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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★4サロメ(2002/スペイン)新約聖書中の一挿話。父王ヘロデ(パコ・モラ)が幽閉した危険人物・洗礼者ヨハネ(ハビエル・トカ)に恋した王女サロメ(アイーダ・ゴメス)はヨハネに執拗に求愛するが、その思いが通じぬ腹立たしさと、なおもつのる愛情の果てに、父王にダンスを披露する褒美にヨハネの首を要求する…。作品は、ワイルドの戯曲で有名なこの物語をフラメンコ舞踏劇として仕上げ、それを演出する監督(ペレ・アルキリュエ)の眼から見せる二重構造となっている。〔86分/カラー〕[投票]
★2涙の季節(1969/日)テレビ報道員の影山(浜田光夫)は、安月給のため恋人のアナウンサー・冴子(和泉雅子)の愛に応えることができなかった。そんな彼が下宿先の伯母(浦辺粂子)から預かったテレビは、明日のニュースを伝える魔法のテレビだった!影山は仕事にギャンブルに情報を活かしまくり、思わぬ収入を得るのだが…〔84分・日活・カラー・ワイド〕[投票]
★2夕陽の丘(1964/日)獄中にある兄貴分の森川(中谷一郎)の情婦・聖子(浅丘ルリ子)と関係をもった健次(石原裕次郎)は、森川が出所してくるのを待たず逃げようと持ち掛ける。聖子は健次を函館から送り出し、自分は後から必ず追ってゆくと約束する。函館に着いた健次は、そこで聖子の妹・易子(浅丘ルリ子・二役)と出逢う。やくざを嫌いぬく彼女だったが、いつしか健次の虜となってゆく自分を感じるのだった。だが、聖子を信じて函館に居座りつづける健次を、易子はなじる。そして、ついに聖子は函館に現われた。〔日活/88分/カラー/ワイド〕[投票]
★1フランキー・ブーチャンの続・あゝ軍艦旗 女護ガ島奮戦記(1957/日)アメリカ艦隊を相手に奮戦していた軍艦「おけさ丸」だったが、魚雷によって大破し、門馬(フランキー堺)・間々田(市村俊幸)の両二等兵を残す艦首のみで太平洋を漂う破目になってしまった。航海中、愛機を撃ち落された米兵ジョー(岡田真澄)を捕虜に、と張り切る二人だったが、逆に縛られて食料を分けてもらうテイタラク。そして三人がたどり着いたのは女酋長(清川虹子)が治める未開の島であった。そこへジョーを撃墜した坂巻兵曹(小沢昭一)が合流する。〔日活/モノクロ/86分〕[投票]
★2素晴らしき遺産(1960/日)「商売に情けは無用」それが質屋主人、ガメツさでは人後に落ちない林田万次郎(益田喜頓)の口癖だった。彼は出来のいい長男(二谷英明)ばかりを溺愛し、道楽者の次男(沢本忠雄)・長女(堀恭子)・次女(沢村みつ子)を見限っていた。このままでは父の遺産は長男に独占されてしまう…そう思った次男たちは独自に金儲けをし、父にプレゼントなどして見込んでもらう作戦に出るのだった。その一方で父が妾に質流れ品を贈って気をひいているのも知らずに。〔90分・モノクロ・日活スコープ〕[投票]
★3しのび逢い(1954/仏=英)アンドレ・リポア(ジェラール・フィリップ)は情熱的だが移り気なプレイボーイ。妻のキャスリーン(バレリー・ホブソン)はそんな彼と別れようとしているが、アンドレの目標はすでに妻の友人パトリシア(ナターシャ・パリー)に移っていた。彼女を落とすために、「君だけには本当のことを言おう」と過去の女性遍歴を語るアンドレ。それは上司のアン、カタブツ女のノラ、娼婦マルセルとの愛の秘め事だった。〔99分/モノクロ〕[投票]
★4座頭市血笑旅(1964/日)座頭市(勝新太郎)の命を狙う五人の刺客は、市が子供連れの旅に難儀していたおとよ(川口のぶ)という女に譲った駕籠を誤って刺し、母の命を奪ってしまった。それを知った市は、赤ん坊を父親の宇之助(金子信雄)のもとに届けるべく子連れの旅を買って出た。その間にも襲い来る刺客に難渋した市は、ふとしたことから出逢った巾着切りのお香(高千穂ひづる)を雇い、子守り役をさせながらの道中を続けるのだった。シリーズ第8作。〔大映/87分/カラー/スコープ〕[投票]
★2美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人(1994/日)セーラームーン(三石琴乃)のパートナー、黒猫のルナ(潘恵子)が恋をした。相手は宇宙開発隊のメンバーで、彗星スノーカグヤを観測している青年・宇宙翔(菊池正美)。彼には姫子(林原めぐみ)という恋人がいたが、現実的な彼女とロマンチストの翔は衝突の連続…ルナはそんな彼を慰めてやりたかった。時を同じくして、彗星に乗って地球侵略のため現われたプリンセス・スノーカグヤ(増山江威子)を撃退すべく、セーラー戦士たちは立ち上がるのだった。〔東映/60分/カラー/ワイド〕[投票]
★5ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003/日)ゴジラ撃滅の命を受けて、特殊兵器「機龍」が右腕と「アブソリュート・ゼロ」砲を失いつつこれを退けた闘いより一年。整備士の中條義人(金子昇)、その叔父中條信一博士(小泉博)たちが滞在する別荘にインファント島の小美人(長澤まさみ大塚ちひろ)が現われ、機龍の廃棄を懇願する。博士は五十嵐総理(中尾彬)へ進言を試みるが、機龍に愛着をもつ義人の気持ちは複雑だった。折りしも海岸には巨大亀カメーバの死体が打ち上げられ、米海軍潜水艦が消息を絶つなど異変が相次ぐ。そしてかつての傷跡もあらわに日本上陸するゴジラ。機龍、そして小美人に導かれたモスラはいかに戦うか?〔東宝/91分/カラー/シネスコ〕[投票]
★2花咲く乙女たち(1965/日)昌次(山内賢)と弟分のサブ(堺正章)のチンピラ2人組は、親分に命じられスケコマシに織物の町・尾西に出かけた。ロープウェイで出会ったサツキ(西尾三枝子)らと、昌次は新しい勤め先の甘味屋で出くわす。サツキらは工場の女工なのだ。だが彼女らを引っ掛けようとした所に邪魔が入る。サツキの友人、給食センターの太一(舟木一夫)は彼らがヤクザだと知っていたのだ。サツキに振られた昌次は、太一と喧嘩ののち奇妙な友情を結ぶ。そして、ふたりはある賭けをすることになる…。〔日活/95分/カラー/ワイド〕[投票]
★4仲間たち(1964/日)川崎の工業地帯。トラック運転手の光弘(浜田光夫)は、バス車掌の節子(松原智恵子)とひょんなことから知り合い、恋におちる。そんな彼らを暖かく見つめる先輩たち、そして中華料理屋の和吉(舟木一夫)から励まされ、光弘は自分のトラックを持つ夢を抱き、激務に耐える。その光弘の姿に、節子は家の貧乏ゆえの借金を頼むことすら出来かねていた。一方、寝食も忘れてトラックを走らせる光弘は、思わぬ事故に見舞われる。[93分/日活/カラー/ワイド][投票]
★2妖精王(1988/日)病気療養のため、東京から北海道に立ち寄った少年・忍海爵(おしぬみ・じゃっく:三ツ矢雄二)は、そこが妖精の国ニンフィディアと繋がっていること、そして自分が妖精王の生まれ変わりであることを知る。第一の従者である騎士クーフーリン(富山敬)、そして未熟者ながら心強い仲間となる鹿の妖精プック(岡本麻弥)らと合流した爵は、ニンフィディアを我が手におさめようとするダークエルフの長、クイーンマブ(池田昌子)との闘いに勝利するために、彼女の仕掛けた様々な罠に立ち向かってゆくのだった。作画監督:野田卓雄。〔60分/カラー/ワイド〕[投票]
★2六神合体ゴッドマーズ(1982/日)1999年、地球は太陽系開発を終え、外宇宙へと進出しようとしていた。その先頭に立つ「クラッシャー隊」のメンバー明神タケル(水島裕)は、遠い宇宙からの呼び声を受け取り自分の正体を知る。彼はギシン星皇帝ズール(納谷悟朗)が地球に送り込んだ生きた起爆装置であり、地球の宇宙進出を阻む使命を与えられていたのだ。彼の意のままに動く「ガイヤー」ほか6体のロボットとともに…。だが地球人として育ったタケルは使命に敢えて抗うのだった。そんな彼の前に、双子の兄弟であるギシン星の戦士、マーグ(三ツ矢雄二)が立ちふさがる。作画監督:本橋秀之。〔97分/カラー/ワイド〕[投票]
★4東京ゴッドファーザーズ(2003/日)ホームレスの三人組、自称元競輪選手のギンちゃん(江守徹)、ドラッグ・クィーンのハナちゃん(梅垣義明)、家出少女のミユキ(岡本綾)は、クリスマスの夜捨てられた女の赤ん坊を拾う。いちどは三人で育てようと清子という名前までつけた皆だったが、やはり親元に自分たちの手で返してやろうと決意し、行動に出る。ヤクザ、外国人労働者、ホームレス狩りの悪童どもなど、さまざまな人間たちの間を潜り抜けながら、三人は清子の身につけていた写真を頼りに、真の親たちを探して東京じゅうを走り回るのだった。〔カラー/90分/ヴィスタ〕[投票]
★3さよなら夏のリセ(1983/仏)1953年、フランス・アンボワーズ。アンヌ(フィリッピーヌ・ルロワ・ボーリュー)は市長候補の娘で優等生の18歳。性に関心はあっても、心のどこかでそれを怖れている娘だった。大学入学試験も終わっての、仲間たちの集まりを離れて出逢った美少年の名はクリスチャン(クリスチャン・バディム)、ジャズ好きで戦争で父を失ったという陰のある少年だった。ふたりは互いに、不器用ながらパーティーの合間に愛を育みあう。だが、クリスチャンは誰にも口外できないある秘密を抱えていた…。〔100分/カラー〕[投票]
★1霧の子午線(1996/日)ちぎり絵作家の八重(吉永小百合)は、難病クローン病に冒され、幾度かの検査ののちに親友の新聞記者、希代子(岩下志麻)の住む函館に移住した。彼女らは安保闘争をともに戦った無二の同志だったのだ。だが、楚々としてどこか儚げな八重の魅力は、希代子の息子で母とうまく行っていない光夫(山本耕史)ばかりか、希代子の後輩記者で恋人でもあった耕介(玉置浩二)をも虜にしていた。そんな八重のことを友情ゆえに看過しようとする希代子だったが、八重が光夫に、希代子から口外を禁じられていた彼の父親の名を告げたと知ったとき、彼女は激昂するのだった。〔東映/106分/カラー/ワイド〕[投票]
★1アイ・シティ LOVE CITY(1986/日)オレはしがねぇ警官のライデン(野沢那智)。ある夜、ひょんな事から若造・ケイ(鈴置洋孝)と小娘・アイ(上田由紀)って二人連れを車に乗せてやったのが運のつきだ。突然ふたりを追って綺麗なねーちゃん(小山茉美)が空飛んでくるじゃねーか!おまけに美女のオデコに背番号みてーなデジタル数字が表示された瞬間、超能力攻撃ときたもんだ!だがそれだけじゃねえ、美女に対してケイが超能力を発揮したその時、街の夜景にヒビが入っちまった!こいつはSFか!?板橋しゅうほうのSF劇画のアニメ化作品。作画監督:井口忠一。〔86分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3美しき抵抗(1960/日)松並助教授(北沢彪)は学究一筋に生きる堅物の壮年学者であり、開業医となった同輩を軽蔑して金の亡者呼ばわりして憚らなかった。そのため妻ゆき子(高野由美)は家庭を支えるべくつねにミシンを離れず内職に励む。遊び盛りの三人の娘たち(香月美奈子沢阿由美吉永小百合)は父の保守性をうとましく思いつつも、それぞれに職を持ったり、職業訓練校に通ったりして家計の手助けに勤しんでいた。だが、娘たちの心の奥に澱んでいた怒りが、堰を切ったように溢れ出る日が来るのだった。〔モノクロ・日活スコープ・59分〕[投票]
★3悪魔の陽の下に(1987/仏)カンパーニュ地方の司祭ドニサン(ジェラール・ド・パルデュー)は信仰と懐疑の間で苦悩する日々をおくっていた。ある夜、彼は悪魔(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)の誘惑を受け、これを退けるものの、知らぬうちに彼より奇跡を行なう能力を授かっていた。そして、幼い身で侯爵(アラン・アルテュール)に抱かれながらもその態度の煮え切らなさに殺害し、医師(ヤン・デデ)とも関係を持つ少女、ムシェット(サンドリーヌ・ボネール)と対峙したとき、ドニサンは瞬時に彼女の罪を理解してしまうのだった。〔98分/カラー〕[投票]
★3大空に乾杯(1966/日)ちょっとそそっかしい新米スチュワーデスのゆり子(吉永小百合)は、初フライトの際に園芸大学の学生・北倉(浜田光夫)から、自ら育てたカーネーションを貰う。ぶっきらぼうながら、花に惜しみない情熱を傾ける北倉にゆり子は惹かれるが、財界の大物の息子・立花(平田大三郎)の求愛にもゆれる自分を感じるのだった。〔97分・日活・カラー・ワイド〕[投票]