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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★5間宮兄弟(2006/日)兄・間宮昭信(佐々木蔵之介)はビール会社の研究員。弟・間宮徹信(塚地武雅)は小学校の校務員。ふたりは気の合った兄弟であり、大人の淫靡な遊戯よりは子供じみたゲームやトリビアに没頭してしまう、オタクジェネレーションの仲間でもあった。しかし彼らとて生身の青年、素敵な恋人を作りたいという気持ちに変わりはなかった。ある日彼らは、小学校の教師・葛原先生(常盤貴子)、常連になっているレンタルビデオ店員の女の子・直美(沢尻エリカ)を招いて、自炊で鍛えた腕を活かしたカレーパーティを開く。結果、親密度を深めたふたりと兄弟であったが、友達以上に発展しないのが兄弟の歯がゆさでもあった。〔119分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3カクレンボ(2005/日)「夜、かくれんぼをすると鬼に連れてゆかれる」…特に、おトコヨさまのお遊戯にはキツネの面をかぶった子供たちが七人集まり、子供たちは次々に消えてゆくのだという。摩天楼の最下部の夜、ヒコラ(竹内順子)たちは妹を捜すために、他方ノシガ(内藤玲)たちは鬼の正体を見極めるためにこのゲームに加わった。そして、彼らの影を追うように都市の片隅から、次々と「鬼」が甦りはじめる…。〔24分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3びっくり五十三次(1954/日)東海道の旅がらす・お釈迦の金太郎(高田浩吉)は、雲助にからまれている女二人連れを助ける。だが、そのふたりはいわく付きのスリ婆あ・お百(飯田蝶子)と孫娘のちゃっかりお夏(美空ひばり)であり、駕籠屋は巾着切りの被害者だった。金太郎は仕方なく博打で大金を稼ぎ、駕籠屋に返してやるのだった。お夏の家は大井川沿いの旅篭であり、金太郎は雨に降られてそこに厄介になった。そこには先に博打で大負けした森の石松(三井弘次)がおり、金太郎と言い争いの末に友人となる。そして金太郎はお夏の姉・お万(勝浦千浪)と出会い、一目惚れするが顔には出さず、それでもお万に言い寄る軟弱男に啖呵を切って追い返すのだった。〔96分/モノクロ〕[投票]
★2鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951/日)幕末の京都。角兵衛獅子の杉作(美空ひばり)は今日も雑踏の中芸を披露していた。そこへ現われた新撰組は、彼らを見限った隊士・小河原(原健作)に斬りつけるが、謎の黒覆面の男に彼を攫われる。だが、小河原は男の腕の中でこときれた。それを見ていた小河原の情婦・お喜代(山田五十鈴)は、謎の男に復讐を誓う。一方、金をなくして親方(加藤嘉)のもとへ帰れない杉作を見た謎の男は、彼に金を恵んでやる。親方は杉作の持ち帰った金の高額さに泥棒でもしたかと怒るが、杉作の言う黒覆面の男の正体に気づきほくそ笑む。彼こそは倒幕の志士たちに通じ、新撰組が宿敵と付け狙う鞍馬天狗(嵐寛寿郎)だったからだ。〔91分/モノクロ〕[投票]
★3RENT レント(2005/米)1980年代、NY・イーストヴィレッジのおんぼろビル。ここには家賃(レント)も払えないが夢を抱いた若者たちがたむろしていた。音楽家ロジャー(パスカル)と彼に思いを寄せるダンサーのミミ(ドーソン)、ロジャーのルームメイトで映像作家のマーク(ラップ)、彼らの親友コリンズ(マーティン)とドラァグ・クィーンの恋人エンジェル(ヘレディア)、女性同士のカップル・ジョアンヌ(トムズ)とモーリーン(メンゼル)、そして大家のベニー(ディグス)。彼らの中にはエイズで余命いくばくもない者たちもいたが、その青春の輝きが燃え尽きるまでに懸命に夢を追う姿勢に変わりはなかった。〔135分/カラー/スコープサイズ〕 [more][投票]
★2鉄火場の風(1960/日)網走刑務所から、双葉組の元代貸・畑中(石原裕次郎)が出所してきた。かつての愛人・奈美(北原三枝)と再会した彼は、高木・呉羽組組長(芦田伸介)になびいた奈美を責める。そして先代からまんまと組長の地位を頂戴した高木をはじめ、彼の不在中に甘い汁を吸った連中を片っ端から罵倒した。高木は呉羽組組長の殺害の濡れ衣を畑中に着せ、さらに弱体化した双葉組をも吸収しようとしていたのだ。そんな畑中を付け狙う呉羽組の健(赤木圭一郎)の、組長の仇という誤解をはらそうとした畑中であったが、そうしている間にも暴力団理事会での彼の破門は決定していた。〔日活/89分/カラー/スコープ〕[投票]
★4花と喧嘩(1969/日)天保水滸伝』に名高い坂東太郎利根川。大学ボート部の春子(美空ひばり)と吾郎(橋幸夫)は人も羨むカップルだった。6年後、車のセールスマンになった吾郎の所へ、彼を飯岡助五郎親分の子孫と見込んだ稲妻の藤二(財津一郎)が迎えに来た。しかし吾郎は一介のサラリーマン。気は短いが腕がついていかない。そんな彼が帰途、春子に生き写しの娘を呼び止めるが、彼女は桃太郎(ひばり二役)というれっきとした芸者だった。だが吾郎を気に入った桃太郎は、リベート付きで高級車の買い手を捜してやると言う。吾郎は彼女に惹かれるが、藤二も、彼の父・喜助(榎本健一)もこの関係まかりならぬと止めるのだった。果たしてその理由は?〔94分/カラー/ワイド〕[投票]
★5小さき勇者たち 〜GAMERA〜(2006/日)かつてギャオスたちによって餌食とされかけたガメラは、最後の力を振り絞って自爆、彼らを葬り去った。孝介少年はその一部始終を見ていた…。そして数十年後。妻とともに食堂を切り盛りした孝介(津田寛治)は、一子・透(富岡涼)を小学生まで育て上げる。突然の母の事故死から立ち直った透は、港に程近い小島で赤く光る石の台座に置かれた卵を見つけた。思わず持ち上げた卵の中から、小さな亀がその姿を現わす。亀を「トト」と名づけ、秘密裏に飼い続けた透だったが、火を吐き空を飛ぶその姿はただの亀のものではなかった。それが人間の飼育できる大きさを超えたとき、呼び寄せられるように怪獣ジーダスが出現した。〔96分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3骨まで愛して(1966/日)横浜。青木組長(金子信雄)のもと闇の世界に生きる加納(渡哲也)は、ひそかにあや子(浅丘ルリ子)に香港に逃げようと誘われていた。彼らは幼い頃青木に拾われて成り上がり、逆らうことは許されないのだ。そんな加納に、ダイスの政(宍戸錠)なる男がサシの勝負を挑んでくる。そのゲームの終結を待たずに、敵の刺客に腕を撃ちぬかれた加納はあや子のもとに辿り着けず、当のあや子は加納が死んだと聞かされて傷心のまま海を渡った。一方、加納の傷を手当てした医者は彼を牧場に引き取らせ、牧場の娘・千代(松原智恵子)は加納の凍てついた心を優しく解き放ってやるのだった。だが、千代の兄はやくざに多大な借金を作っていた。〔91分/カラー/ワイド〕[投票]
★3悲しき小鳩(1952/日)農林技師をしているという父(徳大寺伸)の数ヶ月に一度の訪問を待ちわびるまり子(美空ひばり)は、ミッションスクールの女学生である。だが父が隠している本当の仕事は、サーカスの道化師だった。そんな父を尋ねて、サーカスをある日訪れた母(三宅邦子)は、まり子に逢わせてくれと彼に懇願するのだが、幼いまり子を置いてサーカスから逃げ出し、今は旅館の女将に落ち着いている母を、父は厳しくはねつけるのだった。一方まり子は、校則のアミをかいくぐって友人たちとサーカスに出かけ、立ち寄った楽屋で父の本当の姿を見てしまう。激しいショックを受ける彼女だったが、父親と一緒に暮らしたいまり子は、学校を抜け出してくるのだった。〔91分/モノクロ/ヴィスタ〕[投票]
★3二階の他人(1961/日)葉室(小坂一也)と明子(葵京子)の夫妻は、二階に下宿人を住まわせている。家賃を滞納する小泉(平尾昌章)夫妻に葉室はかけあったが、妻(関千恵子)はバー勤め、夫はリストラを受けて在宅の身の上である。同情して仕事を世話してやるが、いい加減な小泉は早々に辞めてゴロゴロしっぱなしだ。その調子で家賃を先延ばしにする小泉らに、葉室は兵糧攻めの手に出る。しかし反省するどころか開き直る彼らを、ついに実力行使で追い出すことに成功した。とはいうものの、安サラリーマンの彼らには下宿人を捜すより借金を返すあてはなく、自称評論家の来島(永井達郎)夫妻を迎えることとなる。だが、彼らには秘密があった。〔56分/モノクロ/スコープサイズ〕[投票]
★3紅の拳銃(1961/日)フリーの殺し屋をどうしても必要とする男(芦田伸介)がいた。彼は裏稼業に詳しい石岡(垂水悟郎)に殺し屋を捜させる。石岡の持論は、殺し屋とはどうしようもないろくでなしの男だという事。そう、中田(赤木圭一郎)のような極めつけのろくでなしだ。石岡のメフィストフェレスのような誘惑に乗った中田は、その直後謎めいた女・千加子(白木マリ)の命を救う。彼女は神戸のある組織のボスの愛人だった。だが、礼のように彼にまとわりつく千加子を中田は嫌い、石岡のもとで拳銃指南を受けるべく去る。石岡の妹、盲目の少女・菊代(笹森礼子)に心を奪われてゆく自分を感じながら…。〔87分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★5こんにちわ20才(1964/日)カナ子(吉永小百合)はもう20歳。3人の姉が結婚したとはいえ、下宿人の男とくっつくのは嫌だと独身主義を貫こうとしていた。彼女の親友の澄子(笹森礼子)にも、結婚話はひっきりなしに持ち込まれていた。そんな中、カナ子の家の2階に下宿する権利をめぐり、3人のそれぞれ頼りない男たちがジャンケンを繰り広げ、その結果医学部の川崎(高橋英樹)が勝利を得る。カナ子の母親や妹はお似合いと囃し立てるものの、カナ子は川崎に絶対恋愛禁止を宣言するのだった。一方、澄子の家にもボクシング青年橋本(和田浩治)が下宿してくるが、こちらは風邪の看病からその仲を急接近させてゆく。〔87分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★4悲しき瞳(1953/日)修学旅行をひかえつつ、貧乏ゆえに小さな悪事をしでかしてしまう金八少年(中村正紀)。田辺先生(日守新一)の娘である瞳(美空ひばり)は、そんな彼を励ます。一方、世話好きの田辺はかつての教え子・阿久津(三井弘次)のたっての頼みで6万円の金を用立ててやるのだが、それは修学旅行の資金からであった。田辺は同僚の若き教師・益本(川喜多雄二)にその秘密を話すのだが、不肖の教え子でも無視はできないと語り、辞表を出すことを約束する。しかしその翌日、益本は全ての罪をかぶり旅行ができない責任をとろうとする。そして生徒たちの抗議文が届けられるに及んで、田辺はついに真実を口にするのだった。〔95分/モノクロ/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3牛若丸(1952/日)戦乱の時代。源氏の子・牛若丸(美空ひばり)の命を救うために母・常盤御前(水戸光子)は平清盛(海江田譲二)にその身を預けた。牛若丸は鞍馬寺に預けられ、僧の一子として育てられるとともに、かつての源氏方の武将の娘・桔梗(美空ひばり・二役)と仲睦まじく遊ぶ日々を送っていたが、これも運命か、彼は次第に兵法の魅力に取り込まれてゆく。時を同じくして、かつての源氏四天王と呼ばれた強者たち、そして僧兵の堕落に愛想を尽かして山を降りた武蔵坊弁慶(水島道太郎)らが牛若丸を主君として平家に抵抗しようと集結する。しかし牛若丸は、生きて逢えるとは思わなかった母との再会を強く求めるのだった。〔116分/モノクロ/スタンダード〕[投票]
★4拳銃無頼帖 抜き射ちの竜(1960/日)竜二(赤木圭一郎)は「抜き射ちの竜」と異名をとり、拳銃を持った敵の利き腕を撃ち抜いて抵抗できなくする男として知られていた。だが、麻薬漬けにされた彼は目標も定まらず、コルトの銀(宍戸錠)という男に加勢されて宿敵を倒すに至った。借りのできた竜二は、銀のボスである楊(西村晃)のために働くことになる。だが、楊も汚い商売をする男だった。ボクシングの腕を磨きながら八百長試合を命じられて地に堕ちた弟分・圭吉(沢本忠雄)、そして麻薬捜査官の妹である無垢な娘・みどり(浅丘ルリ子)のために、竜二は楊の悪行の核心へと一歩一歩迫ってゆくのだった。「拳銃無頼帖」シリーズ第1作。〔86分/カラー/スコープ・サイズ〕[投票]
★4マザー・テレサ(2003/伊=英)マザー・テレサ(オリヴィア・ハッセー)は、イスラム教・ヒンドゥー教が衝突しあう独立前夜のインドにあって、傷ついたヒンドゥー教徒を助けたことで赴任地を変えられ、カルカッタの貧民街に戻ってくる。修道院の平穏な暮らしよりも病める貧者とともにあることを望む彼女は、托鉢で糧を得て食費すらも親のない子や、死にゆく異教徒たちのために献じることを日常としていたのだ。彼女の行動に否定的だったヴァチカンの監察官セラーノ神父(セバスティアーノ・ソマ)も同行することで考えを改め、協力を誓う。そして、マザーの望んだ「平和の村」と名づけられた救済の地が建設される。〔117分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3男の怒りをぶちまけろ(1960/日)ハイジャックした飛行機である男の持つカバンを奪った二人組は、飛行機を操縦不能にしてパラシュートで脱出した。そしてトラックを止め、ヒッチハイクで東京に向かうが、検問所付近で新聞記者・三沢(赤木圭一郎)をも同乗させることになった。彼らは三沢と運転手にみね打ちをくわせ、トラックごと東京湾に沈めると、ボスの所へカバンに隠し持った「ある物」を届けに向かう。だが、彼らとも交流のある「事件屋」村西(二谷英明)は、トラックから脱出し九死に一生を得た三沢を救ってやった。誰も信用しない体験談に業を煮やし、単身事件を追う三沢が出逢ったのは、死んだトラック運転手の妹・章子(浅丘ルリ子)だった。〔81分/カラー/スコープ〕[投票]
★3錆びた鎖(1960/日)英二(赤木圭一郎)は大学生活より海の仕事が好きな、根っからの海の男だ。その兄、健一(小高雄二)は学業に優れ、若くして父である長岡社長(小沢栄太郎)から重要な仕事を任されていた。ふたりの従妹である美枝(笹森礼子)は、健一の大人の風貌と英二の微笑ましいやんちゃさの間で、どちらにつくともなく妹気分を味わっていた。そんな平和な日々のなか、長岡は縄張りの拡張を目論む松井組の陰謀により、心臓麻痺に見せかけて殺された。そして健一が後継者の座につくが、彼をも陥れようと陰謀を巡らせるのが、松井組の走狗、水原専務(大坂志郎)であった。労務者たちからそれを聞きつけた英二の怒りは爆発する。〔95分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★2戦場よさらば(1932/米)第一次大戦当時。イタリア軍に志願したアメリカ人、フレデリック(ゲイリー・クーパー)は、戦友リナルディ大尉(アドルフ・マンジュー)に、イギリス軍救護隊にイカす看護婦がいるとつねづね囁かれていた。敵軍空襲のおりに暗闇で顔を合わせたその看護婦、キャサリン(ヘレン・ヘイズ)とフレデリックは忽ちのうちに恋におち、軽い女と思われたくないキャサリンも二度目の口づけの願いは受け入れた。だが、フレデリックらの部隊は激戦地ピアージュに移動することになる。空襲で銃弾を受け、戦闘不能になった親友を見たリナルディは、男の嫉妬を明らかにするのを望まず、フレデリックを恋人のいるミラノに送ってやるのだった。〔79分/モノクロ/スタンダード〕 [more][投票]