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[あらすじ] 天安門(1995/米)

1989年5月16日ゴルバチョフ大統領が訪中。この歴史的な中ソ会談の報道でバーナード・ショーは「サミットの取材で革命に遭遇しました!」とコメントした。6月4日未明、「民主主義」「自由」を合い言葉に抗議運動に立ち上がった学生、労働者、人民を人民解放軍が虐殺するに至るいわゆる天安門事件(六四事件)である。中国で生まれ育ち、中国語をも母国語とするカーマ・ヒントン(と、その夫)が6年におよぶ調査と250時間を越す長さの資料映像を収集・分析して構成。事件の構造をそれ以前の歴史にまで遡って解明するとともに過去100年の中国人の生活を形成した政治的習慣・態度にも言及。運動の過程に見られた緊張関係、ユーモア、愚かさ、ヒロイズムや多くの悲劇を克明に記録したドキュメンタリー。当時、天安門広場総司令官だった紫玲(チャイ・リン)はこの映画のインタビューを拒否した。
(★5 Amandla!)

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このあらすじを気に入った人達 (2 人)町田 tredair

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