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[あらすじ] 祈るひと(1959/日)

母・吉枝(月丘夢路)とともに暮らす暁子(芦川いづみ)のもとに、ある日縁談が持ち込まれた。蓮池(小高雄二)という相手の傲岸な男と行動を共にしながら、暁子は幸福になれない結婚に思いを馳せ、ためらい続けていた。理由はといえば、亡くなった国文学者の父・恭介(下元勉)の想い出にさかのぼる。暁子は彼に優しくされた記憶がごく僅かしかなく、つねに距離を置かれているような感覚を味わっていた。その理由は父の死に落涙することもなく、すぐに愛人の庫木(金子信雄)と大っぴらに交際を始めた母の冷たさにある、と暁子は信じていた。蓮池との待ち合わせをすっぽかし、暁子は戦時中疎開した漁村の旧友・喜代(高田敏江)を訪ねる。〔97分〕
(★4 水那岐)

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