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[あらすじ] みなさん、さようなら(2003/カナダ=仏)

ガチガチの社会主義者、かつ類を見ないスケベ親父の大学教授レミ(レミ・ジラール)が最期のときを迎えようとしている。父からは「資本主義の申し子」と呼ばれ、いさかいの絶えなかった証券マンの長男セバスチャン(ステファン・ルソー)だったが、その報せに病院に駆けつけた。享楽主義の父とはウマの合わない仕事人間の彼も、母(ドロテ・ベリマン)のたっての頼みで、父の死を陰気臭くない華やかなものにしようと奔走する。やがて世界各地に散っていた父の旧友や愛人たちが飛び切りの笑顔とともに駆けつけてくる。陽気な彼らの襲来(?)に、レミは思わず頬を緩めるのだった。〔99分/カラー/シネスコ〕
(★5 水那岐)

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