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水那岐さんのあらすじ: 更新順

★5ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方(2004/米=英)ピーター・セラーズ(ジェフリー・ラッシュ)はラジオの人気者であった。その生活には母ペグ(ミリアム・マーゴリーズ)の影響が色濃く、演技については満足することを知らず、その代わり実生活では奔放を極めていた。セラーズは念願の映画デビューを果たすとヒット作を連発するが、激しすぎる女性関係に妻アン(エミリー・ワトソン)は離婚を宣言、それもどこ吹く風と若き女優ブリット・エクランド(シャーリーズ・セロン)を早速後妻にむかえる始末であった。その間にも彼はB・エドワーズ(ジョン・リスゴー)、S・キューブリック (スタンリー・トゥッチ)らと仕事を共にし、各々に魅力と不快感とを抱かせるのだった。〔125分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★4いかレスラー(2004/日)レスラー・田口浩二(AKIRA)はIMGP公式戦タイトルマッチにおいて、得意の「拷問知恵の輪固め」で超日本プロレスの頂点に立った…筈だった。しかしその時奇怪な大いか(破李拳竜)が田口のチャンピオンベルトを奪い、強大なパワーと関節技の通用しないボディでノックアウトした。そのいかの正体は幻の名レスラー・岩田貫一(西村修)ではないかとマスコミが噂する中、恋人の美弥子(石田香奈)との結婚をひかえていた田口は、いかをマットに沈める日までそれを延期すると告げた。そしてパキスタンから来たといういかに、プロモーターの渡澤(ルー大柴)は八百長試合の話を持ちかけるが…。〔92分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★2キスとキズ(2004/日)泥酔し、よろよろと波止場をうろついていた香坂(高野八誠)は、チンピラにからまれている女・夏希(市川実和子)を救う。夏希は感謝しながらも、狭い町の中だからと居所も教えず去った。もともと何の目的もなく毎日を過ごしていた香坂を見かねて、叔父の泰三(寺島進)はバリアフリー・バーを紹介し、アルバイト仲間のロンファ(翁華栄)も危ない橋を渡りながら香坂を励ます。そんなある日、夏希が見知らぬ男とホテルに入ってゆくのを見、泣いていた香坂の肩に手をかけたのは、他ならぬ夏希だった。好きだと告白した彼女の意外な情夫の正体を知った香坂は、ロンファとともに向こう見ずな強盗に走り、夏希をも連れて逃亡する。〔東映/91分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3番場の忠太郎 瞼の母(1931/日)老女おむら(安川悦子)は娘のおぬい(春日寿々子)とともに、やくざに身を落とし行方知れずの息子・半次(浅香新八郎)のことを今日も案じていた。その半次がある日帰ってくる。喜んだのも束の間、半次の命を狙う二人組が襲ってきた。そこへ現われ、半次らの命を救ったのが兄弟分の忠太郎(片岡千恵蔵)であった。礼をしようとする一家を背に、忠太郎はまだ見ぬ母の面影を求め、彼女が待つという江戸へと向かう。江戸で夜鷹の婆さん(澤村春子)を助けた忠太郎は、彼女から料亭「水熊」の女将(常盤操子)が番場の宿で子供と生き別れたらしいと聞かされる。〔72分/サイレント/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★1ふしぎの海のナディア 劇場用オリジナル版(1991/日)第一次大戦前夜。世界では人間消失事件が噂になっていた。新聞社で見習い記者のナディア(鷹森淑乃)は、二年前のジャン(日高のり子)たちとの冒険を思い出しながら、平和なお茶くみ生活を続けていた。そこへある男から特ダネを売る電話が舞い込み、彼女は飛び出す。一方フランスで発明家を続けていたジャンは、海岸でファジィ(伊藤つかさ)という少女を助けるが、彼女はかつてのジャンの仲間・グランディス(滝沢久美子)らに狙われていた。だがグランディスには依頼者がいた。ロンドンで秘密を探っていたナディアを拉致し、今また秘密の一つであるファジィを取り戻させた謎の男、ギーガー(大塚周夫)である。〔東宝/85分/カラー/スタンダード〕[投票]
★2北の零年(2004/日)明治四年。四国・淡路に暮らす武家、稲田家の人々は政府から北海道・静内への移住とその地の開墾を命じられる。その第一次移民団の中に小笠原志乃(吉永小百合)はいた。すでに開墾に携っていた夫・英明(渡辺謙)は志乃や娘の多恵(大後寿々花、のち石原さとみ)と再会したが、間もなく訪れる廃藩置県のため髷を切った姿はゼロからの出発を物語った。そして北海道という異郷での農業技術を学ぶべく、英明は札幌に旅立ち消息を絶った。夫の無責任さを責められる志乃だったが、彼女の危機に決まって訪れるアイヌ装束の男アシリカ(豊川悦司)はつねに優しく彼女を見守るのだった。吉永小百合出演111本記念作品。〔東映/168分/カラー/ワイド〕[投票]
★3アニーよ銃をとれ(1950/米)アニー(ベティ・ハットン)は教養のない野生児だが、射撃の腕は無敵だった。バッファロー・ビル(ルイス・カルハーン)一座に自分を売り込み、銃の名人フランク・バトラー(ハワード・キール)との勝負に勝って一座に迎え入れられた彼女は、一方ではフランクの甘いマスクにゾッコンになってしまった。彼に気に入られるために風貌を都会的に磨き、字も読めるようになろうと特訓するアニー。だがめきめき銃の腕をも上達させる彼女に嫉妬したフランクは、一座から身を引いていく。ショックを受けたアニーを、一座のシッティング・ブル酋長(J・キャロル・ネイシュ)は力づける。そして一座はヨーロッパ興行に出発するのだった。〔107分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★3陽気な渡り鳥(1952/日)舞台好きで、子守り姿で芝居を見に行くみどり(美空ひばり)を、継母のおたか(望月優子)はきつく叱る。それを聞かされた保育園の先生(桂木洋子)はみどりが家を出ようとするのをたしなめたが、彼女は女優の晴江(淡島千景)の弟子になろうと楽屋に押しかけてゆく。晴江や役者の三平(堺駿二)らはみどりの芸の確かさを知り、一座に入れてやろうとするものの、座長(安部徹)は冷たくつっぱねる。そしてみどりは、座長が晴江ら自分になびかない役者たちを切り捨てて、新しい一座を作ろうとするのを知ってしまうのだった。〔松竹/83分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★2ドリフターズですよ! 冒険冒険また冒険(1968/日)田舎から東京に出てきたチョロ(加藤茶)はいきなり大学紛争に巻き込まれて仰天するが、生まれついての商才を発揮して学生に角材を売り始める。そして工事現場の荒井注高木ブーをも仲間に入れて学生に配る石つぶてを運び出すが、そこへ機動隊が現れて浪人生の仲本工事、そして止めに入った現場監督のアンテナ(いかりや長介)ともどもブタ箱行きに。何の因果か一緒になった5人はボディペインティング、アングラ演劇と現代の最先端を渡り歩く。そしてアンテナは、いっそ巨大風船でアメリカに行こうとぶち上げる。〔東宝/84分/カラー/シネスコ〕[投票]
★2SPACE ADVENTURE コブラ(1982/日)宇宙海賊コブラ(松崎しげる)が出会った美しき賞金稼ぎジェーン(中村晃子)は、人工天体ミロス星の三王女のひとりであった。ドミニク(風吹ジュン)、キャサリン(藤田淑子)、そしてジェーンの姉妹は、ミロス星に秘められた強大なエナジーの謎をその体に隠していたのだ。ジェーンの依頼でコブラは残るふたりを捜す。だが、ミロス星の秘密を狙う海賊ギルドが彼の前に立ちふさがった。彼らの猛攻をかわし、キャサリンの幽閉されたラホール刑務所に一路向かうコブラを、ギルドの幹部クリスタルボーイ(睦五郎)が待ち受けていた!〔東宝東和/99分/カラー/ワイド〕[投票]
★5深呼吸の必要(2004/日)沖縄の「きび刈り隊」は、収穫期恒例のアルバイトだ。二月下旬、寝食を共にする若者たちが、ひたすらきび刈りに全力を傾ける。今年のアルバイターは、事務の派遣社員香里奈、シラけた態度の大学生成宮寛貴、ブランド品で全身を固めた金子さやか、口をつぐんで素性を話さない長澤まさみ、一番の年長者谷原章介の五人である。彼らを平良家の人々が迎え、先輩の大森南朋は七万本の砂糖きびを三十五日で刈らねばならないと告げる。だが能率は一向に上がらず、平良家の隣人であった久遠さやかが加わるのだが、ここで致命的なアクシデントが起こってしまう。〔松竹/123分/カラー/シネスコ〕[投票(1)]
★1エデンの海(1976/日)海沿いの女子高に、新任教師南条(南條豊)が赴任してきた。だが問題クラスを受け持つことで、教師らに彼はさんざ脅かされる。特に反抗的でエキセントリックな女生徒・清水巴(山口百恵)について…。彼女の同性愛の噂についてそれとなく探りを入れた南条は「軽蔑する」とのセリフを叩きつけられる。だが、体育祭でクラス代表となった巴と南条は、アクシデントで巴が失禁してしまい、その替えの下着を南条が買いにゆくことで急速に親密になる。しかしその事件はすぐ明らかになり、巴は同級生たちから制裁を受け、南条もまた会議で吊るし上げられるのだった。〔東宝/85分/カラー/シネスコ〕 [more][投票]
★2でっかいでっかい野郎(1969/日)北九州・若松にやってきた南田松次郎(渥美清)はヒゲ面の風来坊だ。彼は三池の保護司から、ここ若松で保護司をやっている病院の院長(長門裕之)のもとへ紹介されて来たのだ。早速松は海のゴミ屋の職を得るが、海で捕まえたフグを仲間に振舞い、仲間ともども病院に運び込まれる破目に。事務室のトモちゃん(中川加奈)は松の操縦法を心得ていて、彼のむさ苦しいヒゲと長髪を綺麗にそり落としてしまったが、何とか松もこの街に馴染み始めていた。そしてひょんな事から犯罪者を取り押さえた彼は、院長の奥さん(岩下志麻)を人力車に乗せた「無法松」というふれこみで雑誌のグラビアを飾り、人気者になる。〔松竹大船/91分/カラー/ワイド〕[投票]
★4悪党(1965/日)南北朝の世。高師直(小沢栄太郎)は下衆な田舎侍であり、芸の嗜みにはうといが好色の心は人後に落ちなかった。そんな彼に、没落貴族の寡婦である侍従(乙羽信子)は塩治判官(木村功)の北の方である顔世(岸田今日子)なる美女の話をした。師直はその女に並々ならぬ執心を抱き、侍従に道ならぬ恋の橋渡しを願った。侍従が手を回した結果、顔世の裸身を見せて貰い、のぼせ上がった師直は吉田兼好(宇野重吉)に恋文の代筆を命じ、顔世に届けさせた。だが、その文は何故かそのまま返されてくるのだった。〔近代映画協会/119分/モノクロ/シネスコ〕[投票(1)]
★1喜劇 一発大必勝(1969/日)つるちゃん(倍賞千恵子)はバスの車掌である。焼き場行きのバスにテレビだと偽って、死んだウマさんの体をダンボールに入れて運んできた長屋の連中に、彼女はこれが隣人かと思うと失望に肩を落とすのであった。連中はカンオケ代で酒を呑んだのだ。彼女が数少ない長屋の良識派と認める左門(谷啓)もこれには言葉もなかった。そこへウマさんの友人だというボルネオ帰りの御大(ハナ肇)がやってきた。彼は長屋の連中をウマ殺しと呼ぶと、彼のお骨の入った酒を無理矢理呑ませた。その傍若無人な振舞いには、つるちゃんも左門も度肝を抜かれてしまった。そして一旦姿を消した御大は、町内会の旅行先に出現した…。〔松竹/92分/カラー/ワイド〕[投票]
★3こぼれる月(2002/日)強迫神経症の高(河本賢二)は手を洗い続ける。パニック障害の千鶴(岡元夕紀子)は自分を安心させようと「大丈夫」と自分に言い聞かせる。高は同じ病院で出会ったあかね(目黒真希)と愛を確かめ合う。千鶴は偶然外で出会った年下のゆたか(岡野幸裕)を誘い、自室で情事に耽る。高はあかねを抱くたびに眼前に浮かんでくる忌まわしいイメージを消すために、牛乳を限りなく飲み干し、また飲む。千鶴はゆたかをいきなり拒絶し、「出ていけ」と家から追い出す。愛するために、大事なものを守るために、生きるために…滑稽な遊戯と人からは見えようが、彼らは煩悶し、あがき続ける。〔118分/カラー/デジタルビデオ〕[投票]
★4ジャコ萬と鉄(1964/日)昭和21年・北海道。ニシンの漁期に出稼ぎ漁夫が集まってくる頃。九兵衛(山形勲)は稀に見る大博打のために漁夫を雇わせたが、その中に樺太帰りの男、ジャコ萬(丹波哲郎)がいたことに驚いた。彼は九兵衛に置いてきぼりにされ、死線を彷徨ったのだ。時を同じくして、死んだと思われていた九兵衛の息子、鉄(高倉健)も帰ってきた。酒宴でジャコ萬に喧嘩を売られ、その場は軽くいなした鉄であったが、己の保身に走り他を顧みない父のやり方に疑問を持つ。そして、漁夫たちのあいだに不信の念が広がってゆく…。1949年、谷口千吉作品のリメイク。〔東映/99分/モノクロ/シネスコ〕[投票]
★2超能力だよ 全員集合!!(1974/日)碇(いかりや長介)は売れない易者。彼のところへ青年(加藤茶)が、自分は一体誰なのか教えてもらいに来たことから物語は始まる。彼を儲け話の種と見込んだ碇は、その名を「シラナイ様」と名づけ、早速住家の焼き鳥屋の二階へ連れてくるのだった。その頃、秋田では地主の娘・志乃(長山藍子)が、家出した弟・ヒデオの行方を心配していた。彼女の父は怪しげな宗教に全てをゆだね、所有する山の権利を教祖・雲山(伴淳三郎)に奪われそうになっていたのだ。碇が「シラナイ様」のパフォーマンスで大金を手にしていた頃、志乃は秋田から上京し、偶然にも碇の馴染みのスナックに身を寄せ、弟を探していた。〔松竹大船/91分/カラー/ワイド〕[投票]
★2ULTRAMAN(2004/日)航空自衛隊のパイロット・真木(別所哲也)は、先天的な疾患を持つ息子・継夢(広田亮平)をかまってやれない事を悔やみ、空自から退官しようと考えていた。だが、そんな彼のラスト・フライトにおいてその乗機は謎の赤い飛行物体と衝突、墜落してしまった。奇跡的に生きていた真木は民間航空会社に勤めるようになるが、防衛庁の特務機関付化学担当官・水原(遠山景織子)によって身柄を拘束される。実は真木の前にも青い発光体に取り込まれた男・有働(大澄賢也)がおり、彼は怪物化して逃亡したというのだ。幽閉される真木。そして、彼を追うように怪物となった有働…コードネーム「ザ・ワン」が出現する。〔97分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3うしろの正面だあれ(1991/日)昭和15年、8つになった香葉子(三輪勝恵)は泣き虫な女の子である。おへちゃで器量の悪い彼女を祖母(沼波輝枝)は不憫に思い、三味線を仕込ませようとするがうまくいかない。そんな香葉子はいつも彼女をかばってくれる母(池田昌子)と、喧嘩して泣かされると必ず助けに駆けつけてくれる喜兄ちゃん(野沢雅子)に頼りがちになるのだった。大兄ちゃん(海老名泰孝)がチブスで母が病院に通い詰めなときも、彼女は心細さに涙ぐんでしまう。でも母が新しい弟を生んだことで、自分も少しは姉として立派になろうと努めるのだ。それをよそに日本は戦争一色に染められてゆく…。林家三平夫人、海老名香葉子の少女期を描く。〔90分/カラー/ワイド〕[投票]