現場から助け出し、介抱してくれた青年に、カミーユは一目ぼれしてしまう。[投票]