コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] ルック・オブ・サイレンス(2014/デンマーク=インドネシア=ノルウェー=フィンランド=英)

インドネシア。アディという眼鏡屋がいる。彼は高齢の両親と妻子を抱え、近所の高齢者に眼鏡を提供すべく出張検眼を行なっている。そして、政情不安期に兄を惨殺されている。ジョシュア・オッペンハイマーによって見せられたフィルムに写っていたのは、彼の兄の殺害を得々と語る近所の老爺だった。アディはオッペンハイマーに促され、兄を殺した男たちにおのれの罪を認めてもらう、という願いをもって家々をめぐる。やがて判ったのは、じつに善良で人懐こい男たちが罪悪感もなく虐殺に加わり、それを自慢すらしていることだ。「過去は過去だ。これを機会に我々も辛い過去を捨て、仲良くやっていこう」人々は異口同音にそう笑うのだ。『アクト・オブ・キリング』姉妹編。〔103分〕
(★4 水那岐)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。